| 天空の舟(海越出版社、1991年のち文春文庫)。 |
| 夏王朝末、桀王の治世。 |
| 混乱しゆく末世に摯は何を思い何を成したのか、商王朝創始の立役者伊尹を描く。 |
| 孟夏の太陽(文藝春秋1991年のち文庫)。 |
| 春秋時代の晋の国を彩る趙一族のクロニクル。 |
| 苦難の時を経て、ついには国として独立する。 |
| 『月下の彦士(げんし)』『老桃残記(ろうとうざんき)』『隼の城』も収録。 |
| 夏姫春秋(海越出版社、1991年のち講談社文庫)。 |
| 春秋時代、小国鄭に生まれた絶世の美女夏姫。 |
| その激動の人生と彼女を巡る男たちを主軸とした歴史物語。 |
| 第105回直木賞受賞作品。 |
| 侠骨記(講談社、1991年のち文庫)。 |
| 名相管仲の治める斉の前に劣勢が続く隣国魯の将軍曹沫は決意を胸に斉との盟約の場に望む。 |
| ほか、平民から帝となった舜(俊)、周王朝黎明期を太公望と共に支えた召公奭、奴隷の身分から秦の君主に買われ宰相となり万民に慕われた百里奚を描いた短編4編を収録。 |
| 王家の風日(海越出版社、1991年のち文春文庫)。 |
| 攻める周の太公望たち、斜陽の商を知力の限りを尽くして支える箕子。 |
| そして牧野の地に両軍が集結した。 |
| 沈黙の王(文藝春秋、1992年のち文庫)。 |
| 表題作は商の高宗武丁が苦難を乗越え初めて文字を生み出すまでを描く。 |
| 西周王朝崩壊に直面した鄭の君主父子二代それぞれに焦点を当てた『妖異記』『豊饒の門』。 |
| その他『地中の火』『鳳凰の冠』を収録。 |
| 花の歳月(講談社、1992年のち文庫)。 |
| 前漢王朝前期・呂太后の専制下。 |
| 貧しい竇家の娘が宮中に出仕することになるが…。 |
| 司馬遷『史記』の「外戚世家」を感動的に描く中編小説。 |
| 重耳(講談社、1993年のち文庫)。 |
| 晋の公子・重耳は父に殺されそうになり祖国を脱出。 |
| 春秋五覇の筆頭に数えられる名君、晋の文公の物語。 |
| 晏子(新潮社、1994年のち文庫)。 |
| 斉の名将であった晏弱、そして司馬遷が尊敬してやまなかった斉の国きっての名宰相晏嬰父子の生き様を描く。 |
| 介子推(講談社、1995年のち文庫)。 |
| 棒術の名手介推は流浪時代の晋の文公重耳を陰から助け、やがて重耳が成功するとその下から姿を消す。 |
| 後に神として敬愛された介子推(子は尊称)の物語。 |
| 斉の公族・田嬰の子として生まれた文は、不吉な5月5日生まれということで実の父から殺されそうになる。 |
| 斉、魏、秦の宰相を歴任し数千人の食客を抱え「鶏鳴狗盗」などの故事でも知られる孟嘗君・田文の物語。 |
| 長城のかげ(文藝春秋、1996年のち文庫)。 |
| 秦末期、楚漢戦争と呼ばれる項羽と劉邦の時代を両者の幼馴染など近しい人の目線で描いた短編5編収録。 |
| 玉人(新潮社、1996年のち文庫)。 |
| 楽毅(海越出版社、1996年のち新潮文庫)。 |
| 小国、中山の宰相の嫡子として生まれ孤立した自国「中山」を将軍として国を護ることに腐心した楽毅。 |
| 後には燕の昭王に招かれ烈々たる武功をあげるのだが…。 |
| 「はるかのちに諸葛孔明が楽毅にあこがれた・・・」と、『戦国名臣列伝』には記されている。 |
| 第1部は春秋五覇をはじめとする春秋時代の名君の事跡を記す短編集、過去作の創作秘話や司馬遼太郎との関係などを綴る第2部、半自伝的なエッセイを集めた第3部で構成される短編集。 |
| 著書の時代(夏-漢)についての記述、説明などのエッセイ。 |
| 商人から秦の宰相まで昇り、始皇帝の父ともいわれる呂不韋の生涯。 |
| 魏の奸臣須賈の謀略によって屈辱を受け、殺されかけた范雎の壮大な復讐譚。 |
| 少年時代に商王紂王に親と仲間を殺され、復讐を胸に誓って生きる太公望の一生を描く。 |
| 天空の舟小説伊尹伝(文藝春秋、2000年のち文庫)。 |
| 孔子に”恵人なり”と評された春秋時代最高の宰相であり知識人であった子産の生涯。 |
| 礼が忘れられつつある春秋中期、小国宋の貴族華元は礼を忘れず信念に生きる。 |
| やがて彼は文公という英主のもとついに宰相となるが、大国楚が宋を狙い動き出す…。 |
| 春秋時代の晋に生まれ、下級の兵からやがては名宰相と呼ばれるまでに累進した士会の物語。 |
| 秦末の動乱期、項羽や劉邦と並び立った斉王・田横の生き様を描く。 |
| 後漢中期の孔子と並び称される楊震から描きだし、名臣・悪臣を生き生きと描く。 |
| 春秋名臣列伝(文藝春秋、2005年のち文庫)。 |
| 戦国名臣列伝(文藝春秋、2005年のち文庫)。 |
| 秦の始皇帝の崩御後、楚・漢に分かれて覇を競った「項羽」と「劉邦」。 |
| 呉を大国へと押し上げた伍子胥、臥薪嘗胆の語源ともなった呉王夫差、越王勾践らと共に名将范蠡の生涯を描く。 |