| 小学6年時代の1985年12月、6級で奨励会に入会。 |
| 二段(1988年10月)までは順調に昇級・昇段する。 |
| しかし、そこから三段昇段までに約2年、さらには三段リーグを抜けるのに6年半かかり、プロ入り(四段昇段)したのは、1997年4月1日、23歳のときという遅咲き。 |
| しかし、プロになってからの勝率は非常に高く、棋士仲間の間で「勝率君(しょうりつくん)」と呼ばれていたことがあるNHKテレビで解説役の内藤國雄が証言。 |
| 通算500局以上対局している棋士の中で通算勝率が7割を超えているのが羽生善治と木村の2名だけという状態が長く続いた。 |
| 1998年度、初参加の竜王ランキング戦で初戦を落とすものの、昇級者決定戦(敗者復活)で6連勝をして5組へ昇級。 |
| さらには、2期目の参加となる第57期C級2組順位戦でも最終局を残しての9連勝(最後に1敗)でC級1組への昇級を決める活躍で、この年度の将棋大賞の新人賞を受賞。 |
| 1999年度は、将棋大賞の勝率1位賞を受賞(0.797)。 |
| 2001年度、竜王挑戦者決定三番勝負で羽生と対戦。 |
| 羽生を土俵際まで追い詰めたものの、敗退。 |
| このとき、兄弟子の米長邦雄は、自身のネット掲示板で実況中継を行っていたが、局後、「この将棋は木村君の会心譜となるはずでした。 |
| 」とコメントしている。 |
| 同年度は、将棋大賞の勝率1位賞(0.8356=歴代3位)、最多勝利賞(61勝=歴代4位タイ)、最多対局賞を受賞。 |
| 年度60勝を達成した棋士は、木村、羽生、森内俊之の3名しかいない2008年度終了現在。 |
| ただし、羽生だけは4回達成。 |
| 特に、勝率8割と60勝以上を同時達成した例は、木村と羽生しかいない(羽生は1988年度に0.800、64勝)。 |
| 2002年度、新人王戦において、決勝三番勝負で鈴木大介を破って優勝。 |
| 2003年4月1日、竜王戦の昇段規定により七段昇段。 |
| これは、竜王戦の規定による昇段の条件(の一つ)が「竜王ランキング戦2回連続優勝」から「竜王ランキング戦2回連続昇級」へ緩和される前に達成された、難易度の高い昇段であった(同じ条件で昇段したのは、行方尚史のみ)。 |
| なお、昇級を決めた2002年秋に昇段しなかったのは、これも、昇段規定が旧規定であったためである(2001年12月27日に六段昇段してから1年以上経った年度始めに昇段)。 |
| さらには第16期(2003年度)竜王ランキング戦2組でも優勝。 |
| 3年連続優勝・昇級で一気に1組入りをする。 |
| 2005年、竜王戦の挑戦者決定三番勝負において2-0で三浦弘行を破り、ついにタイトル初挑戦。 |
| 挑戦を決めた対局の後、盤の前に一人残り、涙を流した涙を流した様子は、囲碁・将棋ジャーナルで紹介された。 |
| しかし、七番勝負は渡辺明竜王に0-4で敗れる。 |
| 2006年度、第65期順位戦B級1組において1位(9勝3敗)の成績を挙げ、2007年4月、A級八段となる。 |
| 同じく2007年、竜王ランキング戦1組で優勝。 |
| さらに挑戦者決定三番勝負に進出するも、佐藤康光に1-2で敗れる。 |
| 2008年、自身4度目の竜王挑戦者決定三番勝負で、7年ぶりに羽生と挑戦権を争う。 |
| さらに王座戦でも王座16連覇中の羽生への挑戦権を得、五番勝負を戦う(自身2度目のタイトル戦登場)。 |
| この2つの番勝負は日程が並行していたため、羽生との「八番勝負」のようになったが、いずれも敗退した(竜王挑決1-2、王座戦0-3)。 |
| 2009年度、第79期棋聖戦挑戦者決定戦(2009年5月7日)で、同棋戦初参加の新人・稲葉陽を破って快挙を阻止するとともに、羽生棋聖への挑戦権を得る。 |
| さらに、第50期王位戦でも、羽生名人、渡辺竜王らを破って深浦康市王位への挑戦権を得、タイトル2連続挑戦。 |
| 羽生との棋聖戦五番勝負は第3局まで2勝1敗でリードして、奪取にあと1勝としたが、第4局で敗れてフルセットの戦いとなる(第4局のネット中継では、最終盤に羽生の手が激しく震えたことが紹介された)。 |
| そして、第5局(2009年7月17日)は王位戦第1局(2009年7月13日-14日、木村の勝ち)より後に行なわれたが、羽生に敗れ、棋聖位奪取を逃す。 |
| また、王位戦七番勝負でも第3局まで3連勝したものの、第4局からまさかの4連敗を喫し、またしてもあと一歩のところで初タイトル獲得に失敗している。 |
| 七番勝負での3連勝4連敗は、将棋界では2例目である。 |
| これで、勝てば初タイトルとなる対局で6局連続敗北したことになるが、将棋大賞の敢闘賞を受賞した。 |
| デビュー以来第68期(2009年度)まで順位戦で13期連続負け越しなしを記録(勝ち越し12、指し分け1。 |
| A級では3期連続で5勝4敗。 |
| その時点までA級経験者で順位戦の負け越しが一度もないのは、木村一基、木村義雄十四世名人(名人8期・A級2期で引退)、森内俊之(名人5期・A級17期)の3名だけであった。 |
| しかし、第69期(2010年度)A級順位戦で初の負け越しを喫した。 |
| 第4回(2010年度)朝日杯将棋オープン戦において、2011年2月12日に行われた準決勝(対渡辺明竜王)・決勝(対羽生善治名人)の2局で連勝し、全棋士参加棋戦での初優勝を果たす。 |
| しかし、3月2日に行われたA級順位戦最終戦で、残留争いの渦中にいた三浦に完敗を喫してB級1組への降級が確定。 |