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プロフィール
- 神島二郎とは
- 学歴
- 職歴
- 主な著作
- 第二のムラ
- その他
神島二郎(かみしまじろう、1918年4月18日-1998年4月5日)は東京都新宿区四谷出身の政治学者、日本政治思想史家。 丸山眞男と 柳田國男に師事し、両者の業績を架橋したと言われる。戦争に敗れた衝撃から、近代日本の歩んだ道筋を追究した。神島が提唱した「第二のムラ」という概念は近代日本史を解くキーワードの一つと評価されている。
主な著作
| 『近代日本の精神構造』岩波書店(1961年)。 |
| 『結婚観の変遷-日本文化研究第9巻』新潮社、1961、のち『日本人の結婚観』と改題、講談社学術文庫など。 |
| 文明の考現学を求めて東京大学出版会1971。 |
| 常民の政治学伝統と現代社1972その後講談社学術文庫。 |
| 国家目標の発見中央公論社・叢書1972。 |
| 日本人の発想講談社現代新書1975(新版:講談社学術文庫1989)。 |
| 『政治の世界-一政治学者の模索』朝日選書(1977年)。 |
| 人心の政治学評論社1977。 |
| 政治をみる眼日本放送出版協会・NHKブックス1979。 |
| 日常性の政治学身近に自立の拠点を求めて筑摩書房1982。 |
| 『磁場の政治学―政治を動かすもの』岩波書店、(1982年)。 |
| 転換期日本の底流中央公論社・叢書1990。 |
第二のムラ
| 『近代日本の精神構造』は、丸山の天皇制ファシズム批判と柳田の民俗学の成果を生かし、近代日本全体を貫いた思想・行動の原理を明らかにしようとした労作。 |
| この中では「第二のムラ」の概念を提唱しているが、これは村落共同体(本来のムラ=第一のムラ)の原理にならった擬似的な共同体であり、具体的には藩閥(例:長州閥)、学閥(例:東大閥)などを指す。 |
| 第一のムラは農業生産を基盤とし、祭りを中心にした秩序があるが、第二のムラに生産的な基盤はなく、同郷・同窓などのノスタルジーを基にした結合である。 |
| 近代日本では社会の指導者層は藩閥や学閥などの「第二のムラ」を秩序原理としており、健全な市民社会が育たなかった。 |
| 一方、「出世民主主義」が社会を覆い、有為な人材の多くが都会へ出てしまうと、実質的に日本を支えていた村落共同体は崩壊していった。 |
| こうした状況で、恐慌や国際情勢の悪化に対応することが要請されると、もはや秩序を支えるものは天皇制以外にはなかった、として敗戦に至る日本の悲劇を語っている。 |
| 家永三郎は書評の中で、「本文より注が多い」「造語が多すぎる」と感想を述べるが、内容は全く理解できなかったと告白している。 |
その他
| 神島は晩婚であり、結婚したのは『日本人の結婚観』を書いた後である。 |
| 経済的基盤が確立しないまま結婚するのはよくない、との信念に基づくものであった。 |
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神島二郎さんについてのひとこと紹介
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