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プロフィール
- グリーンマックスとは
- 概要
- 沿革
- 製品
- 板キット製品群
- 塗装済みキット
- 塗装済み完成品
- 金属キット
- 動力ユニット
- GM鉄道カラー
- HOスケールバス
- 印刷物
- グリーンマックス・ザ・ストア
- 店舗
- クロスポイント
- 須津谷急行電鉄
概要
| グリーンマックスは東京都板橋区大山において鈴木雅夫により開店した模型小売店の「ホビーショップ・マックス」を前身とする。 |
| 古くは「マックス」と呼称されていたが、近年は「ジーエム」、「グリマ」などと呼称されることが多い。 |
| 1970年代後半以降、「創る楽しみいっぱい!」をキャッチフレーズに、射出成型によるプラスチック製の鉄道車両や建築物のキット(プラモデル)を主体として展開していたが、近年は塗装済み完成品や塗装済みキットが主体となっている。 |
| かつては直営の小売店とフランチャイズ店を数店舗展開していたが、2000年代以降に直営小売店は閉鎖し、フランチャイズ店を含め販売店としてジーエムストアを設立し、その傘下で「グリーンマックス・ザ・ストアー」を展開している。 |
| また、グリーンマックス・ザ・ストアーのオリジナル製品として「クロスポイント」ブランドが存在するが、これは主にグリーンマックスの製造である。 |
沿革
| 1972年、東京都板橋区大山において、鈴木雅夫の親族が経営していた洋品店「スズヤ」の裏手に模型小売店として「ホビーショップ・マックス」が開店した。 |
| 鈴木雅夫はかねてより鉄道模型雑誌で自作のレイアウト「須津谷急行電鉄」を発表するなど、鉄道模型とのかかわりが深かった。 |
| 1974年より自社製品としてNゲージ鉄道模型の射出成型によるプラスチック製ストラクチャー(建築物)キットを発売。 |
| 続いて国鉄の客車キットを発売した。 |
| その頃店名を「グリーンマックス」と改名した。 |
| グリーンマックス初期の自社カタログには前述の須津谷急行電鉄のNゲージレイアウトが掲載されていたことがあった。 |
| 1978年、「スカイウェーブ」のブランドでフレッチャー級駆逐艦を皮切りに1/700スケールの艦船・航空機のプラモデルに参入した。 |
| 後に、鉄道模型部門の業績が一時的に悪化したのを契機に事業の整理を図り、スカイウェーブシリーズの販売権を経営者同士が縁戚関係である神奈川の模型店「ホビーショップ・ピットロード」に譲渡した。 |
| 1990年代中盤以降は無塗装板キットの新製品開発が停滞し、代わりに塗装済み板キットや塗装済み完成品、一体成型車体の塗装済みキット製品の展開が開始された。 |
| ただし塗装済み完成品は1970年代にも発売されていたことがあった。 |
製品
| 1974年頃からNゲージ用ストラクチャーや他社製Nゲージ・16番ゲージ車両向けのサードパーティー製品(クーラーなど)を展開していた。 |
| 1975年より自社製品としてNゲージ鉄道車両の展開を開始した。 |
| 同社のプラスチックキット製品は「板キット」と呼ばれるプラモデル状のものや、車体を一体成型として塗装や印刷を済ませた「塗装済みキット」など多岐にわたる。 |
| 初期の板キット製品では、床下機器を一体成型の亜鉛合金製として錘を兼ねさせ、中央の錘部分に穴の開いたプラスチック製床板にネジ止めする構造を採っていたが、1980年代前半頃から錘と床板の構成を変更し、プラスチック製床板の下部にプラスチック製の床下機器を接着し、棒状錘を床板上部に固定する仕様とした(一部例外あり)。 |
| また、未塗装板キットシリーズはトータルキットなど一部を除き車体のみのキットであり、台車・パンタグラフ・動力ユニットは別売となっている。 |
| そのため、購入者はキットに指定された別売部品を別途購入する必要がある。 |
| パンタグラフは当初はネジ止め仕様であったが、後にスナップフィット仕様に変更となっている。 |
| 台車はスナップフィット仕様が多いが、かつてのハイカスタム製品ではネジ止めのものも存在した。 |
| 初期のパッケージには小林信夫によるイラストが使用されていた。 |
| また小林は同社カタログ上で鉄道模型以外の分野のプラモデル製品(1/144スケールの航空機や1/200スケールの船舶、ノンスケールの駄菓子屋流通キットなど)をNゲージに流用すること等を薦めており、同時期に発売された同社製ストラクチャーの漁船には、他社製品の近似スケールの大型漁船を改造するためのデカールも付属している。 |
板キット製品群
| 大手・中小私鉄の中型車を中心に、前面パーツ・クーラーなどの付属選択パーツを豊富に加え、これを駆使して改造すると豊富なバリエーションに発展させて楽しむことができる板キット製品群。 |
| 通常、板キット製品は台車や動力ユニットなどが別売であるが、それらを含むキットが存在し「トータルキット」または「バリエーションキット」と呼称される。 |
| かつての板キット製品は従来1-2両のブリスターパッケージであったが、これを4両程度のセットとして紙箱パッケージとした車両キット製品群。 |
| 阪急と京成のキットでは、「ハイカスタム仕様」と称してエンドウ製の集電機能を付加させることが可能な形態の床板・台車を流用した製品も展開した。 |
| 後にハイカスタム仕様は中止し集電機能の付加が出来ない仕様に変更された。 |
| 同社のストラクチャーキットは都心と郊外を結ぶ私鉄沿線をイメージした製品が多い。 |
| また、港湾設備や漁船、木造校舎の学校などのストラクチャーも存在する。 |
| あるテーマに基づいて数種類のストラクチャーをセットにした「エコノミーアソート」シリーズもある。 |
| 1980年代後半以降、完成品メーカーによってストラクチャー製品が展開されていたが、同社では車両の板キット製品が主流なこともあり長らくストラクチャーキットの新製品を発売していなかった。 |
| 2000年代に入ると完成品メーカーによる完成品ストラクチャー製品が拡大してきたこともあり、同社では新たにビルディングやマンションなどが手軽に作れ、オプションパーツの組み合わせで増築や大型化できる塗装済みキットを製品化している。 |
| これらのストラクチャーキットは鉄道模型以外の模型の分野でジオラマ製作などにも使用されている。 |
| また、ビルディングや工場などの製品は一部の車両キットとともに欧米にも輸出され、1/160スケールや1/148スケール、1/144スケールのジオラマ・レイアウト上にて使用されているものも存在する。 |
塗装済みキット
| 従来から販売されている板キット製品は未塗装で、購入者が自ら塗装する必要があったが、塗装済みキット製品では、一部のパーツを除き車体が塗装された状態で販売されている。 |
| 当初は上記の無塗装板キット(カスタムキット、エコノミーキット)を板状のまま塗装・印刷し、パッケージされていたが、後に車体が一体成型で塗装済みとなり、組み立てに接着剤が不要な製品も登場した。 |
| その後は別売の自社製ライトユニットやトミーテック製室内灯の組み込みが可能になっているキット製品も登場した。 |
| 塗装済みキット製品は大手私鉄の通勤型車両が中心で、これらのシリーズでは従来の無塗装板キット製品では別売とされている台車・パンタグラフ・動力ユニットがセットに含まれているものも存在する。 |
塗装済み完成品
| 2000年代以降、完成品メーカーと同様の塗装済み完成品を発売するようになった。 |
| 主に大手私鉄の比較的新しい世代の車両が中心で、近鉄22000系や名鉄2000系・2200系などの特急車両から、阪神9300系、東武30000系などの通勤車両、またJRの地方向け車両(キハ54や119系、キハ200など)なども発売している。 |
| 発売時期により企画や設計の都合上か、鉄道会社や車種が偏る現象も起こっている。 |
| 既存の完成品メーカーでは製品化されにくい私鉄やJRの地方向け車両が主体となっているため、販売数量が見込めないために少数生産とならざるを得ず、他社製品と比較して高価格帯の設定となる傾向がある。 |
| 同じ車種で塗装済み一体成型キットと塗装済み完成品が同時に製品化発表される例(西武2000系初期型など)もある。 |
| 初期の完成品は他社製品と比較し、ライトや室内灯類の組み込みが考慮されないものもあったが、しだいに他社製室内灯を組み込む仕様とされたり、一部製品では自社製ライト点灯ユニットのオプションも用意されるなど、仕様の向上が見られる。 |
| しかし床下機器はコストダウンのため共通部品を使用しており実車に忠実でないものが多い。 |
| 1970年代後半から1980年代にかけて、一体成型車体による国鉄電車の塗装済完成品が数車種販売されていたことがあった。 |
| これらの完成品は絶版であり、2000年代以降の完成品との関わりはない。 |
金属キット
| グリーンマックス大阪あべの店のオリジナル企画製品として、真鍮製の車体キットが販売されていた。 |
| グリーンマックス・ザ・ストア大阪日本橋店となった後もクロスポイントのブランドで金属キットが発売された。 |
| また少数ながら組立・塗装済みの完成品も販売された。 |
動力ユニット
| グリーンマックスの自社車両製品は客車キットから始まっており、当初は電車のように個別に動力が必要となる車両は製品化されていなかったため動力ユニットも製造されていなかった。 |
| 自社製品として電車の展開が開始されると、自社開発による動力ユニットも製品化されたが、数年で中止となり、しなのマイクロ製やエンドウ製の動力ユニットを使用するよう、キットの説明にも記載されるようになった。 |
| 後にエンドウ製の動力ユニットを改良して自社製品としたものが登場した。 |
| 小型車両専用の動力ユニットは自社製品の製造が続いたが、一部の小型車両のバリエーションキットにおいては、トミー製の動力ユニットが含まれた製品も存在する。 |
| エンドウ製品以来の動力ユニットの構造は、亜鉛合金製の錘が被せられている両軸モーターを中央に配置し、自在継ぎ手により台車上のウォームギアを駆動し、スパーギアで回転方向を変えて台車を駆動させる仕様であった。 |
| 当初のエンドウ製動力ユニットの床下機器は動力ユニット専用のものしか使用できなかったが、後年になり床板や錘の構成が変更され、キット製品に含まれる床下機器を動力ユニットにも使用できるようになった。 |
| 2000年代以降に発売された完成品製品や塗装済みキット製品では片軸モーターを2つ背中合わせに配置した新仕様の動力ユニットが採用されている。 |
GM鉄道カラー
| 当初「タカラ鉄道カラー」ブランドで缶スプレー・瓶塗料を発売していたが、タカラの塗料部門からの撤退に伴い販売を引き受け、ブランドを「GM鉄道カラー」に改めた。 |
| このためかつての瓶塗料の蓋には「TAKARA」の文字がモールドされていた。 |
| その後瓶の形状を変更(内容量は変更無し)した。 |
| 薄め液(シンナー)はGSIクレオスのMr.カラー用の物を利用する。 |
HOスケールバス
| 2002年にいすゞ・エルガを1/87スケールにて塗装済み完成品として発売した。 |
| ただし、一部の部品は購入者が取り付ける必要がある。 |
印刷物
| カタログが数年に一度の割合で発行されている。 |
| 初期のカタログでは改造方法や改造のヒントとなるコラムが鈴木雅夫や小林信夫などにより掲載されていたが、後年になるにつれ製品一覧のカタログが主体となった。 |
グリーンマックス・ザ・ストア
| 当初はグリーンマックス直営およびフランチャイズによる小売り店であったが、後に株式会社ジーエムストアーが設立され、ジーエムストアー傘下の小売り店となった。 |
| グリーンマックス製品は在庫が豊富で、部品単位での販売も行っているものがある。 |
| グリーンマックス系列であるが、他社の鉄道模型製品やグリーンマックス製品に付加するサードパーティー製品も扱っている。 |
| 同店舗限定販売のブランドとして「クロスポイント」(後述)が展開されている。 |
店舗
| かつての直営店としては大山店、大井町店、巣鴨店、鶴見店、田端店、および同社社長の親族の経営による下北沢店、フランチャイズによる大阪あべの店があった。 |
| これらの店の店頭には踏切警報機を模したものが設置されていた。 |
| 鶴見店は2002年に独立し、リトルジャパンモデルスとなった。 |
| グリーンマックス・ザ・ストアでは秋葉原店、大阪日本橋店(旧大阪あべの店)、横浜店、ナゴヤ大須店、下北沢店の5店舗がある。 |
| 海老名のViNAWALKにも店舗が設けられていたが閉店し、代替店舗として横浜店が開店した。 |
クロスポイント
| グリーンマックス・ザ・ストア店舗限定のオリジナルブランドで、グリーンマックスの未塗装板キット製品を素にした塗装済み板キット製品や完全オリジナルの一体成型車体の塗装済みキット製品まで多岐にわたる。 |
| 「クロポ」と略されることがある。 |
| 車種選定によってはマニアックな物も存在し、ショップ限定のためグリーンマックス製品と比較し高価格設定となっている。 |
| クロスポイント製品は同店舗の他、グリーンマックスによってインターネット通信販売も行われている。 |
| クロスポイント製品はグリーンマックスブランドの未塗装キット製品と同様に台車・パンタグラフ・動力ユニットは別売であるが、近年これらも含めたトータルセットや、ボディを塗装済みとした、カラーモデルも発売されている。 |
| 価格は、付属パーツなどを多く含める傾向にあるため、おおよそ2両キットで6300円程度となっている。 |
| ;未塗装組み立てキット。 |
| 側面・前面・妻面・屋根が一つ一つ板状のパーツになっており、それらを組み立てて製作するキット。 |
| 主に、小田急2200形など側面にバリエーションのある車種の場合に、この形態で販売されている。 |
| ;未塗装一体成型キット。 |
| 側面・前面・妻面が一体成型となっており、屋根と窓ガラスは、はめ込み式となっている。 |
| クロスポイント製品の大半は、この形態で販売されている。 |
| 殆どがアルミ合金製簡易金型によって製造されている為、コストは下がるが、再生産は少ない。 |
| そのためアフターサービスは行われていない。 |
| ただし、汎用部品等はこの限りでは無く、また一部の専用部品は、グリーンマックス・ザ・ストア店頭にて販売される事がある。 |
| さらに、販売数が多かった商品については、改めて再生産を行ない、「グリーンマックス」ブランドで発売されることがある(小田急3000形・名鉄6500系など)。 |
| クロスポイント・カスタムパーツと称するクロスポイントオリジナル製品。 |
| グリーンマックス製品や他社製品に付加させるエッチングパーツやデカール・インレタなどが展開されている。 |
須津谷急行電鉄
| 創業者の鈴木雅夫によって作られた架空の鉄道会社で、当初はOゲージの庭園鉄道であった。 |
| 後に16番ゲージの屋内レイアウトが建設され、グリーンマックスのカタログに登場したNゲージレイアウトは須津谷急行としては4代目にあたる。 |
| グリーンマックス大山店(後に道路建設に伴い閉店)内に設けられたレイアウトにも須津谷急行の名が付けられており、1990年代の一時期、店内レイアウトの一部区画を来店者に有料で「分譲」していたことがあった。 |
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1972年
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東京都板橋区大山において、鈴木雅夫の親族が... |
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1978年
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「スカイウェーブ」のブランドでフレッチャー... |
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