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十代のとき、直径15cmほどの柿の木を一太刀で切り倒した。
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泰治が子供の頃よく酒を買いに行かされた居酒屋は大きな犬を飼っており、前を通っただけでよく吠え付いた。
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ある日、酒を買いに行かされたがその日の酒屋は休みであった。
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店の人に声をかけようと木戸を開いた瞬間、例の犬が中から突然泰治に襲い掛かる。
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「危ないっ」とばかりに飛び下がり下がりざま太刀を抜いたところ、犬の首が転がった。
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大陸で馬賊に襲われた時、相手を小銃ごと真っ二つに斬った。
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暗闇のなかで円陣を組んだ目録・免許の人間の面、篭手をすべて受け応じ、打ち返した。
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真っ向から切り込んでくる真剣を扇の要で受けることができた。
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あるときその扇の要が割れてしまった。
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おっと危ないと頭を左に避け、肩に傷をおった(要が割れてから真剣が頭に達するまで数十分の一秒)。
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米俵ほどの太さの巻藁二つ(中に砂の詰まった孟宗竹が三本)を、刃のついていない刀で一息に切って落とした。
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宙に投げ上げたマッチ棒を居合で斬断することができた。
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力士五人に押さえつけられた状態からいとも簡単にすっくと立ち上がった。
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鳥獣店の高級金魚に気を当ててすべて気絶し、ひっくり返して浮かせた。
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店主が慌てていたところ、また気を当てて元に戻した。
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人に饅頭の幻覚を見せ、何もないところから饅頭(の幻)をつまんで「うまいうまい」と食わせる悪戯をした。
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※以上は孫の黒田鉄山の著書『武術談義』等の記述のみであり、家族・親族以外からの事実確認は無い。
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但し、これらのエピソードのいくつかは、同じ又は類似の内容が他の武芸者の逸話にも散見される。
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武芸者の逸話には、直接の繋がりは無いにもかかわらず重複した内容が含まれる事がままある。