| ;田村勝弘(たむらかつひろ)。 |
| 『カバチタレ!』ではビルメンテナンス会社社員から大野事務所の補助者。 |
| 登場人物の中では珍しく、広島弁で話さない。 |
| モデルは田島事務所のT村氏『極悪がんぼ』11巻巻末による。 |
| 『カバチタレ!』では当初、ビルメンテナンス会社で働くごく普通の青年だったが、その後の解雇に絡んで大野と知り合い、大野事務所に入社した。 |
| 大野事務所では当初は経験不足で半人前扱いされていたが、徐々に経験を積み、有能な行政書士補助者となっていった。 |
| 行政書士試験に合格した後の『特上カバチ!!』では大野の好意により所内で開業した開業行政書士となる。 |
| 同時期に住吉が大野事務所に入社したが、スタンスの違いから対立することも多い。 |
| 行政書士としては未熟で、主任行政書士として初めてもった事案では大野には「補助者の受け売りを依頼者に薦めるつもりか」と叱責され、セクハラ事案で相手方の要求をほぼ丸呑みした際には「お前は法律屋失格だよ」「頼ってきた依頼者を相手方に差し出す法律屋になるとはの」とすら言われている。 |
| また、補助者時代と変わらず暴走することも多く、高校の同級生が営むペットショップの事案では同級生が自殺未遂を図ったことに責任を感じて計画倒産を企図し、行政書士会に懲戒請求を出されている。 |
| 法律家としてのスタンスは正義感や情を重視するスタンスで、『カバチタレ!』で重森、栄田の指導の下に動いていた時には、時折暴走と言われるような無茶な行動をとっていた。 |
| ;住吉美寿々(すみよしみすず)。 |
| 『特上カバチ!!』から登場した大野事務所の女性行政書士。 |
| 普段は広島弁を使わないが、故郷に住む友人や家族と話す時は広島弁となる。 |
| モデルは田島事務所のS吉氏。 |
| 東京の大学を卒業後、銀行員、司法書士補助者を経て行政書士事務所に勤務。 |
| 行政書士事務所を退職後、広島に帰郷した際に大野事務所と借金返済事案で争ったことがきっかけとなって入社した。 |
| 依頼者に感情移入することなくビジネスとして捉えつつ、依頼者の依頼が全てというスタンスを貫く。 |
| ビジネスライクに接する為、時として見せる冷徹な面に田村が反発して対立することも多い。 |
| ;大野勇(おおのいさむ)。 |
| 大野事務所の所長であり、トラックドライバーからのしあがってきた苦労人である。 |
| 田村や住吉、金田は「大野先生」と呼ぶが、栄田や重森からは「ダイ」或いは「大センセ」と、検備沢からは「イサムちゃん」と呼ばれている。 |
| 普段は常に飄々としているが、いざ事件に臨むと強いカリスマ性のもと、駆け引きと法理論を駆使する事務所の責任者である。 |
| ただし、書面作成や提出といった作業は普段している描写がなく、金田の独立直後で田村も金田の手伝いに行っていた時にやっていた程度である。 |
| この時も栄田や重森より作業効率が悪く、栄田には事務所の経営者であるにもかかわらず「真っ先にリストラすべき」と言われている。 |
| 所員には厳しく接することも多く、『カバチタレ!』では栄田や重森が大野の怒りを買うことを恐れて競売妨害まがいのことをするシーンも描かれている。 |
| また、『特上カバチ!!』では特に田村に厳しく、住吉と対決した貸付金の事案では安易に栄田を頼ろうとした田村に「補助者の受け売りを依頼者に薦めるつもりか」と叱責し、またセクハラの事案では相手方の要求をほぼ丸呑みしたことについて「お前は法律屋失格だよ」「頼ってきた依頼者を相手方に差し出す法律屋になるとはの」と激怒している。 |
| ;重森寛治(しげもりかんじ)。 |
| 一貫して大野事務所の補助者で、事務所では一番の古株。 |
| 通称は「重さん」だが、田村や住吉、金田からは「重森さん」と呼ばれることも多い。 |
| 大野とは20年来の付き合いであり、補助者であるにも関わらず有資格者(田村、金田、住吉)を差し置いて事務所の管理を任されるなど大野の信頼も厚い女房役である。 |
| 法律家としてのスタンスは、正しいことが現実と違った時には、不本意ながらも現実に合わせることも考えるべきというスタンスである。 |
| ;栄田千春(さかえだちはる)。 |
| 一貫して大野事務所の補助者であり、『カバチタレ!』では大野事務所に入社して間もない田村を指導していた。 |
| 『カバチタレ!』では田村がまだ行政書士補助者として駆け出しだったこともあり、教育係として2人で同じ事案を扱うことも多かった。 |
| 『特上カバチ!!』になってからは行政書士になった田村と、同じく行政書士で田村とは大幅にスタンスの違う住吉の対比で描かれることが多くなり、相対的に栄田が描かれる機会が減っている。 |
| 度々遅刻寸前で駆け込んでくる場面が描かれるなど大雑把なキャラクターではあるが、田村の良き先輩であり、田村が暴走した際には上司の重森と板ばさみになりながらも田村をかばうシーンも多い。 |
| 法律家としてのスタンスは田村に似ており、情を重視する人情派である。 |
| また、過去の経験から小規模な店舗などの経営者、貧しい家庭などに対しては思い入れが強く、離婚事案を手がけた際に、栄田自身が暴走して退職を覚悟して有印私文書偽造をやろうとしたこともある。 |
| ;金田銀四郎(かねだぎんしろう)。 |
| 『カバチタレ!』では当初は大野事務所の補助者、途中から独立してもみじ行政書士事務所の所長となる。 |
| 『特上カバチ!!』では引き続きもみじ行政書士事務所所長を務めている。 |
| 通称は「金ちゃん」だが、実際に呼んでいるのは栄田だけである。 |
| 田村と同じく広島弁を使わず、標準語を使っている。 |
| 行政書士と社会保険労務士の有資格者であるが、当初は行政書士会、社会保険労務士会に登録していない。 |
| 事務所に入ったのは栄田より早く、重森に次ぐ古参であるが、田村に条文暗記の重要性を語った際には重森に「学生の勉強」「本の知識がすんなり通るほど現実は甘くない」と一蹴され、補助者時代は現実と理想のバランスという点で重森と対立することも多かった。 |
| 『カバチタレ!』の終盤で大野の師匠に当たる坂本行政書士の後継者含みでもみじ行政書士事務所を預かることになり、そのまま所長に就任した。 |
| 『特上カバチ!!』でももみじ行政書士事務所所長として登場し、ときおり田村がもみじ行政書士事務所を手伝いに行くなど、大野事務所とは良好な関係を築いている。 |
| 法律家としては、法令の厳格な適用を目指しており、不正や脱法行為、法律違反には非常に厳しいスタンスをとっている。 |
| 田村が暴走した際には助けたり、相談に乗ることもある反面、田村が仕事上の大きなミスをやった際には激怒するなど、やや短気な面もある。 |
| また、もみじ行政書士事務所所長となった直後、経営を重視する余り、形式的に仕事をこなそうとして、田村と激しく対立した。 |
| ;検備沢太郎(けびさわたろう)。 |
| 大野の旧友の弁護士。 |
| 行政書士の業務範囲外の問題が起きた際に協力を依頼する弁護士である。 |
| 当初は重森、栄田は苦手意識を持っている描写がなされていた。 |