| 「不死の酒」を飲み、不老不死となった人間。 |
| 不死者になると、たとえ身体をバラバラにされても自動的に繋がり合い結合し元に戻る。 |
| 唯一死ねる方法は後述する「喰う」だけである。 |
| 不死と言っても痛覚はあるため、それ相応の負傷をすると痛みによって気絶する。 |
| しかし、何度も破壊されると痛みは慣れて気絶しにくくなり、再生も早くなる。 |
| 餓死することは無いが、精神的な空腹は感じる上に、栄養を摂取したほうが効率的に動くことが出来る。 |
| 不死者には不老不死になる以外にも色々な能力や制限が加わる。 |
| 後述する「喰う」や偽名を名乗れない制約以外に、右手を相手の額に乗せることで、その相手に自分の知識や経験を伝えることができるようになる。 |
| 作中では不死のメカニズムについて、「不死の酒」を飲むと異次元に存在する別の生物と融合し、このため死んでも傷が細胞同士で繋がり合うと考えられている。 |
| 意識集合体のホムンクルス(シャムとヒルトン)などはこの原理を応用して造られている。 |
| また、「喰う」ということや、偽名の制約、意図せずとも自然と不死者が集まってしまうのは、不死者の細胞単位で1つになりたいという無意識の力(本能)があるからだと考えられている。 |
| 不死者が唯一死ねる、あるいは不死者を唯一殺せる方法。 |
| 不死者が別の不死者の頭の上に、自分の右手を乗せて「喰いたい」と願うと、相手の体は、自分の右手の中に足先から遡りながら肉が吸い込まれていくようにして消失する(=死ぬ)。 |
| この時、喰った不死者には、喰われた不死者の知識や記憶、経験、さらに人格が継承される。 |
| 人格に関しては別に塗りつぶされたり融合したりするわけではないが、フィーロやチェスのように自己の中に異質な別人格がいることに悩まされることもある。 |
| 少なくとも悪魔が述べるところによると、不死者が死にたいと思った時に死ねるように用意した能力で、その意味では受動的な行為であった。 |
| しかし、実際にはセラードのように相手の知識や技術を手に入れるために喰いたいと思う、あるいはチェスのように自分が喰われるという恐怖から喰うなど、能動的な行為と言う向きが強い。 |
| ;偽名を名乗ることが出来ない制約。 |
| 不死者は「不死者同士での会話」や「公共の場」において偽名を名乗ることができないという制約。 |
| あくまで自分から名乗れないのであって、他者に紹介されるという形であれば不死者相手でも偽名を名乗れる(不死者でない第三者に偽名を名乗り、その第三者が相手の不死者に偽名で紹介する)。 |
| パスポートなども偽名が使えず、それでいて不老のため、年齢を偽造する必要がある。 |
| 悪魔が述べるところによると、死にたいと思った時に仲間を探すのは大変だから設けた制約としている。 |
| 実際には、不死者の項で述べたように1つになりたいという本能的な働きから現れる行動だと考えられている。 |
| セラードが作り出した「不死の酒」の不完全品の酒を飲み、不死となった人間。 |
| 同様の物はルネも作っている。 |
| 基本的には不死者と同じで、たとえ切り刻まれても、細胞同士が繋がり合いすぐに蘇る不死の身体となる。 |
| ただし以下に挙げるように明確な違いも存在する。 |
| #不死であって不老ではない。 |
| 老いて死ぬことはありえる。 |
| #不死者の前であっても、あるいは同じ出来損ないの前であっても、偽名を名乗ることが出来る。 |
| #不死者であれ、出来損ないであれ、それを「喰う」ことはできない。 |
| 逆に不死者が出来損ないを「喰う」ことはできる。 |
| セラードは特に3番目を悪用し、その知識や技術を得たい者に酒を飲ませ、出来損ないにすることでこれを喰らい、それを得ていた。 |
| 総じて一般のホムンクルスの定義と同じで錬金術により人工的に創造された生命を指す。 |
| 一般的に言われる「生まれながらにして全知の存在であるフラスコの中でしか生きられない生命体」も可能性としては存在し、セラードの最終目的は、これを創り出して酒を飲ませ、自身に取り込むことで全知の存在になることだった。 |
| 全く知識を有さないが、不老不死という不死者と同等の性質を持っている。 |
| セラードは、このホムンクルスが自我を持つことを嫌い、自我を持った場合には殺していた。 |
| #クリストファーなど、ヒューイがセラードの知識を盗んで造ったホムンクルス。 |
| 不老だが不死ではなく、負傷した場合には不死者のように再生はせず、それが原因で命を落とす可能性もある。 |
| 例外として、抵抗力が高いなどで意識が乗っ取られないことがあり、その場合、逆にそれまでそのホムンクルスが得た知識を得ることができる。 |