トップ :: H 電気 :: H05 他に分類されない電気技術
【発明の名称】 電子機器の実装方法 【発明者】 【氏名】海老沢 真
【住所又は居所】茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会社日立カーエンジニアリング内
【氏名】菅原 早人
【住所又は居所】茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会社日立カーエンジニアリング内 【課題】 本発明の目的は、アルミワイヤの信頼性を確保すべく、位置決め方法により、複雑化していたカバーとプレートとキバンの組立て工程を、簡略化することにある。
【解決手段】 アルミワイヤ4の温度変化に対する信頼性を確保するため、カバー1の端子が多い2辺にプレート2,キバン3の突き当て部を設け、各々を固定する。その後、カバー1の端子とキバン3間にアルミワイヤ4をボンディングする。 【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバー ... もっと見る
トップ :: H 電気 :: H05 他に分類されない電気技術
【発明の名称】 電子機器の実装方法 【発明者】 【氏名】海老沢 真
【住所又は居所】茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会社日立カーエンジニアリング内
【氏名】菅原 早人
【住所又は居所】茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会社日立カーエンジニアリング内 【課題】 本発明の目的は、アルミワイヤの信頼性を確保すべく、位置決め方法により、複雑化していたカバーとプレートとキバンの組立て工程を、簡略化することにある。
【解決手段】 アルミワイヤ4の温度変化に対する信頼性を確保するため、カバー1の端子が多い2辺にプレート2,キバン3の突き当て部を設け、各々を固定する。その後、カバー1の端子とキバン3間にアルミワイヤ4をボンディングする。 【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバーとプレートとキバンより構成される電子機器において、其々の部品を接着剤で固定し、カバー上の端子とキバン間をアルミワイヤボンディングで接続したことを特徴とする電子機器の実装方法。
【請求項2】
請求項1において、周囲の温度変化による樹脂の膨張収縮に対し、アルミワイヤボンディングの信頼性を確保するため、前記カバーと前記キバンの位置移動量を少なくしたことを特徴とする電子機器の実装方法。
【請求項3】
請求項2において、前記キバンの位置固定点をアルミワイヤボンディング接続の多い面に設けたことを特徴とする電子機器の実装方法。
【発明の詳細な説明】 【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器の構成部品の実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術は、アルミワイヤで接続した電子機器のカバーおよびプレートにキバンを固定する方法において、4辺規制の方法や、互いに嵌合させ、固定する方法がほとんどであった。なお、この種の発明に関連するものには、実開平1−95790号公報,実開平6−60183号公報,実開平6−86375号公報,実開平6−86376号公報が挙げられる。
【0003】
【特許文献1】
実開平1−95790号公報
【特許文献2】
実開平6−60183号公報
【特許文献3】
実開平6−86375号公報
【特許文献4】
実開平6−86376号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、アルミワイヤの信頼性を重視しすぎたため、その中の、4辺規制する方法では、4辺互いの寸法的な干渉を考慮しておらず、組立性に問題があった。また、互いの部品を嵌合させる方法では、組立て工程の簡略性について考慮されておらず、組立て部分が見えずに組立てるといった複雑性があった。本発明の目的は、組立て工程を簡略化することにあり、なおかつ、アルミワイヤボンディングの信頼性も確保するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、カバーとプレートとキバンの固定部を、アルミワイヤの接続が多い端子側2辺に設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1,図2,図3,図4により説明する。
【0007】
本電子機器は、大別してカバー1,プレート2,キバン3,アルミワイヤ4から構成される。図2より、カバー1は、アルミワイヤ4を接続するための端子が3辺に設けられており、その中で、端子数が多い2辺にプレート2を固定するための突き当て部1a〜1cが設けられている。更に、図3より、プレート2は、カバー1の端子が多い2辺に、キバン3を固定するための突き当て部2a〜2cを設けている。これらの部品は、プレート2をカバー1の突き当て部1a〜1cに当てて、接着剤6で固定される。キバン3はプレート2の突き当て部2a〜2cに当てて、接着剤5で固定される。その後、カバー1の3辺の端子とキバン3間にアルミワイヤ4での接続(ボンディング)を行う。
【0008】
カバー1とプレート2の固定は、2辺に突き当てて接着・固定するため、寸法的な変化により、固定が不可になることは無く、縦横2辺に突き当てることで容易に固定が完了する。また、プレート2とキバン3の固定も同様の理由で、縦横2辺に突き当てることで容易に固定が完了する。
【0009】
本電子機器は、使用環境温度が高いため、周囲温度の変化で樹脂の膨張収縮がおこり易く、カバー1の端子とキバン3の接続部分(アルミワイヤ4)が、その影響を一番受けやすい。図4を使って説明すると、このアルミワイヤ4の接続に対し、接続端子の多い2辺にカバー1の突き当て部1a〜1c,プレート2の突き当て部2a〜2cを設けた。これにより、樹脂の膨張時は、アルミワイヤ4の足の間隔が開く方向になるが、その変化は200μm以下に抑えられる。ここで言う200μm以下とは、アルミワイヤ4の劣化・破断寿命を確保できる変化量である。これに対し、樹脂の収縮時は、カバー1,プレート2の突き当て部1a〜1c,2a〜2cに当てているため、樹脂の収縮が抑えられ、アルミワイヤ4の足の間隔が狭くなる変化は見られない。これにより、全体の温度変化による樹脂の膨張収縮の変化量は200μm以下に抑えられるため、アルミワイヤ4の温度変化の膨張収縮での劣化および破断に対する信頼性を確保することができた。
【0010】
更に、カバー1の突き当て部1a〜1cとプレート2の突き当て部2a〜2cは、各々プレート2,キバン3を組付ける際、隠れることがない。突き当て部分が、作業の際、上方から良く見えることは、組立ての誤組みを防止出来るだけでなく、組立ての作業性も容易になり、その結果、作業の信頼性も確保することが出来た。
【0011】
このように、部品の位置決め用の突き当て部位置を変えることで、電気的接続の信頼性および組立て作業の信頼性、両方を確保することが出来た。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、アルミワイヤの温度変化に対する信頼性を確保しつつ、カバーとプレートとキバンを容易に組立てることができるため、組立て工程の簡略化に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】カバー図。
【図3】プレート図。
【図4】樹脂の膨張収縮図。
【符号の説明】
1…カバー、1a,1b,1c…プレートとの突き当て部、2…プレート、2a,2b,2c…キバンとの突き当て部、3…キバン、4…アルミワイヤ、5,6…接着剤。
【出願人】 【識別番号】
【氏名又は名称】株式会社日立製作所
【住所又は居所】東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
【識別番号】
【氏名又は名称】株式会社日立カーエンジニアリング
【住所又は居所】茨城県ひたちなか市高場2477番地
【出願日】 平成15年1月28日(2003.1.28) 【代理人】 【識別番号】1
【弁理士】
【氏名又は名称】作田 康夫
【公開番号】 特開2004−235176(P2004−235176A) 【公開日】 平成16年8月19日(2004.8.19) 【出願番号】 特願2003−18183(P2003−18183) 戻る





















