| 1987年のプロ入りから約3年後で五段時代の1990年、第31期王位戦で、谷川浩司王位への挑戦権を得、タイトル戦に初登場。 |
| フルセットの3-4で退けられる。 |
| 同年(1990年)、第9回早指し新鋭戦で、決勝で森内俊之を破り棋戦初優勝。 |
| 翌年(1991年)も決勝で森下卓を破って2連覇。 |
| 1990年度は、将棋大賞の新人賞を受賞している。 |
| 六段時代の1993年、第6期竜王戦で挑戦者となり七段昇段。 |
| 待ち受ける竜王は、当時五冠王の羽生善治であった。 |
| 七番勝負を4-2で制して羽生から竜王位を奪取し、初のタイトル獲得を果たす。 |
| しかし、翌年(1994年)の第7期竜王戦では、逆に羽生の挑戦を受け2-4で失冠し、羽生を史上初の六冠王にさせてしまう。 |
| 以後1年間、「前竜王」の称号を名乗った佐藤は現在、「前竜王」の称号を名乗る権利を行使した最後の棋士である。 |
| 羽生は、この竜王戦の直後の王将戦も制し、七冠独占を達成することとなる。 |
| 1996年にA級八段となる。 |
| そして、A級参加2期目(1997年度)のA級順位戦において6勝3敗同士でのプレーオフで羽生善治を下し、第56期(1998年)名人戦の谷川名人への挑戦権を得る。 |
| そして、七番勝負を4-3で制して初の名人位獲得。 |
| また、名人1期獲得の規定により九段に上り詰めた。 |
| 1999年、第57期名人戦では谷川と2年連続の対決。 |
| 2勝3敗で迎えた第6局では、2日目深夜に及ぶ203手の激戦に勝ってフルセットの戦いに持ち込み、最終局でも勝って、名人位を防衛。 |
| 2000年、丸山忠久の挑戦を受けた第58期名人戦は、丸山の得意戦法を逃げずに堂々と受けて立つシリーズとなったが、3勝4敗で名人失冠。 |
| 2002年(2001年度)、第51期王将戦で羽生善治に挑戦。 |
| 4-2で王将位を奪取。 |
| 2002年度、第73期棋聖戦で郷田真隆に挑戦、3-2で奪取に成功。 |
| 初めて二冠(棋聖・王将)となる。 |
| さらに王座戦で羽生に挑戦したが敗退し、一気の三冠達成はならなかった。 |
| また、王将の防衛戦は、羽生を挑戦者に迎え前年と同一カードとなったが、0-4で羽生に奪還され、棋聖のみの一冠に後退した。 |
| 2003年、第74期棋聖戦で丸山忠久の挑戦を3-0で退け防衛。 |
| 羽生七冠(当時)が棋聖位を失ってから、棋聖位保持者は7年連続で入れ替わっていたが、この防衛によって終止符が打たれた。 |
| 同年、第11期銀河戦で中川大輔を下して優勝、タイトル戦以外の全棋士参加棋戦での初優勝を飾った。 |
| 2004年、第75期棋聖戦で森内俊之の挑戦を3-0で退け防衛。 |
| JT将棋日本シリーズでは、決勝で久保利明を下して初優勝。 |
| 2005年、第76期棋聖戦で羽生善治の挑戦を3-2で退け防衛。 |
| 2006年度は、大活躍の年となる。 |
| まず、第77期棋聖戦で鈴木大介の挑戦を3-0で退け防衛。 |
| これで通算5期となり、規定により永世棋聖の資格を得る。 |
| JT将棋日本シリーズは決勝で郷田真隆を破り2度目の優勝。 |
| NHK杯も決勝で森内俊之を破り優勝(3度目の決勝進出にして初優勝)。 |
| 史上初のタイトル戦5連続挑戦の記録を作り、うち、森内俊之から棋王位を奪取。 |
| これらの活躍により、将棋大賞の最優秀棋士賞と升田幸三賞を同時受賞する(いずれも初受賞)。 |
| 2007年、第78期棋聖戦で渡辺明竜王の挑戦を3-1で退けて防衛し、6連覇。 |
| 一方、同年の竜王戦では、逆に渡辺に2年連続で挑戦するも2-4で再び奪取に失敗し、三冠制覇のチャンスを逃す。 |
| 2007年度、初の生放送となるNHK杯戦決勝(2008年3月16日)で鈴木大介を破り優勝。 |
| しかしながら、残留争いのライバル2名(行方尚史・久保利明)との直接対決が残っていたことが不幸中の幸いで、残り3局を3連勝すれば残留できるという「自力残留」の目が残されていた。 |
| 2009年(2008年度)の第34期棋王戦では、久保利明に2連敗後の2連勝でフルセットまで持ち込んだが、最終局に敗れ3連覇を逃し、7年ぶりに無冠となる(久保にとっては初タイトル)。 |
| 第68期(2009年度)順位戦A級の8回戦、対・藤井猛戦(2010年2月3日)で敗れ、B級1組への陥落が決定。 |
| 翌朝、久保棋王への挑戦者(リターンマッチ)として、第1局のため9時前に羽田空港に集合し、上海へ移動。 |