トップ :: E 固定構造物 :: E06 戸,窓,シヤツタまたはロ−ラブラインド一般;はしご
【発明の名称】 タタキ棒錠付非常用開口部 【発明者】 【氏名】海老沢 信 【課題】 室内で異変があったら鍵無しや地震でドアが開かなくても近所の人達が外から敏速に救出に入れる非常用の開口部をあけることである。
【解決手段】 ドア(A)に開口部1を切りこみ片側にのみ抜けるように蓋2をはめて、ドアか蓋にタタキ棒3を貫通して外側4に突き出し遊動部8を残して先端は太く頭7とし、外側え出過ぎないように鍔14をつける。貫通母体に固定した爪6でタタキ棒の爪押し10を押さえつけるとタタキ棒は前後に動けなくなり内側5の先端につけた掛金12の先端27を相手にひっかけると蓋はあかない。タタキ棒の頭を強打して爪をへし折ると掛金は浮き上がり掛金の先端がひっかけられない所へ廻すと蓋 ... もっと見る
トップ :: E 固定構造物 :: E06 戸,窓,シヤツタまたはロ−ラブラインド一般;はしご
【発明の名称】 タタキ棒錠付非常用開口部 【発明者】 【氏名】海老沢 信 【課題】 室内で異変があったら鍵無しや地震でドアが開かなくても近所の人達が外から敏速に救出に入れる非常用の開口部をあけることである。
【解決手段】 ドア(A)に開口部1を切りこみ片側にのみ抜けるように蓋2をはめて、ドアか蓋にタタキ棒3を貫通して外側4に突き出し遊動部8を残して先端は太く頭7とし、外側え出過ぎないように鍔14をつける。貫通母体に固定した爪6でタタキ棒の爪押し10を押さえつけるとタタキ棒は前後に動けなくなり内側5の先端につけた掛金12の先端27を相手にひっかけると蓋はあかない。タタキ棒の頭を強打して爪をへし折ると掛金は浮き上がり掛金の先端がひっかけられない所へ廻すと蓋は開く。 【特許請求の範囲】
【請求項1】(イ) ドア(A)に開口部(1)を設け、蓋(2)をはめこみ片側にのみ抜けるように形成し、ドア(A)又は蓋(2)を貫通するタタキ棒(3)を設け、タタキ棒(3)が外側(4)え抜け出し防止の鍔(14)を内部に設け、外側(4)え握れる位突き出して、先端は太く叩き易い頭(7)を設け、残りは遊動部(8)とし、反対側は特別に突き出さず頭(7)を押せばタタキ棒(3)は内部移動して遊動した長さだけ内側(5)えつき出る形で取りつける。
(ロ) 爪(6)を貫通母体(13)につけて固定しタタキ棒(3)の爪押し(10)を押さえつけて取付け、少しも動けない状態でタタキ棒(3)の板留(11)に掛金(12)を平らに取付けて、掛金(12)をかける相手(18)のへりに先端(27)をのばしてくいこませ、蓋(2)が脱出しない程度の掛金(12)を少なくとも1個以上設けるか、もしくはヒンジ(15)を取付ける。
(ハ) タタキ棒(3)は頭(7)を強打し爪(6)をへし折ると掛金(12)は内側(5)より浮き上がり掛金(12)の先端(27)の押さえがはずれて回転させ、先端(27)が相手(18)のへりにかからなくなる位置に貫通取付けたことを特長とするタタキ棒錠付非常用開口部。
【発明の詳細な説明】 【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は緊急時に近所の人達が簡単に手を入れる孔をあけて掛金をはずし解錠してドアを開け、又は進入口を開けて救助に入れるドアの非常用の開口部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりマンションの室内にガス漏れや異変があって室内え入りたくても入れないで救助隊を呼んでドアをこわしてやっと室内え入り救助やガス漏れを処置していた。近所の人達が簡単にドアをあけて救助に入れる装置はなかった。非常口は内部から施錠してあり外部からドアを開けることは出来ない。管理人がいてもマスターキーを置かない大手不動産のマンション等外部から救助に入ることはあまり重要視されて居らず、こわして入ることが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】堅固なドアが閉じていて室内でガス漏れがあったり、人が倒れて苦しんでいて緊急に助けに入らなくてはならない時ドアが開かなくて大騒ぎになることはかなり多い。救助隊を呼んでも手おくれになったり、よくてもガラス戸をこわし、悪くするとドアを破って入るので、その損失はかなりのものになる。ガス爆発や人命を失ったりしたらそれこそ大変だ。緊急の場合に、救助隊を呼ばなくても近所の人達が緊急にドアをあけて救助に入れるように、外から中え手を入 れてドアの解錠をなし鎖錠をはずせるような孔が簡単にあけられたり、大地震でドアがあかなくなっても非常用の進入口を外からあけて助けに入ることが出来たら大いに人命救助になる。本発明は救助隊を呼ばなくても近所の素人の人達が敏速に救助に入れるような最小限の非常用開口部を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ドアAに開口部1を設け、蓋2をはめこみ片側にのみ抜け出るように形成する。ドアA又は蓋2を貫通するタタキ棒3を設け、タタキ棒3が外側4え抜け出さないように防止の鍔14を内部に設け、外側4え握れる位突き出すと鍔14が突出を止めて、突き出した部分の先端は太くして叩き易い頭7を設け、残りは遊動部8とする。タタキ棒3の反対側は特別に突き出さず、外側4えいっぱいに突き出してから頭7を押せばタタキ棒3は内部移動して遊動した長さだけ内側5え突き出る。タタキ棒3を外側4え突き出し鍔14があたるまで突き出し、爪6を貫通母体13に固定して設け、タタキ棒3の中間から端末近くにある爪押し10を爪6で押さえつけて前後に動けぬ状態にかためる。タタキ棒3の板留11に掛金12を平らに取付けて、掛金12をかける相手18のへりに先端27をのばしてくいこませ、ドアAと蓋2ががたつかないで強固に締結するタタキ棒の長さとする。蓋2が脱出しない程度の掛金12を少なくとも1個以上設けるか、もしくはヒンジ15を取付ける。タタキ棒3は強く頭7を乱打して爪6をへし折ると掛金12は内側5の表面より浮き上がり掛金12の先端27の押さえがはずれて回転させ、先端27が相手18のへりにかからなくなる位置に貫通取付けたことを特長とするタタキ棒錠付非常用開口部。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明はドアAに開口部1を設けて、ここから手をつっこんで外から錠の掛金をはづし鎖錠をはづしてドアをあけ、内部に救助に入るための非常用解錠操作孔Bや、又は人がもぐりこめる大きさの開口部1をあけて大地震でドアがあかなくなったらここから救出にもぐりこむための非常用進入口Cでタタキ棒錠(D又はE)を外からハンマーで強打して解錠して開口部1を開くものである。図1から図5まで非常用解錠操作孔の標準を図示する。ドアAに四角又は矩形のような形の外側4に広く内側5に狭いテーパー付開口部1をあけて、開口部1と同形の蓋2をはめこむと外側4にのみ抜け出る。開口部1の一辺のドアにヒンジ15を取りつけ蓋2と連結すると、蓋2は扉のように外側4にひらく。テーパーをつける側面は三辺又は相対する二辺でもよく他は直角のきりこみでもよい。蓋2を貫通するタタキ棒3を設ける。タタキ棒3は頭7と遊動部8と胴部9と爪押し10と板留11の5個を組立て、これに掛金12を水平に取付ける。蓋2の外側の表面板16は一枚板で、タタキ棒3をさしこむ位置で、表面板16の上に化 粧板19をのせ表面板16の裏側内面に基底板20の三枚を重ねて接着し、厚い強固なタタキ棒3を通す孔21を構成する。頭7を外側4からこの孔21に遊動部8と共にさしこみ、頭7は遊動部8より太くて叩き易くしてあり、反対側のボルト29に蓋2の中から胴部9を螺着すると外えも抜けず内えも入れず、鍔14と頭7の間を少し前後に動くのみとなり、次に爪押し10をはめこむが爪押し10はボルト29より少し太い孔があいているのでボルト29にさしこむだけである。基底板20の外周に中台リング22を螺着し、リング爪23をはめて、爪押さえリング24を螺着してリング爪23を強くはさんで押さえつける。次に中台リング押さえ25を中台リング22の外周に螺着すると中台リング22は強固となる。リング爪23はタタキ棒3の内部移動を阻止するため爪押し10をぐつと押さえつけて爪押さえリング24を螺着するので、タタキ棒3は外側4え押し出され頭7と遊動部8は突き出て前後に動かず回るだけとなる。板留11と蓋2の内側の表面板17を取付け、板留11に掛金12を取りつけ螺着する。掛金12は表面板17に凹み26をつけてこれに埋めこみ平に取付け、掛金12の先端27は少し開口部1のへりにまでのばしへりの凹み28にひっかけくいこませると、これで蓋2は外側4に開けずタタキ棒錠Dは施錠された。開口部1が小さくて腕が入る位ならばタタキ棒錠付非常用解錠操作孔Bでタタキ棒錠(D又はE)は1個以上で大きくて人がくぐれるくらいだとタタキ棒錠付非常用進入口Cとし図31のようにタタキ棒錠Dは複数個数以上とする。
【0006】本発明の作用を述べると、室内の事故で緊急に救助や処理に入らなければならない時に救助隊を待っていては手後れになるから、近所の人が気軽にタタキ棒3の頭7をハンマーや硬い石等で強打すると、爪押し10は強くリング爪23を押しつけて遂にはへし折ってタタキ棒3は蓋2の内部で押しすすんで掛金12は浮きあがり頭7をつまんで回転すると、掛金12の先端27は開口部1のへりにかからなくなる所まで来ると蓋2は外側4に開き簡単に解錠する。タタキ棒錠が2個以上ある場合は当然最終錠で解錠する。
【0007】本発明は破壊をしないで室内に救助に入るのが目的なのでタタキ棒錠等は再用出来る。その作用を述べると、掛金12をタタキ棒3からはづし内側の表面板17をはづして、板留11を抜き取ると内側が見え爪押し10をはづし胴部9もはづし、それから爪押さえリング24をはづし折れたリング爪23を抜き去る。胴部9と爪押し10をもとに戻し新しいリング爪23をはめこんで爪押し10を押さえつけ、再び爪押さえリング24を螺着してから表面板17板留11掛金12を所定の位置にはめこみ螺着すれば、再度施錠され開口部1は閉じられる。
【0008】本発明は非常用解錠操作孔Bと非常用進入口Cの両方に利用出来るタタキ棒錠Dだか、進入口12 1とした場合は同時に脱出口122としても使用出来る。その作用を述べると、脱出口122として使用する場合はタタキ棒錠Dの掛金12の先端27を引っこめれば解錠して蓋2ははづれて脱出出来る。通常一枚板の掛金12から先端27部分を切りはなしこれに平板をつけて掛金12の表面をすべらせて先端27を凹み28に出し入れすればよく、図23から図26に至るまでに示す如く掛金12の表面に2個のくぐり門47を設けこれに先端50付移動する部分49をくぐらせ、のばせば施錠しちぢめれば解錠する。頭7を強打して解錠した場合タタキ棒3を外側4え押し戻せないしリング爪23をとりかえることも出来ないとなれば、浮き上った掛金12を回転させなければいいから、先端50を90度回転させて凹み28にさしこみ51の状態にすればタタキ棒3は回すことが出来ず蓋2もひらかず閉ったままであり、後程ゆっくりとリング爪23を解体して取替えればよい。タタキ棒錠Eは図27から図29に示すように、基本的にはタタキ棒錠Dと変らず掛金12の先端27が片方だけか両端共あるかの差であり、両端の場合は中央に寄せたり広げたりするのでくぐり門47が一つで大きく移動板49が短かくて、いりくんでいることである。
【0009】
【実施例】本発明の第1実施例としてドアAにあける開口部1は四角形又は矩形のような形とし外側4に広く内側5にせまくテーパーをつける形式のものは、本発明の実施の形態の他に下記の方法がありいづれも効果は変わらない。
(a)図31のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもできる。
(b)図33のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもできる。
(c)図35のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Eを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(d)図38のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Hを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
【0010】本発明の第2実施例としてドアAにあける開口部1は円形又は楕円形のような形とし外側4に広く内側5にせまくテーパーをつける形式のものは、下記の方法がありいずれも第1実施例の効果と同様である。
(a)図41のようにヒンジ15なしタタキ棒碇Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもできる。
(b)図43のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Eを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(c)図46のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(d)図49のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Hを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(e)図52のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもでき る。
【0011】本発明の第3実施例としてドアAにあける開口部1は四角形又は長方形のような形としてテーパーはつけず直角に切りこみ、外側4はそのままとし内側の表面板5を少し残すか、L型金具52をつけてせまくして蓋2の脱出を阻止して外側4にのみひらく。テーパーが無くなるとタタキ棒3を強打する力を受けるので表面板5もL型金具52も強固にする必要があり以下各項に於ても同様とする。この形式のものは下記の方法がありいづれも第2実施例の効果と同様である。
(a)図54のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもできる。
(b)図56のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Eを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(c)図59のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(d)図62のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Hを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(e)図65のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもできる。
【0012】本発明の第4実施例としてドアAにあける開口部1は円形又は楕円形のような形としてテーパーはつけず直角に切りこみ、外側4はそのままとし内側の表面板5を少し残すか、L型金具52をつけてせまくして蓋2の脱出を阻止して外側4にのみひらく。この形式のものは下記の方法がありいづれも第3実施例の効果と同様である。
(a)図67のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもできる。
(b)図69のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Eを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(c)図72のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(d)図75のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Hを1個以上設ける操作孔124とすることもできる。
(e)図78のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを複数個数以上設ける進入口121とすることもできる。
【0013】本発明の第5実施例としてドアAにあける開口部1は四角形又は長方形のような形としてテーパーはつけず直角に切りこみ、内側5はそのままとし外側の表面板4を少し残すか、L型金具52をつけてせまくする。図81のように開口部1と同形の蓋2をはめこむと内側5にのみ抜け出るが、開口部1の一辺にヒンジ15を取付け蓋2と連結すると蓋2は扉のように内側5にひらく。図80のように開口部1のヒンジ15を取付けた側と反対側のドアAのへりを貫通してタタキ棒錠Dを装着し、掛金12(48)はドアAの内側の表面板5に凹み26をつけてこれに埋めこんで平に取付けて、移動す る部分49の先端50は蓋2のへりにまで少しのばし凹み28にひっかけくいこませる。これで蓋2は内側5にひらけずタタキ棒錠Dは施錠された状態となり、非常用進入口Cとしてタタキ棒錠Dは複数個数以上つける。効果は第4実施例と同様である。
【0014】本発明の第6実施例として図83のように第5実施例と同様の構成だがヒンジ15はつけず内側5にのみ蓋2は脱出する。図84のようにタタキ棒錠Dは上下で複数個数以上設ける進入口121とすることもできて、効果は第5実施例と同様である。
【0015】本発明の第7実施例としてドアAにあける開口部1は円形又は楕円形のような形とし、図85及図87のように内側5に蓋2は脱出する。他の構成は第5実施例及第6実施例と同様とし、非常用進入口Cとして次の方法とする。
(a)図86のようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Dを複数個数以上を設ける。
(b)図88のようにヒンジ15なしタタキ棒錠Dを上下で複数個数以上とする。
第5実施例及第6実施例と同様の効果を得ることができる。
【0016】本発明の第8実施例はタタキ棒3のリング爪23をいくらドアAの内側の表面板5に近づけても図89のように折れた爪がいくらか取りやすくなるだけであまり変わらない。掛金12とリング爪23を一本化させ、掛金12は表面に出ているから内部のリング爪23を表に出してくればよい。図90と図91のようにタタキ棒3で掛金12とリング爪23を合成した兼用の大型爪6を、直接へし折れば解決する。ドアAにあける開口部1は例えば四角形又は長方形のような形とし直角に切りこみ内側5はそのままとし外側の表面板4を少し残すか、L型金具52をつけてせまくして、開口部1と同形の蓋2をはめこむと内側にのみ抜け出る。開口部1の一辺にヒンジ15を取りつけ、蓋2と連結すると蓋2は扉のように内側5にのみ開く。開口部1のヒンジ15取付の一辺と反対の一辺のドアAのへりを貫通して、タタキ棒3を通す。本実施例ではタタキ棒3も前述までと少し異なり、図92図93図94に示すように簡素化されて、タタキ棒3は頭7及び遊動部8と胴部9と爪押し10の3箇の部品を組み立て、一本のタタキ棒3となって角棒とする。ドアAの外側の表面板4は一枚板としタタキ棒3を外部から、さしこむ位置で外側4に化粧板19を、更に裏面内面に基底板20の三枚を重ねて接着し強固なタタキ棒3を通す孔21を構成する。頭7及び遊動部8を、外側4からこの孔21にさしこむ。反対側のドアAの内側の表面板5を少しはづして、胴部9と爪押し10を螺着して組立て、タタキ棒3を一本化する。胴部9の鍔14は外側4え抜けるのを防ぎ、爪押し10の鍔59は内側5え抜けるのを防ぐ。頭7及び遊動部8はドアAの外側4より突き出て爪押し10はドアの内側5よ り出ていないが、頭7をば押していっぱいに押しつけるとドアAの内側5より当然遊動部8が内部え移動しただけの長さの爪押し10が突き出る。図95図96に示すように爪6はただ単にタタキ棒3の内部移動を阻止するためだけでなく蓋2を押さえつける掛金12と兼用のもので特に丈夫で大きい。止金具61はこの兼用の爪6を保持するもので、丈夫な支持板62に強固に取付ける。爪6には裏側に切れ目を入れてタタキ棒3の先端にあてがい、爪6が爪押し10を蓋2のへりにしっかりとかかって押さえつけると、タタキ棒3は外側4えいっぱいに突き出て動かずタタキ棒錠Fは施錠される。頭7をば強打して爪6をへし折れば、蓋2は内側5え開いて解錠し、非常用進入口121として救助に入れる。折れた爪6はきれいにもぎ取って、蓋2をはめこんでから止金具61のつまみ64をつまんで90度回転させると新しい爪6が出てきて、蓋2を押さえつけ施錠出来る。爪63は4本を十字にしてあるので1本が折れても残り3本あり、地震の混乱時でもすぐ進入口121が閉められる。また脱出口122として使用したい時は、45度回転させると、爪6がなにも押さえていない状態になって蓋2がひらくのですぐ脱出できる。図97と図98に示すようにヒンジ15をつけてタタキ棒錠Fを複数個数以上設ける進入口121とすることも出来る。本発明の実施例は爪6に、タタキ棒3の内部移動の阻止と、蓋2を押さえる掛金12の役目と両方を兼用させているが、原理はタタキ棒3を強打して爪6を折って解錠するもので、本発明の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0017】本発明の応用の第9実施例として第8実施例に示す構成からヒンジ15をつけず内側5に抜け出る状態のままでドアAの開口部1の上下のへりを貫通してタタキ棒錠Fを設置し、非常用進入口Gとしたもので、図99及図100のようにタタキ棒錠Fは上下で複数個数以上とする。第8実施例とその効果は変わらない。
【0018】本発明の応用の第10実施例として第8実施例に示す構成よりドアAにあける開口部1は円形又は楕円形のような形とし、蓋2も同形としてもよく、図101及図102のようにヒンジ15及びタタキ棒錠Fは複数個数以上とし、非常用進入口Gとし、第8実施例とその効果は変わらない。
【0019】本発明の応用の第11実施例として第10実施例に示す構成より、ヒンジ15をつけず図103及図104のようにタタキ棒錠Fは複数個数以上とし、非常用進入口Gとし、第10実施例とその効果は変わらない。
【0020】本発明の応用の第12実施例として地震の安全対策としては次のような方法がある。地震でドアAがあかなくなることはかなり多いが、しかしドアAがあかなくても本発明の非常用進入口の空間付があれば安心である。ドアAがあかなくなるのは、建物がゆがんで主として左右のドア枠123が押しつけられてゆがみドア Aをくわえこむからであり、上下はあまりゆがまない。開口部1と蓋2とのすき間をひろげて空間74を多くとり、地震でドアAがゆがんでもあけるようにする。ヒンジ15をつけた一辺以外の三辺にのみ空間74を設けて、ヒンジ15をつけないタイプは上方及左右にのみ空間74を設け下辺は空間74は無しがよく下にすきまがあると蓋2が安定せず開くときに危険だからである。原則として蓋2は鎖107で短かく吊っておいて少しひらいてから鎖107をはづしてあける。図97〜図104の4タイプの空間74を付けた進入口121を図105〜図118に示す。この4タイプはいづれもタタキ棒錠Fを備えているがタタキ棒錠Dでも図81〜図88の4タイプにも空間74付とすることは可能である。テーパー付のものは空間74付とすることは出来ないが、その他のタイプは差支えなく使用できるから他の実施例と同様の効果を得ることができる。空間74を設けるためにはドアA又は蓋2の外側4や内側5の表面板を必要に応じてのばしてカバーするが、表面板が薄い場合はL型金具52と併用補強する。
【0021】本発明の第13実施例としてドアAに開口部1を切りこむと前述してあるが、これはドア全体を新しく作る場合であって、既存のドアAに現地での改造は無理でドアAを取り外して工場へ持って行って加工しなければならないので数日間ドア無しとなり、室内ならともかくマンションの玄関防火戸のようなものではとても出来ない相談であり、このような時には改造用として次のような方法がある。タタキ棒錠付非常用解錠操作孔B、タタキ棒錠付非常用進入口C、タタキ棒錠付非常用進入口Gを含めて開口部1のまわりを切り取り簡単な形の枠73にはめたものを現地に持ちこみ、現地の扉はただこの簡単な形の枠73の切りこみだけをして、これに枠付73の操作孔124進入口121をはめこんで、熔接又は締付接着をして、化粧板66で化粧直しをすればよい。図119〜図123に示すように簡単に持ち運び取付も簡単である。またこの枠付73ならば図124のように一枚鉄板の防火戸のようなものにも枠73の寸法でくりぬき、アングル126で補強すれば容易に取り付けることが出来る他、他の実施例と同様の作用及び効果を得ることができる。
【0022】本発明の第14実施例として近所の人達でも容易に解錠して室内え入るということは、防犯上はとても不安である。スチール製のドアをがんがんとハンマーでたたくのだからかなりでかい音がするが、非常の時いそいでドアをあけなければならないから時間は長くできないし爪6の切りこみの深さで調節するが、錠が少ない施設の場合少々心もとない。タタキ棒錠付解錠操作孔Bで、図125〜図130のように、騒音発生板85を中台リング22の下部にはめこみ騒音カキ爪87をタタキ棒3の胴部9にはめる。タタキ棒3が叩かれて内部移動すると騒音発生板85の表面をこすっていやな騒音を たてながら騒音カキ爪87は移動し同時に爪の先につけたボンベ押爪101がだんだんボンベ操作器99のボンベ押釦100を押し始め叩き終る頃には、圧縮空気は空気ボンベ98から空気警笛102に流れこみ高い笛の音が高らかに鳴りひびき空気ボンベ98の圧縮空気が無くなるまで警報音が鳴りひびく。タタキ棒錠付非常用進入口C及Gでも、図131〜図135のように同様の構成で、騒音カキ爪93で騒音発生板94をひっかいて騒音を出し空気ボンベ98から空気警笛102に空気を流して高い笛の音で警報を発するようにしてもよい。空気ボンベ押爪を利用して接点としセキュリテイにつなぐようにしてもよい。
【0023】本発明の第15実施令として通常の厚さのドアでない特に厚い金庫扉や恒温恒湿の特殊扉冷蔵庫扉のものにでもつけられる。これには二つの方法があり、一つは通常のドアの厚さの蓋をつけるものと、もう一つは厚いドアと同じ厚さの蓋をつけるものである。通常のドアAの厚さとするものは枠付73の取付の切りこみで厚いドアAを貫通して本装置をはめこみ、蓋2が外側え開くものはそのまま残った開口部1の側板72を仕上る。仕上材をつけるため少し開口部1は削り取るか多少大きく削り取り大きくして段差をつけて仕上る。蓋2が内側え開くものは、内側え楽に開くように枠付73より先の開口部1は大きく段差をつけて広くして、特にヒンジ15付で内側え開くタイプのものは、蓋2が90度に開くようにじゃまになる部分は、くぼみのように削っておく必要があり、こうすれば前述したすべてのタイプの取付が可能になり得る。厚い蓋2をするものは、大きいものはともかく小さいものにはヒンジ15はつけられない。つかえてあかないからである。大きい進入口121でもドアAの厚さ15cmだと45cmの半円でヒンジ15をつけると0.7cmのすきまで開くと3.7cm広げてテーパーをつけておかないと蓋2はひらかないのでこれ以上は現実的でない。冷蔵庫や恒温恒湿の作業室金庫のように保温耐熱を重視するための厚い扉の場合は進入口121と直接関係ない目的なので分けて考え、進入口121をあけた後でその奥に常時開閉しない保温断熱に効果のある扉を設ければよいので、図141に示す如く深い穴の奥に特殊扉を設け外ハンドルで開閉する。その前面に本発明の装置の枠付73を取付け外え開く蓋2とする。進入口121は特殊扉より大きな蓋2を外え開き、特殊扉も外え開く十分の大きさとする。
【0024】本発明の第16実施例として建築基準法、消防法等に定める非常用進入口と同じ寸法だと、本職の消防隊も進入出来て心強い。しかし寸法はかなり大きくて普通のドアでは取付けられないし、シャツターでも具合が悪いが、このような場合には次の方法があり、図138〜図140に示すように、前項に述べた厚いドアAを壁115だと考えて、通常のドアAの厚さの蓋2を厚いドアAに取付けると同じで応用出来る。ただ壁115 の場合は地震時の圧力を直に受けるので、壁115の構造体でなく壁115の内側又は外側の仕上面に取付けて圧力を受けないようにする。壁115を大きく切りとって窓枠117をさしこみ、この外側の面にぶら下げるようにしてクッション枠118を取付け、クッション材120をつめこみ、クッション移動台119を、はめこむ。これに本装置の枠付73の地震対策用第12実施例の空間74付を設ける。地震の圧力は各クッションと空間74で少しづつ減少させ、蓋2の開閉に支障がないように保護する。壁115が雨のかかる外壁だと内側につけて叩きやすくするため、タタキ棒3を太くし遊動部8を長く頭7も大きくする。外側に雨よけと美観のための雨庇131をつける。
【0025】本発明の第17実施例として、タタキ棒錠付非常用進入口Gは大地震でドアAがあかなくなったら、しばらく、くぐり穴として出入口に使える。タタキ棒3を目いっぱい外側4えつき出して遊動部8に、棒に平行に細長い矩形のさしこみ孔60をあけ、タタキ棒3の直下の蓋2の上部の把手80にも同じ形の細長い矩形のさしこみ孔81をあける。平金属板84をタタキ棒3のさしこみ孔60にさしこみ、真下の把手80と平金属板84とのかぎ穴82と134に南京錠125をかけて外出する。外から帰宅したら南京錠125をあけて平金属板84を引き抜くと蓋2は開き室内へもぐりこみ蓋2をもどして閉めてから掛金12をかけ又は止金具61を廻して爪63をかけて施錠する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は内部に異変があったり、大地震で内部で人が助けを求めていて、緊急に救出に入りたくても鍵が無かったり、地震でドアがゆがんであかなくなったりしても、近所の人達が、救助隊を呼ばなくても敏速容易にドアをあけ救出にもぐりこみ助け出すことが出来る。ドアを焼き切ったりこじあけてこわす必要もなく進入したあとも何度でも再用出来るし、大地震でドアがあかなくなっても、進入口をしばらく出入口として利用も出来る。脱出はできても再びドアがしまらないような装置ではすぐ引越さなければならない、本発明ならゆっくり地震の混乱がおさまってからドアを直すことができる。いろいろマンションの玄関防火戸も改良されて来て震災時でもドアの開閉確保が出来るようになるが、既存の玄関防火戸を簡単に安く短時間で改造して、進入救出が自由に出来る。タタキ棒をたたいて爪を折って非常用開口部を確保することができるから、女子供でも人命救助出来る等の効果がある。
【出願人】 【識別番号】597155310
【氏名又は名称】海老沢 信
【出願日】 平成9年(1997)9月30日 【代理人】
【公開番号】 特開平11−107651 【公開日】 平成11年(1999)4月20日 【出願番号】 特願平9−303282 戻る



























