| 主な支持政党はベラルーシ人民戦線とベラルーシ共産党(KPB)などである。 |
| 特に共産党とは「ソ連の復活」で一致し、レーニン像を保護するなど容共である。 |
| 大統領就任後、国旗もソ連時代のものに倣った国旗に変更し、前国旗を使用禁止にした。 |
| また、大統領就任直後、政府庁舎に掲げられていた旧国章を鎌とハンマーがあしらわれている白ロシア・ソビエト社会主義共和国の国章に付け替えた(現在はそれを一部修正した現行のベラルーシの国章が付けられている)。 |
| また、ロシア語を公用語であるベラルーシ語と同等とし、強いロシア語化政策およびベラルーシ語の迫害政策を敷いている(国営テレビ放送や、大統領就任式などの国家行事でもベラルーシ語ではなく、ロシア語が使われている)。 |
| このため、ベラルーシ語自体が絶滅の危機に瀕しているとされる。 |
| ロシア連邦との「連邦国家」の実現による両国の政治・経済・軍事などの各分野での両国の統合構想を強く推進し、1999年12月8日には、当時のボリス・エリツィン・ロシア連邦大統領との間でベラルーシ・ロシア連合国家創設条約に調印しているが、その後、彼に代わってロシア連邦大統領に就任したプーチンらが提唱するロシアによる事実上のベラルーシ併合発言に反発し、両国の統合構想は行き詰ったままである。 |
| 経済の市場化に逆行した政策をとったため、市場化と民主化の推進を主張する欧米諸国政府からは「ヨーロッパ最後の独裁者」と呼ばれ、時に強権的政治手法をとる政権運営は、諸外国やメディア等から批判の対象となることもある。 |
| 一方、経済面ではソ連崩壊後の経済危機を乗り切り、国内総生産の成長や工業生産の回復など一定の成果を収めており、ベラルーシの1人当たり国民所得は中所得国水準を維持しており、特に農村部に多くの支持者がいる。 |
| グルジア紛争でのロシアの旧ソ連諸国に対する軍事的な強硬姿勢や、ベラルーシのロシアへの併合への圧力をかけるための天然ガスの値上げなどの諸政策を受け、再度欧米への接近を図っているとも伝えられるが、欧米およびロシアと付かず離れずの関係を維持し、自らの権力を維持しようとしているという見方もある。 |
| そして、2008年9月の下院選に監視団を受け入れることで、これを機に西側との関係改善を図ろうとしたが、10月6日にプーチン首相がベラルーシを訪問。 |
| 連邦国家実現へ向けての政策を実行することを確認した。 |
| これは、ロシアに西側への接近を引き止められたといえる。 |
| しかしながら、同月EUが民主化の兆しと下院選を評価し、制裁が一部解除されることとなった。 |
| 制裁の解除により、2009年3月26日にはローマ法王ベネディクト16世との会談が実現した(ただし、ルカシェンコは無神論者であるhttp://www.russiatoday.com/Top_News/2009-04-27/What_has_Aleksandr_Lukashenko_told_Benedict_XVI.html)。 |
| 2009年に入ってベラルーシは西側への接近を強め(ルカシェンコ自身「我々は西側との関係を正常化する」と言明している)、ロシアとの関係が悪化している。 |
| ロシアから約束されていた5億ドルの支援が棚上げになったことに立腹し、「ロシアに泣きついて頭を下げることはない」と述べ、欧米への接近を図ったhttp://sankei.jp.msn.com/world/europe/090530/erp0905301051005-n1.htm。 |
| これに対し、ロシアは対抗措置としてベラルーシ産の乳製品を輸入禁止にした。 |
| 連合国家構想もこのような点や、またもはや双方共にやる気がないとの見方もあるhttp://www.svobodanews.ru/content/transcript/1741981.html。 |
| しかし、金銭面での支援を得るためにEUへ接近したものの独裁体制などを理由に支援を却下され、これにルカシェンコは立腹し、ロシア、EU双方を「わが国の主権を侵害している」と非難した。 |
| ベラルーシの国家財政の基盤だった他国からの援助が得られず、ルカシェンコは国際社会から孤立した。 |
| ロシアの財務相であるアレクセイ・クドリンはベラルーシが市場改革や財政面での見直しを行っていないため、近い将来ベラルーシは財政破綻するとの見方を示している。 |
| しかし、2009年11月にはロシアからの経済支援を引き出すため、アブハジアと南オセチアの独立を承認することを検討しているhttp://www.asahi.com/international/update/1122/TKY200911220188.html。 |
| このように、ルカシェンコはロシアとEUを天秤にかけ、双方から経済支援を引き出す外交を展開している。 |
| このような外交手腕には、専門家も舌を巻いている日本テレビ「緊急!ビートたけしの独裁国家で何が悪い!」2008年9月17日放送。 |
| 2010年6月にロシアの天然ガスをめぐる紛争が発生。 |
| 紛争自体は数日で解決を見たが、両国関係には大きな傷がついたと思われた。 |
| しかし、ルカシェンコはすぐにロシア・カザフスタン・ベラルーシの三カ国で発足する予定だった関税同盟に参加を表明。 |
| 関係修復を素早く行なった。 |