| 祖父は漢方医で文化大革命の中でその職を継がせるべく、医者になるための教養として「論語」を密かに教えていたが、石が11歳の時に肺がんで死去している。 |
| 文化大革命および天安門事件における中国共産党の党利党略ぶりへの憤怒と絶望感から「この国にはもはや用がない、何の愛着も義理も無い」と祖国との精神的決別に至り、一方では留学先の日本で日本文化の素晴らしさにふれ、日本の精神に孔子や論語の思想が生きていたことに感激したことから、「愛日主義者」へと傾倒して行く。 |
| 2002年(平成14年)初頭に中華人民共和国国内に広がる反日感情をレポートした書物を出したことから論壇デビュー。 |
| 以来、『正論』、『Voice』、『WiLL』などの保守論壇誌に論考を寄稿し、「独特の視点」から日中関係・中国問題などを論じてきている。 |
| 現在では言論活動の範囲を地上波にも拡げ、フジテレビ・読売テレビ・テレビ朝日・TBSなどの中国関連ニュース番組・討論番組ではコメンデータとしての「常連」となりつつある。 |
| 中国問題にかんする論評では、定番の政治問題・社会問題・外交戦略以外に、中国の経済問題も積極的に取り上げて論じている。 |
| 中国の今までの高度成長は貨幣の過剰供給と投資の過剰拡大によって支えられてきた「歪んだ成長」である故に持続性が乏しく、近い未来においてはインフレと不動産バブルの崩壊の「挟み撃ち」にあって中国の成長戦略そのものが行き詰まり、経済が傾いていくというのは石の一貫した持論である。 |
| 中国からの軍事的脅威に対抗して東アジアの平和を守るために、日本は戦後の「平和憲法」を破棄して国防体制を強化した上で、アメリカなどの民主主義国家と連携して大陸からの膨張を食い止めるべきとも主張している。 |
| 日本の教育については、「子供達に一方的に、日本は侵略国家だったと教えるのは止めるべきである。 |
| 道徳心や愛国心を教えるのも当然だが、歴史教科書の記述は中立でなければならない」としている(単著「日中をダメにした9人の政治家」)。 |
| 日本の外交問題や中国問題に関する評論活動の傍ら、自らの「文明論」も展開している。 |
| 2007年(平成19年)に出版された自伝風の著書である『私は「毛主席の小戦士」だった』の後半部分では独自の日中文明比較論を行い、皇室と神道を「コア」とする日本の民族・文化などを賞賛し、自らは日本を愛する『愛日主義者』であると宣言する。 |
| こうした石の日本観に対し、岡崎久彦が産経新聞の「正論欄」で『その日本理解の深さは明治以来の外国人哲学者の中でもトップクラス』だと絶賛。 |
| 入江隆則と伊原吉之助(帝塚山大学名誉教授)も同じ「産経新聞・正論欄」にて石の「日本文明論」を評価している。 |
| 2007年(平成19年)の秋には、渡部昇一、岡崎久彦、葛西敬之、山谷えり子、北尾吉孝などとの対談集である『論語道場』を刊行して、「中国で生まれた孔子の論語の精神は、むしろ日本で一番よく理解されて生かされている」との見方を披露している。 |
| なお、『私は「毛主席の小戦士」だった』の改題改訂版である『私はなぜ「中国」を捨てたのか』は、2010年(平成22年)末に10万部を突破するベストセラーとなった月刊『WiLL』2011年2月号の152ページの広告欄。 |
| 同誌5月号の171ページの広告欄には、12万部突破と報じている。 |
| 2008年(平成20年)9月26日から10月2日までに台湾を訪問。 |
| 台湾の民主主義を絶賛し、李登輝元総統にも会っている。 |
| 李は石に対し、「あなたの本を読んで、感心していますよ。 |
| 」と言ったという月刊『WiLL』2008年12月号。 |
| 2009年(平成21年)3月から産経新聞にて隔週でコラムを連載している。 |
| 民主党政権が推進する外国人参政権に反対YouTube-石平先生のメッセージhttp://www.youtube.com/watch?v=14yhl1zvi0g、靖国神社肯定評論家 石平氏提言-ニコニコ動画http://www.nicovideo.jp/watch/sm4879844の論者で知られる。 |
| 『日本に来るまで南京大虐殺など一度も聞いたことがなかった。 |
| 中国の小学校、中学校の教科書にも南京大虐殺なんて載ってませんでした。 |
| 日本留学から中国に帰ったとき、南京出身の大学のクラスメイトに、「親父さんかお祖父さんから、大虐殺の噂を聞いたことがあるか」と聞いたら、やはり「ない」と言っていました。 |
| 中国では、歴史的な大虐殺が何度もありました。 |
| しかし、南京から何十万体の骨が出てきたなんて話、一つも聞いたことがない』と述べている渡部昇一・石平『歴史通』2011年3月号『一体どこが「侵略」だというのか』。 |