| 放送初期はドタバタ調のギャグアニメであったが、それが当時の原作ファンから不評だったため1975年頃からホームドラマ路線に転換し現在に至る。 |
| また、放送当初はキャラクターデザインのタッチが原作に近いものだったが、年月が経つにつれて現在のデザインに落ち着いた。 |
| 内容は、季節に合ったものを原作から抽出し組み合わせて物語を構成しており、同じ原作を複数回使用することも一般的となっているが、その際は間隔を3年以上空け、内容も若干変更している2008年11月13日放送『スーパーニュース』 |
| 年中行事を題材とした回が必ず組み込まれ、家族旅行・ボーナスなどの話題は毎年繰り広げられている。 |
| 磯野家にはしばしば泥棒が入り、特に節分時には毎年のように鬼の面をつけた泥棒が現れる。 |
| 過去にはカツオが泥棒(泥棒役の声優はアナゴ役の若本規夫が多い)に酒を飲ませて酔わせたこともある。 |
| また、カツオやワカメの学校における進級には触れられないが、過去の放送でカツオが修学旅行に参加したエピソードもある。 |
| 年内最後の放送終了時は、毎年(2007年を除く)、磯野一家が翌年の挨拶をしている。 |
| 制作技法は、通常放送の本編に関しては現行アニメ作品として唯一セル画を制作に使用している作品であり、1話完成するには3か月半の期間が掛かる。 |
| 通常放送のオープニングおよびエンディングアニメ部分と、CM、FNSの日スペシャル・特番などの特別版については徐々にデジタル制作へ移行しており、2005年(平成17年)10月のハイビジョン化以降はOP・ED・次回予告のバンク部分がデジタル制作に切り替わり、2009年(平成21年)7月からはOPのみ全編デジタルにて制作されている。 |
| また、2010年(平成22年)の新春スペシャルでは、本編内の大半がデジタルで制作された。 |
| 2010年代初頭でもセル画を採用する理由として、制作担当のエイケンは「セル画の映像は微妙に線が揺れ、温かみのある画像になる。 |
| それが視聴者に安心感を与える」とこだわりを見せているが、セル画はハイビジョン画像との相性が良くなく、理由として「静電気の影響で塵が付着して見える」「厚みによる影で輪郭のぼやけがある」「色のばらつきが見える」などがあるため「視聴者から『サザエさん』は他に比べ映像が汚いと苦情が来れば、セル画を断念せざるをえない」との見解も示している |
| また、一話ごとに脚本・作画などのスタッフ名や作品ナンバーも表示されるなど、現在のアニメーション作品ではきわめて珍しい。 |
| アフレコも毎週木曜日にキャスト全員で行われ、区切ることなく1話通しでやっており、マイクの前には入れ替わり立ち代わりでキャストが声を当てている。 |
| 電話に関しては、磯野家は現在も固定電話は黒電話のままであるが、プッシュホンの存在は確認されている。 |
| 外部からの電話も当初から公衆電話を使用しているため、磯野家は誰一人として携帯電話は所有していない。 |
| ただ、他の人物については携帯電話を使用するシーンが描かれていることがある。 |
| 黒電話は呼び出しベルに合わせて稲妻状の線を発して震えながら受話器の部分が飛び上がるという昔のアニメならではの表現がなされていたが、2000年代以降の放送では呼び出しベルが鳴るだけとなっている。 |
| 白物家電や家電製品に関しては、磯野家では1970年代前半頃の東芝製品が描かれている。 |
| そのため2010年10月に放送された話で登場したカメラも、デジタルカメラではなく旧来の写真フィルムによるものであった。 |
| 他については、各回の放送時点における最新式に類似したモノが見られ、パソコン・テレビゲーム・ハイビジョン液晶テレビなど時代に沿った家電品が登場するなど、作中に現代の雰囲気を少し織り交ぜている。 |
| 東芝のショールーム用に上映された後、2002年(平成14年)1月13日に一般放映された「磯野家ゆめの一週間」では、携帯電話などの最新家電を一気に登場させたが、それらに振り回された磯野家は結局、今のままが一番であるという結論を出した。 |
| 茶の間の窓のカーテンや、窓に映る庭の花も季節毎に変えている。 |
| また、サザエは一度も同じ服を使い回したことがない同じく長寿アニメで、原則として主要登場人物が一貫して同じ色や模様の服を着続ける『ドラえもん』(特に1979年放送開始の分)とは対照的である。 |
| 乗り物に関しては1999年(平成11年)に営業開始した「カシオペア」や2001年(平成13年)に営業開始したE257系、2007年(平成19年)に登場したN700系新幹線、30周年記念スペシャルでは、日本航空のボーイング747「リゾッチャ」(スーパーリゾート・エクスプレス)などがしばしば登場している。 |
| 日本で開催された万博は、2005年日本国際博覧会(愛知万博)を除き家族全員で行った内容の作品が制作されていた。 |
| 愛知万博に一家で行った作品は作られなかったが、2005年(平成17年)4-9月期のオープニングでサザエが訪問している。 |
| 作品中には単独スポンサーであった東芝(1970年の日本万国博覧会(大阪万博)は石川島播磨重工業(現IHI)との合同、1990年の国際花と緑の博覧会(花の万博)は三井グループとの合同)のパビリオンが必ず登場している。 |
| また、東芝が単独提供だった時期の東芝科学館では、一般住宅を模したセットの中でサザエの着ぐるみが登場して家電の説明をしており、コンパニオンが「サザエさーん」と呼びかけると「はーい、サザエでございまーす」とサザエが登場した。 |
| 人気脚本家の三谷幸喜が最初に執筆したストーリー性のある脚本が本作である。 |
| 三谷は、計4本の脚本を書き、その1つ「妹思い兄思い」(作品No.2456、1985年8月11日放送)は、2005年(平成17年)7月24日放送のFNS25時間テレビと2010年(平成22年)8月8日放送のテレビドラマ『サザエさん2』内で再放送された。 |
| 2011年現在、フジテレビの『サザエさん』公式サイトでは、他のアニメ番組とは異なり、サザエなどのキャラクターを使った画像や動画が一切公開されていない。 |
| 詳細は著作権問題を参照。 |
| VHSやDVDといった映像メディアソフトとしては、放送開始から現在に至るまで一度も発売されたことはなく、日本国外への輸出もされていない。 |
| ただスペシャル番組などでたびたび昔の映像などが放送されることもありフィルムは現存している。 |
| これは長谷川町子とその遺族の意向により、映像化された作品はソフト化されることはないためだという説がある。 |
| テレビ雑誌でも一話分のあらすじは紹介するものの、キャラクターが登場するのはFNSの日を始めとした著名人が出演する回のみ。 |
| EDの声優表記は声優変更以外は使い回しで、ゲストキャラの声優がクレジットされることはほぼなく、その回に実際には登場していないキャラまでクレジットされていることも多いこれは『サザエさん』に限らず、当時のエイケン作品の特徴であった。 |
| ゲスト声優がクレジットされる様になったのは1976年(昭和51年)放送の『UFO戦士ダイアポロン』(TBS系列)より。 |
| 日常を描いた漫画のため、よほどの倫理上の問題が発生しない限りは永遠に放送を続けるのではないかと言われている。 |