| 声-古谷徹。 |
| 「滅び」と呼ばれる終末の世界でただ1人、自己再生可能な身体を持つ青い瞳の男。 |
| 多くのロボットは「滅び」により体が錆に侵食されていくが、キャシャーンの体には錆も無ければ、どんな傷も癒えてしまう能力が備わっている。 |
| が、傷が癒える時にはかなりの苦痛が生じる。 |
| ただし終盤にヘルメットが破壊された際は再生されることはなく、四肢などの体の一部が欠損した場合どうなるかについては描写が無い。 |
| リューズ曰く、キャシャーンは「ブライキング・ボスの命でルナを殺害し、世界に滅びを招いた厄災者」であるが、キャシャーン本人はそのことを全く覚えていない。 |
| また、記憶の無いまま、いつ意識が戻った(目覚めた)のかも不明。 |
| 目覚めた後は「キャシャーンを食らうと永遠の命が手に入る」と噂され、「滅び」の恐怖に中にある多くのロボット達からその命を狙われている。 |
| 自分の名前を含めた全ての記憶を失っており、身体には圧倒的な戦闘力を有しているが、普段は穏やか。 |
| 相手の敵意の持ち方を繊細に察知し、相手によって対処の仕方も変わるが、身体的に窮地に立たされた状態になると自らの意識が封じられ、目が蒼く光る。 |
| またこのとき、一人称が「僕」から「俺」に変化する。 |
| その際、戦闘力が飛躍するのだが、それと同時に自制が効かなくなってしまい、敵意の無い相手までもがキャシャーンの標的となってしまう。 |
| その後、旅先で「ルナが生きている」と言う噂を耳にし、「ルナに会う」と言う目的を持つようになる。 |
| キャシャーンは「子孫を残すことができ、成長することも死ぬことが出来るロボットの誕生こそが、ロボットが人を超え、神になる時」と言うブライキング・ボスの思想の元、オージの手によって作られた3体の内の1体であったことが判明する。 |
| しかし、ブライキング・ボスが言うには過去のキャシャーンは生粋の殺戮マシンであり、ルナ殺害以前には現在のような自我を持っていなかったらしい。 |
| 機能的には3体(キャシャーン、ディオ、レダ)共に失敗作であり、また、作成時にはキャシャーンには今のような極度の自己再生能力など無かったことから、ルナとの接触の過程で、キャシャーンの体に何らかの変化が起きたとオージは推測している。 |
| なお、マスクをオンオフするシーンはあるが、ヘルメットに関しては場面によって切り替わっているだけで、どのようにして装着しているのかは不明である。 |
| また、ヘルメットは原作では壊れなかったが、本作では第23話のディオとの決戦で角飾りが一部折れた後、第24話のブライキング・ボスとの戦いで全てが粉砕されている。 |
| 腰には原作同様の銃のような形のブースターを装備しているが、原作ほど使っていない上、ヘルメットの角からの破壊光線発射も行っていない。 |
| 第23話で一度は戦いを捨てるが、第24話にブライキング・ボスとの最後の戦いを行い、ルナに「死を忘れたら戻ってくる」と言い残し、行方不明となる。 |
| このとき、ルナ殺害の際の記憶を取り戻しているかのような言葉を発している。 |
| 声-宮原永海。 |
| キャシャーンを「滅び」を生み出した存在として憎み、その前に度々姿を現す女ロボット。 |
| 並みのロボット数体なら瞬殺できるほどの戦闘能力を持ち、左腕の収納式の刃物を武器とする。 |
| 姉・リーザはドゥーンやニコとともにルナの護衛をしていたロボットの1人であったが、ブライキング・ボスの刺客として現れたキャシャーンによって負傷し、最初の「滅び」の犠牲者として息を引き取った。 |
| リューズは姉が今際の際に遺したキャシャーンへの憎しみから、姉と世界の仇としてキャシャーンを破壊しようとつけ狙っていた。 |
| しかしキャシャーンと接触するうちに、キャシャーンの中に生まれていた罪悪感と責任感を知り、「キャシャーンには、自分のやったことを思い出す責任があり、それまで死ぬのは許さない」と破壊を中断。 |
| その後ルナ存命の噂を聞き、それが本当ならばなぜリーザは「滅び」を受けたのかと言う疑問を持ち、複雑な思いを抱きながらも同じくルナを探すキャシャーンと行動を共にする。 |
| 度々キャシャーンに対して恋愛感情的なものがあるような描写が描かれている。 |
| 第24話で人里離れた山の中で、戦いから離れたキャシャーン達と暮らしていたがついに力尽き、キャシャーンの腕の中で死亡した。 |
| 声-皆口裕子。 |
| “人間みたい”なキャシャーンに興味を持つ無邪気な少女。 |
| 「滅び」が始まっている身体をオージに直して貰いながら、オージと共に移動生活をしている。 |
| 海辺で遊んでいる所でキャシャーンと出会うが、賊に襲われたリンゴを救うために自制を失ったキャシャーンに怯え、その場は逃げてしまった。 |
| しかし、その後は行く先々で会うキャシャーンに懐き、信頼を寄せている。 |
| 本人曰くロボットということであるが、人間のように涙や血を流す描写もある。 |
| 最終話はオージ達の死から数十年後、成長したリンゴのモノローグで締めくくられる。 |
| その様子から、彼女こそが初めての成長することも死ぬことも出来るロボットであることが伺える。 |
| 世界を旅しロボットを修理して回る技術者ロボットであり、リンゴの保護者。 |
| かつては「滅び」が始まる前の世界でブライキング・ボスに仕えており、「人間を超える」という思想のもと子孫を残すことができるロボットとして、キャシャーン、ディオ、レダを作製した生みの親であった。 |
| ルナの死亡後はブライキング・ボスと同じく「滅び」が始まった原因が自分にもあること、そして「滅び」の進む世界の中荒れ果てたロボットの心に絶望して放浪していたが、そんな中まだ赤ん坊であったリンゴをロボットと人間の屍山血河の中から発見、「滅びに逆らう存在」である彼女を自分の希望の光として育て守り抜く決意をする。 |
| 旅先でキャシャーンやブライキング・ボスと再会、キャシャーンにその出生の秘密と、不死身の体やその自我についての謎について話す。 |
| 第23話の後は山の中で花を育てながら生きていたが、第24話で眠るように死亡する。 |
| 死因が滅びであったのかは不明。 |
| 声-矢島晶子。 |
| 「月という名の太陽」と呼ばれる、他者に「生」と「死」を与える力を持つ少女。 |
| ロボットにも人間にも等しく命を与える存在とされ、両者からも愛されて暮らしていたが、「世界の支配者は2人はいらない」とするブライキング・ボスの命令によってキャシャーン、ディオ、レダに追われ、キャシャーンによって胸を貫かれ消息を絶つ。 |
| ルナが死んだとされて以来、ルナの中にあった「死」が全て世界に溢れだし、キャシャーンは不死身の肉体となり、ロボットを含む全世界はその後長い年月を経て「滅び」が進む荒廃した世界へと変わってしまった。 |
| 過去のルナは永遠の命ばかりのいびつな世界に対して自然な「死」を与える存在だったが、「死」を全て無くしてから数百年の時を経て不死となって復活した後は逆に「死」を忌み嫌い、不自然な「永遠の命」を与える存在となる。 |
| ルナの血を与えられたロボットは錆だらけの状態であっても錆が無くなって永遠の命を得ることが出来るが、一定以上滅びが進んでしまったロボットはルナの血も効果が無いらしく、彼女自身も救うことは無い。 |
| なお、元々人間であったのか、ロボットであったのかは不明。 |
| 声-内海賢二。 |
| 「滅び」の世界を彷徨う男。 |
| かつて人類の上に君臨し世界を統べたロボット帝国の“王”であったが、人々から支持を集め出したルナを疎ましく思い、キャシャーン、ディオ、レダの3人にルナの抹殺を命じる。 |
| それには成功したものの、世界には滅びが広がり、自身の王国と軍団も滅んでしまう。 |
| その後はかつての野望を捨ててフードで頭を覆い、荒野の隠者のような姿になって滅びゆく世界を放浪しながら、死んでいったロボット達の墓を作っていた。 |
| キャシャーンに「滅び」の矛が向かないことを心良く思っておらず、「俺達みんなが(キャシャーンを含めて)世界に落とし前をつけなきゃならねぇ。 |
| 滅びるなら全て」と考えていたが、第23話のラストで世界がさらに滅ぶことに耐えられず、残ったロボット達を率いてルナの元へ向かい、癒しによって再生されたロボットを率いて再び帝国を作ろうとした。 |
| しかし、自身は癒しを受けていなかった。 |
| 第24話では、原作での姿を彷彿とさせる帽子を着用してキャシャーンに挑む。 |
| 原作で率いていたのは「アンドロ軍団」だが、本作では単に「ロボット軍団」と呼ばれている。 |
| キャシャーンが立ち寄った「死を受け入れたロボット達の村」で、レンチやルートと共に暮らしていた犬型ロボット。 |
| レンチたちに比べると、「滅び」がほとんど進んでいない。 |
| レンチは自分たちが「滅び」を迎えた後にフレンダーが孤独になることを心配し、キャシャーンに連れて行って欲しいと頼んでいた。 |
| キャシャーンや凶悪なロボットたちがレンチに襲い掛かろうとした時には身を張って立ち向かうが、結果的にレンチたちがキャシャーンのせいで「滅び」を迎えたことでキャシャーンを警戒するようになり、レンチの「滅び」を見届けた後に村を後にし、キャシャーンを追う。 |
| キャシャーンとの一騎打ちの後に、彼を殺すことなく共に旅をすることになる。 |
| また、第24話のラストでは数十年後のリンゴと共に健在であった。 |
| 原作ではキャシャーンの乗る乗り物に変形していたが、本作では変形することはなかった。 |
| 声-森川智之。 |
| 色こそ違うものの、外見がキャシャーンと酷似している男(デザイン的にはOVA版のキャシャーンに近いアレンジ)。 |
| 外見のみならず、戦闘能力もキャシャーンに引けを取らない(劇中「スペックとスキルは同じ」と言われている)。 |
| しかしキャシャーンのように自己再生能力がなく、かつてキャシャーンに敗れたことがトラウマになっていることから(左側の角はその時折られたもの)比較されることを極度に嫌い、キャシャーンに対し異常な執着を見せ、度々暴走してはレダに宥められる。 |
| キャシャーンの秘密を暴くことで世界の「滅び」を止め、その上でその世界を支配しようと考えており、「過去の王」であったブライキング・ボスのようなロボット軍団を組織しようとしていたが、次第にキャシャーンと戦うことでしか生きていることを実感できないと悟ると共に支配者になるという願望を捨て、第22話にてレダと決別する(このことをレダは「坊やを卒業」と評した)。 |
| 第23話で激闘の末、その腕でキャシャーンの体を貫くにまで至るが、限界を迎えキャシャーンにレダを救ってほしいと遺言を残し、眠るように機能停止した。 |
| 永遠の美しさと、「生命を生み出す」という願望が強い(他の2体はそれらのことに関しては関心すら無い節がある)。 |
| 「滅び」が始まった後の世界ではディオと行動を共にし、誰もが果たせなかった「生命を生み出す」存在として神のごとく世界に君臨するという野望を抱いており、次第にそのことへの執着から暴走しがちになり、初めとは逆にディオに窘められるようになる。 |
| ルナの街を占拠し、ルナから「癒し」を受けたが、行き過ぎた「癒し」を受けた結果、右半身が異常進化した無残な姿となってしまう。 |
| その後はルナへの憎悪から狂気に取りつかれたが、キャシャーンからディオが死の直前まで自分を気にかけていたことを知って正気を取り戻し、最後は機能停止したディオの傍らで死んでいった。 |