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つながりの強いひと
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望月哲男
ロシア文学者、北海道大学スラブ研究センター教授。1975年東京大学露文科卒、1982年同大学院博士課程単位取得退学、同助手、1986年北大助教授、1994年教授、1... |
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桑野隆
日本のロシア文化学者。早稲田大学教授。専門はロシア文化、表象文化論。ミハイル・バフチン研究の第一人者として著名。徳島県出身。 |
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佐々木寛
日本の政治学者・平和学者。新潟国際情報大学情報文化学部教授。専門は、国際政治学、平和研究、現代政治理論。なお、国粋的思想家の佐々木寛とは同姓同名の... |
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鈴木淳一
著者情報 鈴木 淳一 1929年(昭和4年)神奈川県に生まれる。1955年、東京大学医学部卒業、71年、帝京大学教授。88年、WHO難聴予防専門委員。現在、帝京大... |
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伊東一郎
伊東 一郎(イトウ イチロウ) 1949年生まれ。1977年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学文学部教授。スラヴ比較文化史 宮澤 淳... |
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フランソワ・ラブレー
フランソワ・ラブレー(FrançoisRabelais,1483年?-1553年4月9日)はフランス・ルネサンスを代表する人物で、『ガルガンチュワ物語』(もしくは『ガルガンチュ... |
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磯谷孝
著者情報 磯谷 孝 1939年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。東京外国語大学名誉教授。専攻、ロシア・ソヴィエト言語学、文化記号論 ⇒この著者名... |
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川端香男里
日本のロシア文学者、東京大学文学部名誉教授。 |
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北岡誠司
[BOOK著者紹介情報] 北岡誠司 [キタオカセイジ]
東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在、奈良女子大学名誉教授。専門はナラトロジー、ロシア現代思想 ... |
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ツヴェタン・トドロフ
ブルガリア出身の思想家、哲学者、文芸批評家。ソフィア生まれ。1963年からフランスで活動。ロラン・バルトの下で、記号学を学ぶ。1967年に『文学と意味作用... |
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小林潔
小林 潔の名刺 小林 潔 会社/団体 (有)三州 役職 取締役 業種 小売 職種分類 経営者・オーナー PR 基本情報 職種 性別 年齢 出身 HP Blog PR マイURL http://... |
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斎藤俊
監査役の実務 作家: 斎藤俊 1,680円 (新品定価: 3,780 円 → 2,100円おトク) 在庫なし 斎藤俊の在庫あり商品を探す お気に入りに追加 この商品をお友達... |
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ルイ・アルチュセール
フランスの構造主義的マルクス主義哲学者。高等師範学校(ÉcoleNormaleSupérieure)に合格するも兵役召集。その後捕虜生活を経て、復学する。ガストン・バシ... |
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ジークムント・フロイト
オーストリアの精神分析学者。オーストリアの白人系ユダヤ教徒アシュケナジーの家庭に生まれた。神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、心的外傷論... |
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小林秀雄
文芸評論家。 東京市神田区(東京都千代田 区)生まれ。東京都立日比谷高等学校 東京府立一中116名中75番で卒業、その後第一高等学校 (旧制) 一高を経て、東... |
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ロラン・バルト
ロラン・バルト(RolandBarthes,1915年11月12日-1980年3月26日)はフランスの批評家。高等研究実習院(Écolepratiquedeshautesétudes)教授、コレージュ・ド... |
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大谷尚
更新日: 2009/12/01 [ 英語ページへ ] 大学院教育発達科学研究科・教育学部 教育科学専攻 教授 大谷 尚
男 OTANI TAKASHI / 1953年生
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江川卓
福島県いわき市出身の元プロ野球選手、野球解説者。 |
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鈴木淳
日本の元サッカー選手、サッカー指導者。宮城県亘理町出身。 |
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プロフィール
- ミハイル・バフチンとは
- 対話主義とポリフォニー
- ドストエフスキーとトルストイ
- カーニバル性、カーニバル文学
- 著作邦訳
- 研究文献
- 関連サイト
ミハイル・ミハイロビッチ・バフチン(,1895年11月17日-1975年3月7日)は、ソビエト連邦(ロシア)の思想家、文芸理論家。オリョールに生まれ、ペテルブルク大学を卒業。以後さまざまな教職を続けながら文学研究を続けるが、世界的に知られるようになったのは1970年代からである。1975年モスクワで病没。
対話主義とポリフォニー
| 「ドストエフスキーの詩学」初版において、バフチンは、それまでのドストエフスキー研究を、登場人物の思想や心情と研究者が対等にたって、実在の人物のように批評・批判するものや、逆に、登場人物の思想や人格を、作者の思想や人格の「表現」として分析したものであって、どちらのやり方も、小説のテキストをそれ自体として捉えたものではないとして批判した。 |
| すなわち、登場人物を実在の人物であるかのように扱い、それと対等の立場で論争・批評してしまうような研究では、作品全体の構造を捉えることはできず、また、その分析の内容も、文学作品としての固有のものではなく、歴史学・社会学的なイデオロギー分析にとどまってしまう。 |
| 他方で、そうした諸人物や事件を、作者の思想の「表現」として捉える研究では、畢竟、作者のイデオロギーの分析になるか、あるいは、伝記的な研究へと分析は逸らされ、そのような登場人物の、作者とは異なる固有性は捉えられず、また、登場人物の間の関係も、特定の登場人物(あるいは、その思想)を引き立て、あるいはけなすという機能からしか把握されない。 |
| バフチンはドストエフスキーの小説の画期性を、その登場人物があたかも独立した人格のように多面性を持ち、解釈の主体として振舞い、時には、独自の思想の主張者として振舞うことで、人物相互の間に「対話」が成立し、そのような対等かつ劇的な対話性において、小説以外のジャンルでは表現困難な、現実の多次元的・多視点的な表現が可能になっていることであるとした。 |
| このような視点は、バフチン自身の、哲学的・言語学的な対話主義の思想に裏打ちされている。 |
| バフチンは、真理は、特定の視点によっては表現することはできず、どれほど複雑かつ高度なものであっても、つねに複数の認識の視点と、ひとつの視点との相違は還元不可能なままに残ると考えた。 |
| この相違を還元不可能なものと見る視点からは、複数の限定的な視点を、より高次の複雑かつ総合的なひとつの視点によって完全に汲みつくし、代替することはできないことになる。 |
ドストエフスキーとトルストイ
| バフチンは「ドストエフスキーの詩学」において、ドストエフスキーとレフ・トルストイの文学の明確な差異を、画期的なポリフォニー論などによって示した。 |
| ドストエフスキーの文学においては、上記のように客観的に叙述し得る単一的な真理は存在せず、各人の思想が否定されずに尊重される。 |
| 各登場人物は、作者ドストエフスキーと同じように、1人の人間として思想や信念を固持する権利が与えられている。 |
| それはすなわち人格の尊重である。 |
| ところがトルストイの小説においては、しばしばトルストイの考えに登場人物が近づくことが、真理への到達と同視される。 |
| そしてトルストイと反対の意見を持つ人物は、しばしば自己完成からは程遠い人物として描かれるのである。 |
| バフチンはこれをモノローグな構成として批判した。 |
カーニバル性、カーニバル文学
| カーニバルとは古代より続く、国や地域の違いによって様々な形態をとる祭りのことである。 |
| カーニバルにおいては、人々の間に通常存在する社会的、身分的な距離が取り払われ、無遠慮な人々の交わりが見られる。 |
| また、カーニバルは、動物が人間の衣装を着たり、貧民が国王に扮して国王の衣装を着たりする、価値倒錯の世界でもある。 |
| 古代より、広場はカーニバル性をもった場所であった。 |
| バフチンによれば、特に中世の人々は、規則にがんじがらめの生活と、カーニバル性を持った広場における生活との、二重生活を送っていたという。 |
| カーニバル広場においては、不謹慎、神聖なものに対する冒涜や格下げなど、あけっぴろげな生活が見られたという。 |
| 文学とカーニバルの関係は古く、古代においてはルキアノスやセネカなどの文学に如実に見られる。 |
| ルキアノスをその代表者とする、古代のメニッピア(メニッポス流の風刺)と呼ばれる文学が、カーニバル文学の源流である。 |
| メニッピアの文学においては、オリンポスの神々の格下げが見られたり、地獄の顕著なカーニバル化などが見られる。 |
| (地獄は地上のあらゆる地位の人たちを対等化することから、典型的なカーニバル空間である)。 |
| 文学におけるカーニバル性とは、国王の戴冠と奪冠、地位や役割の交代や変装、両義性、シニカルで無遠慮な言葉、などに見られるものである。 |
| 価値倒錯の世界を創り出す効果を持つ。 |
| また、中世によく見られた笑いを隠れ蓑にしたパロディーにも、強いカーニバル性が見られる。 |
| 中世においても笑いによってならば、聖なるものを俗的に扱うことが許されたのである。 |
| 聖と俗の交わりや交代、否定(嘲笑)と肯定(歓喜)、死と再生、などが笑いの中で行われた。 |
| 笑いは社会風刺のために、無くてはならない要素であった。 |
| カーニバル文学においても、笑いは極めて重要な要素である。 |
| カーニバル文学の代表例としては、フランソワ・ラブレーやセルバンテスの著作がある。 |
| 特にバフチンは、ドン・キホーテをカーニバル文学屈指の名作として、高く評価している。 |
| そして、ドストエフスキーの文学は、古代より続くカーニバル文学の系譜に忠実であり、同時に進化させたものであるという。 |
| いわばドストエフスキーの文学は、現在までのところ、カーニバル文学の最高峰にあるということである。 |
著作邦訳
| 『フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化』 (川端香男里訳,せりか書房,1974年、新版1988年)。 |
| 『ミハイル・バフチン著作集 (全8巻)』 (新時代社,1979-88年)-絶版。 |
| 『マルクス主義と言語哲学』(桑野隆訳,未來社,1976年、改訳版1989年)。 |
| 『バフチン言語論入門』 (桑野隆・小林潔編訳, せりか書房, 2002年)。 |
| 『ドストエフスキーの詩学』 (望月哲男・鈴木淳一共訳,ちくま学芸文庫,1995年)。 |
| 『小説の言葉』 伊東一郎訳 平凡社ライブラリー,1996年。 |
| 『ミハイル・バフチン全著作 第1巻』 伊東一郎ほか訳 水声社1999年。 |
| 〈行為の哲学によせて・美的活動における作者と主人公〉他 一九二〇年代前半の哲学・美学関係作品。 |
| 『ミハイル・バフチン全著作 第2巻』 磯谷孝ほか訳 水声社 2005年。 |
| 〈フロイト主義〉〈文芸学の形式的方法〉他 一九二〇年代後半の哲学・美学関係作品。 |
| 『ミハイル・バフチン全著作 第5巻』 伊東一郎ほか訳 水声社2001年。 |
| 〈小説における時間と時空間の諸形式〉他 一九三〇年代以降の小説ジャンル論。 |
| 『ミハイル・バフチン全著作 第7巻』 杉里直人訳 水声社 2007年 。 |
| 〈フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化〉。 |
研究文献
| 『バフチンと文化理論』 ケン・ハーシュコップほか編宍戸通庸訳 松柏社 2005年。 |
| 『ミハイール・バフチーンの世界』せりか書房 1990年。 |
| カテリーナ・クラーク/マイケル・ホルクイスト共著 川端香男里/鈴木晶共訳。 |
| 『ミハイル・バフチンの時空』せりか書房 1997年。 |
| ツヴェタン・トドロフ 大谷尚文訳 『ミハイル・バフチン対話の原理』 叢書ウニベルシタス・法政大学出版局2001年。 |
| マイケル・ホルクウィスト 伊藤誓訳 『ダイアローグの思想 ミハイル・バフチンの可能性』 叢書ウニベルシタス・法政大学出版局 1994年。 |
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