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プロフィール
- 森麻季とは
- 来歴・人物
- ピアノから歌へ
- 留学・葛藤
- 転機
- 教訓
- ワシントンで知った音楽の力
- 受賞歴
- 公演記録
- テレビ出演
- ディスコグラフィー
- 参考資料
森麻季(もりまき、1970年8月19日-)は、東京都生まれのソプラノ歌手。二期会会員。
来歴・人物
| 幼い頃よりピアノを習い、国立音楽大学附属小学校ピアノ科に入学。 |
| 国立音楽大学附属中学校→国立音楽大学附属高等学校卒業。 |
| 東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、同大学院独唱専攻を修了。 |
| 在学中に安宅賞受賞。 |
| 文化庁オペラ研修所修了後、五島記念文化財団オペラ新人賞 |
| また、ミュンヘン国立音楽大学大学院(HochschulefurMusik)を修了した。 |
| 2005年、イタリア人作曲家と結婚。 |
| 2008年9月に長男を出産 |
ピアノから歌へ
| 幼くして父を亡くし、女手ひとつで育てられた。 |
| 学生時代は奨学金を貰い、学んでいた。 |
| 母親も音楽が好きだったため、「ピアノが弾けるようになれば」との思いから音楽学校への進学を勧められた。 |
| 学校の教員の勧めもあり、ヴァイオリン・オルガン・クラリネットなどの楽器を習うようになった |
| 中学生の時、合唱の小さなソロパートを担当したことをきっかけに、音楽性を伸ばすためにも声楽を勉強してはどうかと音楽の教師に勧められ、高校生になって初めて声楽というものに触れ、ピアノと違って、歌うことがとても楽しく感じた。 |
| 高校卒業後、東京芸術大学声楽科に進む。 |
| さらに同大学院修了後、オペラの本場イタリアへ留学する。 |
留学・葛藤
| 数多のオーディションやコンクールに挑んだが、当初は一次選考で落とされることがあった。 |
| 落選者を見ると、東洋人のすべてが落選していた。 |
| 「ここでは歌が歌えるだけでは認めてもらえない」「東洋人だから必要とされていない」、行き先の見えない満員電車に乗り込んだ心境で日々を過ごしていた。 |
転機
| 1998年、世界三大テノールのひとりプラシド・ドミンゴが主催するコンクール(Operalia)に挑戦し、第3位に入賞した |
| ドミンゴの推薦で国立ワシントン歌劇場に「後宮からの逃走」のブロンデ役で出演。 |
| 初の国際的な舞台で、大抜擢の役柄だった。 |
教訓
| 初の国際舞台の緊張と練習で落ちた体力を回復しようとステーキを無理して食べた結果、食中毒になり、高熱を発し立っているのもやっとの状態になった。 |
| しかし、大事な舞台に穴を開けてはいけない、という一心で歌い続けた。 |
| このときの指揮者に「お客様の中には今日の1回しかあなたの歌を聴いていない人もいる。 |
| その1回であなたの評価が決まる。 |
| 今日の公演で声が聞こえないと、この歌手は声がないという評価になって、あなたが損をする」と言われた。 |
ワシントンで知った音楽の力
| 2001年9月11日に、デビューした時と同じ国立ワシントン歌劇場で「ホフマン物語」の公演の準備をしていた。 |
| 初演は3日後の14日で、リハーサルに打ち込んでいたときに同時多発テロが発生し、未曾有の大惨事に遭遇することとなった。 |
| 劇場はテロに狙われたペンタゴン(国防総省)とホワイトハウスの隣駅という危険な場所だった。 |
| 当日、「こんな状況で公演できるのだろうか」と思っていたが、「一人でもお客様がいるなら、お客様が一瞬でもテロのことを忘れて楽しんでくれるように頑張ろう」と出演者が一丸となって演じた。 |
| 出演後には、「ありがとう」「芸術が平和を呼ぶように」などと、声援が送られた。 |
| 音楽には、美しさや感動を超えて、人々に大きな思いを共有させる力があることを再発見した月刊「ぶらあぼ」7月号、東京MDE、2011年。 |
受賞歴
| 第26回イタリア声楽コンコルソ優勝、ミラノ大賞受賞。 |
| 1996年、第65回日本音楽コンクール第2位入賞(1位は森川栄子、同じ2位は浦野智行)、あわせて日本歌曲の最優秀歌唱者に贈られる木下賞を受賞。 |
| 1998年、カマイオーレ国際コンクールでオペラ部門と歌曲部門でダブル優勝。 |
| ”DebutinMeran”(テアトロ・プッチーニで開催)において第2位。 |
| ドイツ歌曲最優秀歌唱者に贈られるベーレンライター賞及び観客の選ぶ最優秀賞を受賞。 |
| アルカモ国際オペラ・コンクールで第4位(PrizeoftheCritics) |
| プラシド・ドミンゴ世界オペラ・コンクール(Operalia)において第3位入賞 |
| 日本人として初めてワシントン・ナショナル・オペラに出演。 |
| ワシントン・アワードを受賞 |
| 2000年度出光音楽賞受賞。 |
| 4月ドイツ・ハノーファーにてInternationalSingingCompetitionOrfeo2000の第2位とバッハの演奏に対する特別賞受賞。 |
| 2001年度ホテルオークラ音楽賞受賞。 |
公演記録
| 1998年12月、ワシントン・ナショナル・オペラで『後宮からの逃走』ブロンデ役。 |
| ワシントンとロサンゼルスオペラで、『リゴレット』、『パルジファル』、『ホフマン物語』、『こうもり』、『ウェルテル』を、ドミンゴ、オブラスツォワ、フォン・シュターデ、アラーニャ、ケント・ナガノ、ブレンデル等と共演。 |
| 小澤征爾、チョン・ミョンフン、ウラディーミル・アシュケナージ、ベルティーニ、ファビオ・ルイジ等の著名指揮者や、ウィーン・フィル、ミュンヘン・フィル、ゲヴァントハウス・オーケストラ等、海外のオーケストラと数多く共演。 |
| 2002年、W杯(日韓共同開催)に合わせて3大テノール(ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ)が共演するコンサート(横浜) |
| 2004年、アテネオリンピック結団式やMLBプレシーズン・ゲーム(東京ドーム)で国歌斉唱。 |
| 2005年、サントリーホ-ルでサッバティーニとルイゾッティ共演の『ラ・ボエーム』。 |
| 10月13・15両日、イタリア・ヴェネツィアにて、『こんにちは、ゴーギャン様(BonjourM.Gauguin)』(イタリア出身ファブリツィオ・カルローネ作、ゴーギャンと同時代作家たちの原詩による室内オペラ)の初演 |
| 2006年、ウィーンのコンツェルトハウスでウィーン・シュトラウス・フェスティバル・オーケストラと共演。 |
| 2007年、ドレスデン国立歌劇場に、『ばらの騎士』のゾフィー役でデビュー。 |
| 同歌劇場日本公演で再演。 |
| さらにドレスデン歌劇場室内管弦楽団日本公演のソリストに迎えられる。 |
| 2008年、パーヴォ・ヤルヴィ指揮によるフランクフルト交響楽団日本公演とドレスデン聖十字架合唱団日本公演のソリストとして全国ツアーを行う。 |
| 2009年、錦織健プロデュースによるオペラ『愛の妙薬』や『ポッペアの戴冠』、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でエディンバラ音楽祭『リナルド』に出演。 |
| 2010年5月、トリノ王立歌劇場に、『ラ・ボエーム』のムゼッタ役で出演。 |
テレビ出演
| 『徹子の部屋』(2010年7月14日、テレビ朝日)ゲスト。 |
| 『NHK歌謡コンサート』(2011年5月17日、NHK総合)。 |
ディスコグラフィー
| あなたがそばにいたら ~Bistdubeimir~(2004年2月)。 |
| 愛しい友よ ~イタリア・オペラ・アリア集(2006年10月)。 |
| ピエ・イエス ~祈りを込めて(2007年11月)。 |
| THEBEST3森麻季(2008年12月)。 |
| 麗しき瞳よ ~ヘンデル・アリア集(2009年12月)。 |
| ベートーヴェン/交響曲第9番(アシュケナージ指揮、NHK交響楽団)(2006年2月)。 |
| ベートーヴェン/交響曲第9番(金聖響指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪フィルハーモニー合唱団)(2010年10月)。 |
| アヴェ・マリア(2011年1月)。 |
| ボンジュール・ムッシュ・ゴーギャン~BONJOURM.GAUGUIN~。 |
| 『StandeAlone』(2010年11月)NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』第二部主題歌。 |
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