| ファローは父親の反対にもかかわらず女優を志し、1960年代、本格的に女優として活動し始めた。 |
| 1963年には舞台デビューを果たし、何本かの映画に脇役で出演。 |
| 1964年から放映されたソープオペラ『ペイトンプレイス物語』でライアン・オニールと共演して広く知られるようになる。 |
| 1974年から1977年まで、ロンドンのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでチェーホフ、ゴーリキー、ロルカ、シェイクスピアの舞台劇の主役を演じた。 |
| 1968年、映画『ローズマリーの赤ちゃん』で映画初主演。 |
| ファローは、『ローズマリーの赤ちゃん』での演技によって、数々の賞を獲得し、トップ女優としての地位を確固たる物とした。 |
| 映画評論家で作家のステファン・ファーバーは、彼女の演技をこう評した。 |
| “痺れるような衝撃……これは俳優と役柄が、奇跡ともいえる神話的な合致を見せた、まれな例の一つである。 |
| アイラ・レヴィンの物語の鋭い楔が、全ての妊娠している女性の、自分の中で見知らぬ者が育っているという恐怖ならば、。 |
| ミア・ファローはそれらの恐怖に、リアルな人間らしい説得力を与えている。 |
| 映画評論家のロジャー・エバートは、“この映画の輝きをより引き出しているのは、ロマン・ポランスキーの演技指導、そして真に素晴らしい演技の連続……。 |
| キャラクターは物語を実際に生きる人間となって現れる。 |
| この偉業のための多くの賞賛が、ローズマリーを演じるミア・ファローのものになるべきだ。 |
| 「ローズマリーの赤ちゃん」の後、ファローは『秘密の儀式』でエリザベス・テイラーと共演。 |
| この映画の評価は分かれたが、熱心なファンを生み続けた。 |
| 60年代後半に出演した映画『ジョンとメリー』では、ダスティン・ホフマンと共演した。 |
| 1970年代、ファローは有名な映画に数多く出演した。 |
| 1971年のスリラー『見えない恐怖』、1972年にはクロード・シャブロル監督の『ジャン=ポール・ベルモンドの交換結婚』、1974年の『華麗なるギャツビー』ではデイジー・ブキャナンを演じた。 |
| また、1978年にはロバート・アルトマン監督の『ウエディング』にも出演した。 |
| また、1976年のミュージカル版『ピーター・パン』他、多くのテレビ映画でも活躍した。 |
| 1980年代と1990年代前半には、監督ウディ・アレンと数々の作品で一緒になる。 |
| その当時のアレンの映画にはほぼ全部出演している。 |
| 主な作品は『ハンナとその姉妹』、『カイロの紫のバラ』、『ブロードウェイのダニー・ローズ』、『アリス』。 |
| また、『スーパーガール』では、スーパーガール・カーラの母アルーラを演じた。 |
| 1982年のアニメーション映画「TheLastUnicorn」では声優としてUnicornの声を吹き替えている。 |
| ファローは幼い子供の養育に専念するため、1990年代はそれほど頻繁に働かなかったが、それにもかかわらず、いくつかの有名な映画に主役として出演した。 |
| 1994年にはアイルランド映画『Widows'Peak』、1995年には『マイアミ・ラプソディー』、『Reckless』等。 |
| また、1990年代と2000年代前半には数々のインディーズ映画やテレビ用映画に出演している。 |
| 近年、ファローは2006年にリメイクされた『オーメン』で悪魔のような乳母・ベイロック夫人を演じた。 |
| 映画自体は批評家の芳しくない反応を受けたが、ファローの演技は広く称賛された。 |
| AP通信は、「ミア・ファローの存在を天に感謝」と配信、彼女の演技を「古いものを改良する新しい“前兆”のまれな例」と称えた。 |
| Filmcritic.comは加えて“ファローが人気をさらった”。 |
| 2007年9月現在、日本公開の最新作はリュック・ベッソン監督のファンタジー映画『アーサーとミニモイの不思議な国』(3部作)。 |
| 他にも2007年に公開予定の完成作が数本待機中。 |
| その中の一本は、ミシェル・ゴンドリー監督、ジャック・ブラック、ダニー・グローヴァーと共演の『僕らのミライへ逆回転』。 |