オリジナル・I.F./消滅者の世界 作者:デス・ナイト 消滅の思考 ・??? そこは、とある『異世界』の何処にでもありそうな都会の街。何棟もの高層ビルや専門店、高級マンションが建ち並び、その周囲の車道には何台もの車、歩道には溢れんばかりの人々が老若男女関わらず、まるで 犇 ( ひしめ ) き合うようにして行き交っている。 〔デス・ナイト〕「う~ん?・・・おっかしいねぇ~」 と、そんな有り触れた都会の街並みを、一棟の高層ビルの屋上から冷め切った視線で見渡しながら、『デス・ナイト』は言った。因みに今回の衣装は、黒の上着と赤の長ズボン。肩には『赤いストール』を羽織り、片手には『黒い手帳』を持っている。 〔デス・ナイト〕「どうして俺達の次元と繋がらない?」 そのまま、特に誰へ問い掛ける訳でもなくデス・ナイトはまるでその漆黒の瞳に浮かんでいる『疑問』という不透明な色を鮮明にしようと ... もっと見る
オリジナル・I.F./消滅者の世界 作者:デス・ナイト 消滅の思考 ・??? そこは、とある『異世界』の何処にでもありそうな都会の街。何棟もの高層ビルや専門店、高級マンションが建ち並び、その周囲の車道には何台もの車、歩道には溢れんばかりの人々が老若男女関わらず、まるで 犇 ( ひしめ ) き合うようにして行き交っている。 〔デス・ナイト〕「う~ん?・・・おっかしいねぇ~」 と、そんな有り触れた都会の街並みを、一棟の高層ビルの屋上から冷め切った視線で見渡しながら、『デス・ナイト』は言った。因みに今回の衣装は、黒の上着と赤の長ズボン。肩には『赤いストール』を羽織り、片手には『黒い手帳』を持っている。 〔デス・ナイト〕「どうして俺達の次元と繋がらない?」 そのまま、特に誰へ問い掛ける訳でもなくデス・ナイトはまるでその漆黒の瞳に浮かんでいる『疑問』という不透明な色を鮮明にしようとするように呟く。 〔ゼイラム〕「・・・鍵ではない、かと・・・」 すると、そんなデス・ナイトへ対し、彼の後方に直立不動で待機していた、青紫基調の外套を纏った仮面の男・・・『ゼイラム』はポツリと答えた。その、頭部全体を覆い隠した赤紫色の仮面には無論、感情など一切無く、そこから響き渡る声音も、まるで電子音のように低く冷たい。 〔デス・ナイト〕「ああ、そういう事になるんだろうな。あと二人・・・う~ん。他の次元なら兎も角、パラダイムシフトの次元の『鍵』は、絶対にひろだと思ってたんだけどな~」 だが、そんな彼の物言い方も、デス・ナイトは全く気にせず、どこか目前に広がっている街並みではなく、遠くを見据えながら静かに答える。その時・・・。 シュ―――――ン・・・ 〔???〕「閣下」 不意に、両者の後方から凛とした声が響き渡る。すると丁度、側近のゼイラムと対なる位置に『赤金色のオーロラ』が出現。中から現れたのは、十代後半くらいの少女だった。腰まで届く金色の髪。既に女性として形作られた身体に赤基調の騎士服を纏い、目元は隠すように黒いバイザーを掛けていた。 〔デス・ナイト〕「ん・・・ツクヨミ。どうした?」 その声の主を瞬時に悟ったデス・ナイトは振り返ると、その少女・・・デス・ナイツ第8艦隊提督『ツクヨミ』へ、普段と変わらない『余裕』というもの具現化したような微笑を浮かべて尋ねる。すると、対するツクヨミは深々とデス・ナイトへ頭を下げながら、その場で片膝を折って跪く。 〔ツクヨミ〕「ハッ・・・第1から第5艦隊。閣下の指示通り、各次元の準備完了しました」 〔デス・ナイト〕「ご苦労さん。ディファーストの次元を任せたケテブとメギドの方は?」 〔ツクヨミ〕「はい。第6、第7艦隊は共に『玖楼国』へ偵察、戦力の把握に取り掛かっています」 〔デス・ナイト〕「ん?ディファーストと玖楼国・・・ああ、成程」 そう、跪いたままツクヨミが報告すると、それを聞いたデス・ナイトは不敵な笑みを浮かべて頷きながら再び、ゼイラムとツクヨミへ背を向ける。 〔デス・ナイト〕「それは全て分かった。そうなると・・・よっ」 そして、徐にフェンスの上へ登り出し、まるで綱渡りのように歩き始めた。 〔デス・ナイト〕「よっ・・・ほっ・・・」 グラつきながら一歩一歩と進む。だが・・・。 ・・・スルッ・・・! 〔デス・ナイト〕「あっ・・・」 案の定、いや珍しくか?順調に歩いていたデス・ナイトはフェンスから足を踏み外し、一気にバランスを崩してしまう。 〔ゼイラム〕「・・・」 〔ツクヨミ〕「閣下!」 それを見たツクヨミは初めて、動揺という感情を出しながら駆け出す。だが・・・。 ガシッ・・・ 〔ツクヨミ〕「!?」 〔デス・ナイト〕「・・・ん?」 〔ゼイラム〕「・・・・・・」 危うく、下の地面と零距離対面する所であったデス・ナイトだったが、そんな彼の方へ駆け出したツクヨミよりも早く、何時の間にか移動していたゼイラムが腕を掴んだ。その為、落下しかけていたデス・ナイトはフェンスの上に片足重心の斜めった状態となる。 〔デス・ナイト〕「ああ、サンキュー、ゼイラム」 〔ツクヨミ〕「・・・ふ・・・」 〔ゼイラム〕「・・・・・」 だが、そんな自身の状況(まぁ、落ちても心配ないのだが・・・)もまるで楽しんでいるかのようにデス・ナイトは笑顔のまま言った。因みに、駆け出そうとしたツクヨミは静かに安堵する。 〔ゼイラム〕「・・・既に『鍵』の目星がついている次元な如何しますか・・・」 すると、珍しい事もあり、今まで無言だったゼイラムが腕を掴んだまま口を開いた。それに対し、デス・ナイトは・・・。 〔デス・ナイト〕「えっ?・・・なんだっけ、それ?」 〔ゼイラム〕「・・・・・・」 デス・ナイトは斜めったまま首を傾げて答える。だが、その答えにゼイラムは一瞬、黒いオーラを漂わせながら、デス・ナイトの腕を掴んでいる指を一本ずつ、ゆっくりと離し始める・・・。 〔デス・ナイト〕「わぁぁぁ―――っ!?ああ、そうだった!思い出した!!」 〔ゼイラム〕「・・・了解。このまま離します」 と、内容に納得できないらしく、更にゼイラムは人差し指から中指まで離している。 〔デス・ナイト〕「あああああっ!いえ!少し真似したくなったんです!冗談を言った私が悪かったです!ごめんさぁ~~~い!!」 流石に状況を察したのか、デス・ナイトは先程とは一変、倒れ掛ける自身の態勢を維持しながら(まぁ、さっきも言いましたが、落下しても問題ないのですが・・・)必死にゼイラムへ謝り始める。 〔ゼイラム〕「・・・」 ブンッ・・・! すると納得したのか、ゼイラムは再び腕を掴むと勢い良く、デス・ナイトを引き戻した。そんな両者の様子にツクヨミは呆然として見ているしかなかったとか・・・(笑)。 〔ツクヨミ〕「・・・・・・」 〔デス・ナイト〕「うわ、とっと。はぁ、はぁ、はぁ・・・一瞬、川の向こうで手を振ってるオリヴィエが見えた・・・」 〔ゼイラム〕「・・・で?」 〔デス・ナイト〕「・・・うん・・・ああ、分かってるよ。お客様方はちゃんと俺も行って、直接『俺の世界』へ招待する。まぁ、たまには里帰りも良いでしょう・・・」 そう、今度は一応まともにゼイラムの問いに答えながら、デス・ナイトは自身の持っていた『黒い手帳』を適当に広げ、めくり始める。如何やら『日めくりカレンダー』らしく、各ページには『順番がバラバラの日付』と無数の付箋や書き込みが記述されていた。 〔デス・ナイト〕「えっと・・・そんじゃあ~」 バンッ・・・! 〔デス・ナイト〕「DISAPPEAR!フフフ・・・」 暫くした時、デス・ナイトは徐に呟きながら、開いたページに記されている日付を軽く手で叩いた。まるで、何かを宣告した刻印のように・・すると! ・・・ダァァァン!ザザッ―――――・・・! 突如、何事もなかった街中の風景が激変する。人も、建物も、ありとあらゆる存在が燃え上がり、一瞬にして崩れ始める。まるで、強風に吹き飛ばされる灰のように・・・。 〔ゼイラム〕「・・・」 〔ツクヨミ〕「これが・・・!」 その光景に、ゼイラムは普段と何ら変わりのない、むしろ見慣れた雰囲気さえも感じさせる。ツクヨミは初めて、いや、『記憶にはある』が、実際に見た『消滅』という現象に驚愕する。そして・・・。 〔デス・ナイト〕「フフフ・・・ハーッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!」 唯一人・・・その『消滅』する世界を見渡しながら、デス・ナイトは内から込み上がってくる『愉快』という感情に赴くがまま、まるで発狂したかのように笑い続けた。だが、直ぐに押さえ込み、振り返ると 〔デス・ナイト〕「ハッハッハッ・・・さぁ!お客様に、舞踏会の招待状を届けに行こうか!」 〔ゼイラム〕「・・・」 〔ツクヨミ〕「ハッ・・・!」 そして、そのまま後方に待機していたゼイラムとツクヨミを付き従えながら、『消滅者』は現れた『赤金色のオーロラ』の中へ消えて行った。その・・・深海のように暗く冷たい青色と血の如く真っ赤に濁った『双眼』を、不気味に光らせ・・・。 〔デス・ナイト〕「どうも、デス・ナイトです。今回、お知らせしてた通り、物語を書き直させて頂きます。以前よりマシになるよう努力しますので、どうか宜しくお願いします」 〔ワドルディ〕「そしてワドルディです。やっぱり、俺は人気ないのか?」 〔デス・ナイト〕「さぁ?まぁ、何故かプロローグっぽいのは俺達サイドが多いな。因みに今回、俺・・・『最初からクライマックス』で行きますから!」 〔ワドルディ〕「いやいやいや!どういう意味!?」 〔デス・ナイト〕「そのまんまの意味。お前にも!ひろにも!ディファーストにも!向かって来る誰にでも!!えっと、後ね?そうだな~、例えば・・・変身しなくても○○○達を圧倒とか、その変身を通り越して○○形態を披露とか、後は俺と○○○がユニゾンとか・・・楽しみだなぁ~♪」 〔ワドルディ〕「バケモノめ・・・」 〔デス・ナイト〕「フフフ・・・バケモノで良いよ。バケモノらしい俺を読んで頂くから。それに、そのバケモノに唯一敗北を与えたのはお前だろ」 〔ワドルディ〕「そうだったな。あれは切り札だしなぁ~。決戦時にしか使わないよ?多分」 〔デス・ナイト〕「拳一発で吹き飛ばすんだもんなぁ~。えっと、今回はこの辺か?まぁ、後はいつも通り、俺達に関する質問。本編のサイドストーリーや外伝のリクエストを待っています」 〔ワドルディ〕「次回は俺達の番です!これからも宜しくお願いします」 評価 ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。 ▼この作品の書き方はどうでしたか?(文法・文章評価) 1pt 2pt 3pt 4pt 5pt ▼物語(ストーリー)はどうでしたか?満足しましたか?(ストーリー評価) 1pt 2pt 3pt 4pt 5pt ※評価するにはログインしてください。 ついったーで読了宣言! 感想を書く お薦めレビューを書く ― 感想を書く ― ⇒感想一覧を見る ※感想を書く場合は ログイン してください。 ▼良い点 ▼悪い点 ▼一言 1項目の入力から送信できます。 感想を書く場合の注意事項 を必ずお読みください。 ― お薦めレビューを書く ― ※ は必須項目です。 ⇒レビュー一覧を見る ※レビューを書く場合は ログイン してください。 ※ レビュータイトル 文字以上、文字以内で入力 ※ レビュー本文 文字数: 文字以上、文字以内で入力 目次 +注意+ ・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。 ・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く) ・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。 この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。 この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。 小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。 戻る





























