| 第2話で、ホワイトベースの避難民の1人として登場。 |
| 避難民の収容に手を貸そうともせず自分勝手な言動しかしないカイ・シデンをいきなり平手打ちし、「軟弱者!」と叱責した。 |
| サイド7に潜入していたジオン将兵(シャア)には毅然と拳銃を突き付けるが、マスクを外した彼の素顔に生き別れの兄キャスバルの面影を見出し、動揺する。 |
| この際、シャアもまた相手が妹アルテイシアであることを悟っており、以後ホワイトベースへの攻撃時にその面影を思い浮かべては、「あの優しいアルテイシアが連邦軍の軍艦に乗っているはずがない」と弁解めいた独白をする場面が度々見られた。 |
| ホワイトベースでは、ブライト・ノアから「さん」付けで呼ばれた唯一の乗員。 |
| 元は医者の卵であったことから、人手不足の中、医療スタッフの補助や通信士(オペレーター)の役を任される。 |
| 特に後者については、臨時担当であるにもかかわらずパイロットのプライドをくすぐって一気にモチベーションを高める巧みな面を見せており、第23話ではカイから「おだてのセイラさん」などと揶揄されていた。 |
| また、ミライ・ヤシマとは年齢や立場が近いことから、しばしば行動を共にしている。 |
| 第16話では、兄と思われるシャアの動向を知りたい一心でガンダムに勝手に乗り、ジオン兵と接触しようと目論む。 |
| しかし、戦闘経験の無いセイラはノーマルスーツを着用していなかったために加速Gの凄さで嘔吐した上、敵モビルスーツに翻弄されて危うくガンダムを捕獲されそうになってしまう失態を演じ、独房入りとなった。 |
| この際、逆に捕虜となったコズンからシャアが左遷の身で生きて戦場を離れていたことを聞き、兄を想いながら自室で涙していた(『THEORIGIN』では、この件の露呈によりスパイの嫌疑を受けて拘禁されるが、直後にランバ・ラル隊が侵攻してきたため、うやむやとなった)。 |
| 第20話では、ランバ・ラル隊がホワイトベースに白兵戦を挑んできた際、第2ブリッジ付近でランバと偶然出会ってしまう。 |
| ランバは父の忠臣ジンバ・ラルの息子であり、幼少時によく可愛がってもらった仲だった。 |
| お互いに素性を知った2人が気を取られていた隙に、リュウが銃撃。 |
| 負傷したランバに、セイラは退却するよう叫ぶことしかできなかった。 |
| しかし、その後ランバはセイラの眼前で第2ブリッジから飛び降り、自爆する。 |
| セイラは、ジオン・ダイクンの遺児としての重責を再確認させられることとなった。 |
| その後、中盤ではパイロットとして第24話からGファイター(劇場版ではコア・ブースター)に搭乗し、戦場へ出撃していくようになる。 |
| 当初は慣れずにとまどう面もあったが、ガンダム(アムロ)との連係プレーなどで、次々と戦果を上げていく。 |
| ホワイトベースがジャブローに寄港した第30話では、潜入工作を行っていたシャアと再会。 |
| 兄キャスバルが今も復讐に生きていることを察して諭すが、彼はセイラに地球連邦軍を辞めるよう言い残して立ち去る。 |
| また、ホワイトベースがテキサスコロニー近くに移動した第38話でも、シャアと再会。 |
| しかし歩み寄ることはなく、決別が決定的になり、泣き崩れる。 |
| その後、シャアからセイラへの手紙を添えた金塊がホワイトベースに回収された際、ブライトに尋ねられた彼女は自らの素性を明かし、ホワイトベースのクルーで分けるようにと金塊を差し出している(『THEORIGIN』では、テキサスコロニーでのシャアとの一部始終を目撃したカイがブライトに報告したため、セイラがシャアの妹だった事実はクルー全員に知れ渡り、直後のソロモン戦では謹慎扱いとなっている)。 |
| 最終話(第43話)では、ア・バオア・クー戦にて生身で決闘を繰り広げるアムロとシャアを制止に入った際に爆発に巻き込まれるが、シャアに助けられる。 |
| その後、キシリア・ザビへの復讐を遂げに向かうシャアと別れ、アムロの誘導を受けてホワイトベースのクルーと共にア・バオア・クーより脱出。 |
| 生還を果たしたが、これが兄との今生の別れとなった『THEORIGIN』では、ア・バオア・クー戦時に増加装甲型ジムに搭乗。 |
| シムス中尉のブラウ・ブロと相撃ちになり乗機から脱出、そのまま兄を追い要塞に侵入して捕虜となる。 |
| しかしアルテイシアと公言したことで、時を同じくしてギレンを誅殺したキシリアに対する反乱部隊の象徴として担ぎ上げられる。 |
| セイラもニュータイプの片鱗を見せてはいたが、最後までアムロのような意識面での覚醒や高い洞察力は見られなかった。 |
| 明確に描写された最初のシーンは第39話と遅く、それもララァ・スンの乗るエルメスのサイコミュに、微かに反応した程度のものである。 |
| なお、アムロとは小説版での男女関係とは異なり、アニメ版では戦闘でのパートナーシップ以上の親密な恋愛感情を匂わせる描写は無い。 |
| しかし、セイラ役の井上はアムロ役の古谷徹と、「あの2人は絶対に陰で付き合っているはず」と話し合っていたという。 |
| セイラはアムロの事をどう思っていたかは不明だが、フラウ・ボゥとの関係を「友達同士の関係って大事よ」と嗜めており、フラウの存在がセイラをアムロに対して一歩引かせてたのが窺える。 |
| また、ララァを殺したアムロに対して憎悪を剥き出しにするシャアに対し、「それはお互い様」とも発言している。 |
| 一方で周囲からも、シャアがア・バオア・クーでの別れ際にセイラに対し「アムロ君が呼んでいる」と発言したり、『機動戦士Ζガンダム』にてフラウがアムロに「まだセイラさんのこと好きなんでしょう? ウジウジしてるんだから」とからかっている。 |