| その鍛えられた肉体と2mを超す巨漢ぶりにふさわしく、ゲーム中トップクラスの体力を持つ。 |
| また、プロレスラーという職業を反映し、通常投げ、必殺技を問わず様々な投げ技を持つ。 |
| しかし移動速度はシリーズを通して全キャラクター中最低クラス。 |
| さらにはその巨体が仇となり、敵の攻撃を喰らいやすい。 |
| 通常技も大振りなものが多く、隙が大きい。 |
| 登場作品を通して共通するのは、「いかに相手に近づき、強力な投げ技を決めるか」である。 |
| シリーズを通してザンギエフの象徴となっているのが必殺技「スクリューパイルドライバー」、通称「スクリュー」である。 |
| これはコマンドがレバーを1回転させたあとに地上でパンチボタンを押すという、ほかのキャラクターの必殺技に比べ難易度が高いものである。 |
| その代わり、全ての技の中でも最高クラスのダメージを誇り、かつ投げ技としては攻撃範囲も最高クラスに広い強力な必殺技である。 |
| 数歩先にいる相手を突然捕まえて投げを決める様は「吸い込み」と呼ばれて、プレイヤーから恐れられた。 |
| 『II』が出た当初はジャンプの低さや足の遅さなどと併せて、スクリューのレバー1回転という一見すると不条理なコマンドから敬遠されていた(レバーを上に入れるとジャンプしてしまうため、地上では1回転できないと思われていた)。 |
| スクリューに拘りすぎると、ダメージを与えられないまま倒されることも珍しくない。 |
| しかしプレイヤーの研究が進むにつれ、地上でもレバーを1回転させられる方法(いわゆる立ちスクリュー)が発見され、スクリューを決めたあとに相手が起き上がる瞬間に打撃をガードさせ、再度スクリューを仕掛ける「スクリューはめ」が開発されてからは、一度転ばせてしまえば一気に逆転できる玄人好みのキャラクターとして位置づけられるようになった。 |
| 初代『II』での「スクリューはめ」は完璧に実行すれば、理論上は脱出不可能とされる。 |
| 『ストリートファイターII'』(以下『II'』と表記)以降では技後に間合いが広がるように修正されたが、画面端でははめることができた。 |
| ハメ技は嫌われる傾向にあるが、ザンギエフの場合に限っては「スクリューはめ」がある程度は許容されていた。 |
| ほかの強力なキャラクター相手にそれ以外に勝つ手段は無いに等しく、ほかのキャラクターの投げハメに比べ高い技術を要するためである。 |
| ザンギエフにスクリューをかけられるという状況自体が、将棋でいうところの「詰み」であり、その状況を作り出した方が悪いとされることが多かった。 |
| キャラクター設定で「嫌いなもの」が飛び道具とされているが、実際のゲーム上も「波動拳」、ガイルの「ソニックブーム」といった弾の幅の広い飛び道具には、ジャンプが低く足も遅いため避け辛く、苦戦を強いられる。 |
| 特に弱パンチで出された飛び道具(中でもサガットの「グランドタイガーショット」)には、その移動速度の遅さゆえに前方ジャンプ以外ではかわせず(難しいが不可能ではない)、「ダブルラリアット」で飛び道具をすり抜ける以外に対処方法が無くなってしまう。 |
| また初代『CvS』が題材の漫画では嫌いな物の欄に「烈風拳」(ギース・ハワード)、「カイザーウェーブ」(ルガール・バーンシュタイン)、「闇払い」(八神庵)、「ベノムストライク」(キング)、「花蝶扇」(不知火舞)を書き加えている。 |
| 接近戦が主になるキャラクターなので、ダルシムのように相手を近づけずに戦うタイプのキャラクターは天敵となる(ダルシムの飛び道具である「ヨガファイアー」も苦手)。 |
| しかし『スーパーストリートファイターIIX』(以下『スパIIX』と表記)で飛び道具を打ち消しつつ移動できる技「バニシングフラット」が追加されたので、ある程度は飛び道具にも対抗できるようになった。 |
| 『II』シリーズは対戦格闘ゲームの礎ともなった作品でもあるため、「動きは鈍重で動かし辛いが一発が重く、うまく近づいてコマンド投げを成功させ一発逆転を狙うのが醍醐味」という「投げキャラ」と呼ばれるキャラクターポジションを確立し、以降に発売された多くの対戦格闘ゲームに登場する同タイプのキャラクターたちの元祖となっている(例:『ワールドヒーローズ』のマッスルパワー、『ギルティギア』のポチョムキン、『アルカナハート』の大道寺きら)。 |
| 『EX』シリーズでは「ダブルラリアット」の性能が際立っており、対空性能が2Dのシリーズよりも高い。 |
| ただし飛び道具には弱く、それを持つ相手を相変わらず苦手としている。 |
| しかし『EX2』では「バニシングフラット」の代わりの「グロウィングフィスト」という技があるので多少は対抗できる。 |
| 『IV』では投げ無敵の短いシステム上の特徴を生かした強力な近距離戦での二択による攻め、「ダブルラリアット」や「スクリューパイルドライバー(EX版も同じ)」や「EX版バニシングフラット」などを用いた鉄壁の守り、それらに体力や攻撃力の高さが拍車をかけて、登場作品の中では珍しく上位の性能を持つ。 |
| 各場面での選択肢が比較的少ないため、プレイヤーのレベルに応じてキャラクター同士の相性の印象が全く違うが上記のキャラクター特性から期待値勝ちをしやすく、相手の立ち回りに対して強引に打開することが可能である。 |