| 父エメット・ウィリアム・ライアン(EmmetWilliamRyan)は第二次世界大戦で第101空挺師団に所属、復員後は警官、殺人課警部補(『容赦なく』時点)。 |
| 母のキャサリン・バーク・ライアン(CatherineBurkeRyan)は看護婦だった。 |
| ロヨラ・ハイスクールを卒業後ボストン・カレッジに入学。 |
| 海軍予備役士官訓練部隊(NROTC)より奨学金を支給され、経済学専攻と歴史学副専攻で卒業。 |
| 米海兵隊に入隊。 |
| 米海軍士官学校(合衆国海軍兵学校)首席(原作小説ではライアンは入学も卒業もしてはいないが、映画『レッド・オクトーバーを追え』中の空母エンタープライズ内での艦隊指令官ペインター提督と艦長ダヴェンポート大佐との会話シーンにライアンが入校していたことを匂わせる話題がある)。 |
| 士官基本教程修了後に少尉任官。 |
| 海軍による配置先選定期間中に公認会計士試験に合格する。 |
| 23歳の時、クレタ島でのNATO演習でヘリコプター墜落事故で背骨を痛め、ベセスダ海軍医療センターで手術・治療入院。 |
| 戦傷者給付金を受けるようになる。 |
| シカゴズミッドウェイ空港での飛行機墜落事故によって両親を失う。 |
| 株仲買人仲介人トレーダー資格を取得してメリル・リンチ証券入社、ボルティモア支社で証券トレーダー。 |
| 叔父からシカゴ&ノースウェスタン・レイルロードが社員買収される話を聞かされ、それによって自己の資産を飛躍的に大きく増やす。 |
| 上級副社長のジョー・マラーの目に止まり、ニューヨークの本社へライアンを引き抜くためにボルティモア支社へ訪問した際に同伴していた娘のキャロライン(通称キャシー)と出会い、交際・婚約する。 |
| ジョンズ・ホプキンズ大学病院で背骨・脊髄神経を再手術。 |
| 全快したために戦傷者給付金支給を自ら断る。 |
| 800万ドルもの資産を成した時点でメリル・リンチ証券を退社後、ジョージタウン大学博士課程(歴史学)に進み、戦略・国際研究センターで短期間の仕事を受ける。 |
| メリル・リンチ証券を退社したことにより、義父のジョー・マラー同社取締役との関係が悪化する。 |
| アナポリスの米海軍士官学校(合衆国海軍兵学校)(及び時折ニュー・ポートのネイヴァル・ウォー・カレッジ)の民間人教官(史学)として教壇に立つ。 |
| この頃、米海軍退役大佐”スキッパー”タイラー教官、及び公傷のために臨時教官(航空工学)として赴任していたロバート”ロビー”・ジャクソン海軍少佐と知り合う。 |
| 彼らから株情報を得ることもある。 |
| 形而上学担当で博士課程指導教授のティム・オライリー神父の推薦により、CIAと関連のあるマイター・コーポレーションの契約コンサルタントとして、情報漏洩元を特定する「キャナリ・トラップ」を考案し、その手法を用いた報告書「エイジェンツ・アンド・エイジェンシーズ」を作成・提出。 |
| ロンドンで北アイルランドのテロリストによる英国皇族の暗殺事件を阻止、受傷。 |
| 入院していた病院でアメリカ大使館出向中のFBI法務官ダン・マリーと知り合う。 |
| その後の英国女王主催の晩餐会ではSIS/MI6の長官、バジル・チャールストン英海軍中将とも知り合う。 |
| 帰国後、リビアで再訓練された生き残りのテロリストとその仲間に高速道路上で妻子を襲われて、重傷を負わされる。 |
| 愛娘のキャシーを傷つけられたことにより、義父のジョー・マラーとの不仲は修復不可能なまでになる。 |
| アナポリスを退官してCIA入局。 |
| 偵察衛星からの特殊部隊によるテロリスト訓練キャンプ襲撃のリアルタイム映像を見せられて、周囲のその淡々とした感情と非現実感に戦慄する。 |
| 近々退官する上級分析官(首席補佐官)ミッキー・カンターに代わる後任候補として、情報担当次官ジェームズ・グリアー海軍中将の許に迎えられる。 |
| 英皇太子夫妻訪米中での非公式行事のライアン邸訪問のまさにその夜、同テロリストの襲撃を受け、その最終対決に勝利するが、翌未明中に長男ジャックjrをもうける。 |
| 工作担当次官ボブ・リッターからは疎んじられるようになる。 |
| CIAモスクワ支局のエドとメアリー・パットのフォーリ夫妻の発案により、ある不都合で動けなくなったCIAブダペスト支局の代わりにSISブダペスト支局員が同ベオグラード支局員と地元ブダペストのその協力者兼密輸業者とで実行することになったKGB通信センター職員とその妻子のアメリカへの亡命救出作戦にオブザーバーとして参加。 |
| ユーゴスラビア経由で一時入国した英国にて亡命者から入手した情報に基づいて、SISローマ支局とSAS隊員とでローマ教皇暗殺阻止行動に参加し、実行犯と目されたブルガリア人を取り押さえる。 |
| 亡命者一家に付き添ってアメリカに一時入国し、CIA最高幹部連にデブリーフィングを受ける。 |
| 工作担当次官ボブ・リッターとソ連を崩壊させる手段について意見が合い、好感を持たれる。 |
| ソ連新型ミサイル原潜「レッド・オクトーバー」入手。 |
| マルコ・ラミウス艦長と幹部乗組員の亡命受け入れで主要な役割を果たす。 |
| CIA情報本部高級分析官に就任する。 |
| 「大祖国戦争の国家的英雄」でソ連国防大臣側近となっていた情報提供者(コード名:カーディナル)とKGB議長一家(妻娘の救出には別活動がとられて、ラミウス他が係わる)の亡命を成功させる。 |
| CIA情報担当次官補佐官。 |
| 工作担当次官ボブ・リッターからは担当外の活動に係わり過ぎなことと出世が早過ぎることと潔癖さで再び疎まれる。 |
| またジェームズ・グリーア死亡により、後ろ楯を失う。 |
| CIA情報担当次官代行に就任。 |
| コロンビアに潜入して麻薬密売組織壊滅活動をしていた米陸軍軽装備歩兵部隊が、有力麻薬密売業者の相談役の逃亡キューバ軍人と国家安全保障問題担当大統領補佐官ジェームズ・カッターとの裏取引により孤立無援状態でいたところをFBI幹部捜査官ダン・マリー、CIA非合法工作員ジョン・クラークや米海軍飛行士ジャクソン中佐、米空軍救難部隊、米沿岸警備隊の協力で救出。 |
| アーサー・ムーア長官とボブ・リッター次官は辞任。 |
| 第三次中東戦争中にアメリカがイスラエルに極秘に供与した原爆が密かにイスラム教狂信的過激主義指導者に入手されて改造され、スーパーボウル開催中のデンヴァーで核爆弾テロが発生した。 |
| 互いの情報不足と誤解によって、米ソ核戦争あわや勃発という危機をロジャー・ダーリング副大統領の手助けを得て、極度の人間不信に陥ったロバート・ファウラー米大統領に代わってソ連共産党書記長と会談して米ソ戦争を回避することに成功する。 |
| 次いでその裏で糸を引いていた過激派指導者のいるイランとの核戦争をサウジアラビアの王子の仲立ちで回避する。 |
| 燃え尽き症候群発症によりCIAを辞任。 |
| シリコン・アルケミー社のIPOで成功し一財産。 |
| 国家安全保障問題担当大統領補佐官。 |
| 元日系移民子孫の強硬な反米主義の有力財界人がアメリカ証券業界でのトップ企業であるコロンブス・グループを買収し、それを基点として密かに株式市場テロがウォール街に対して仕掛けられたために当日午後(金曜)の場の全取引記録が消失した。 |
| 幸いにも機転を利かして当日午後からの全取引を無効として、翌週月曜の午後から取引開始とすることによって事なきを得た。 |
| しかしある日のアメリカ国内では、欠陥部品を含む日本車が因による二次的な自動車火災事故で悲惨な犠牲者が出たために憎悪による排斥運動が起こり、一方で集中豪雨的な日本製品の米進出に対抗する報復関税法によって輸出品が締め出されたために日本国内では経済恐慌を来し、その結果として従来政権が倒れ、かの反米財界人の傀儡政権によって戒厳令が日本に布告された。 |
| ロシア経由で潜入させた工作員ジョン・クラーク、元陸軍軽歩兵部隊のドミンゴ・シャベスや日系米人工作員チェスター・ノムラ、その他特殊部隊の活動により反米戒厳令下での自衛隊補給機や国内配備された核ミサイルを反米財界人共々無力化した。 |
| 政権も元に戻り、また、一時占領されていたグアムを取り戻す。 |
| 女性問題のあったキールティ副大統領が辞任したために、新たな副大統領候補としてのその就任式に出席した。 |
| ところが、その就任式中に起きた連邦議会議事堂への日航機操縦士による自爆テロによってダーリング大統領と多数の側近・閣僚・上下両院議員が死亡したためにその場で即日大統領に就任(対日本戦争)。 |
| 大統領に昇格後直ちに組閣開始するが、幾人かの生存できた前大統領側近以外はライアンなりの適材適所的に主に既知の友人・知人を各省庁の重職に据えた。 |
| それに合わせるかのようにジョン・クラークに対して過去の麻薬業者殺害の殺人罪について大統領恩赦を与え、後に創設される米英欧の特殊部隊選抜からなるレインボーの長官に任命するための布石とした。 |
| イスラム連合共和国ダリアイ師の多発的細菌兵器攻撃を受けたが限定的に止めるに至り、クラーク・シャベスコンビによるレーザー誘導による精密爆撃により師の居宅もろとも爆破する(対イラン戦争)。 |
| 死亡した前大統領の残存任期分を務め上げ、選挙によって新たに大統領任期を迎えたライアンは現ロシア大統領の信厚いSVR長官に対するロケット弾による暗殺未遂に端を発するロシアと中国との紛争に介入、ロシアをNATOに加盟させてロシア側同盟国として参戦。 |
| レインボーとそれが訓練したスペツナズ合同の奇襲部隊が侵入した中国内のICBM基地から国家幹部未承認のまま、一発のミサイルがワシントンDCに向かって飛来してきた際にはホワイトハウスから退避させられたものの停泊中のイージス艦に単身乗り込み、ミサイル迎撃の陣頭指揮を執って辛くも迎撃成功させた。 |
| 報復措置はとらず、中国側からの申し出とロシア領内からの撤退により停戦を受け入れる。 |
| 妻はキャロライン・「キャシー」・ライアン、眼科医、バージニア大学准教授。 |
| *新潮文庫出版の『ジャック・ライアンシリーズ』のライアンは"CIA情報担当副長官"等と書かれているがCIAには副長官は居らず、次官だけが居る。 |