| 劇中、ターミネーターは銃砲店から奪ったAR-18やUZIをフル・オートマチック(引き金を引いている間は弾丸が発射され続ける)で発砲しているが、比較的銃器に寛容なアメリカといえど、フル・オート機能を持つ銃器の売買には警察及びBATFE(連邦アルコール・タバコ・銃器・爆発物局)の許可が必要である。 |
| 映画では拳銃の許可証を店員が出す前に射殺した。 |
| 小説版には、ターミネーターが改造マニュアルを見ながら、フルオート射撃可能な状態へ改造する場面が登場する。 |
| 因みに、これは実際にアクション映画等の銃器担当スタッフがフルオート銃器を調達するために常用する手段(もちろん許可が必要)である。 |
| なお、ターミネーターの使用する銃は全て「自動式」に対し、カイルは手動装てん式のショットガンや回転式拳銃という「原始的な構造」の銃を使っている。 |
| 銃砲店でターミネーターが銃を選ぶ際に「フェイズドプラズマライフル」を選択するが、これは未来の兵器であり、この時代には存在せず、ターミネーターの情報ミスである(本作のパンフレットにて解説が載っている)。 |
| これに対応した銃砲店の店主は「それは今置いてないねぇ」などと知識の無い答えをしている。 |
| また一部字幕では「なんですそれ?」、他吹き替えでは「この店にあるのだけにしてくれ」などと表現されている。 |
| カイルはパトカーから奪ったショットガンを、ストックを切り落として全長を短くし、使いやすく改造してから右腕に紐でくくりつけ、落としたり奪われないようにしているが、『ターミネーター4』では少年時代のカイルがマーカス・ライトから銃に関する「手品」として紐でくくりつけるアイディアを教わるシーンがある。 |
| 映画の宣伝ポスターなどでターミネーターが構えていたのは、AMTハードボーラーという銃で、銃の上に付いているのはレーザーサイト。 |
| カイルを演じたマイケル・ビーンは、オーディション当時は舞台劇の影響で南部訛りが強かったため、不自然だということで落とされかけたが、エージェントによって南部出身者ではないと説明され、危機を脱した。 |
| 設定の一部について、“TVドラマ『アウターリミッツ』のハーラン・エリスンが脚本を担当した2つのエピソード(第33話『38世紀から来た兵士』、第37話『ガラスの手を持つ男』)から剽窃したものである”との訴えがエリスン側から起こされ、製作者側は敗訴。 |
| キャメロン監督は謝罪し、現在は原案者の一人としてエリスンの名がクレジットされている。 |
| 警察署窓口での台詞「I'llbeback.」はシュワルツェネッガーのトレードマークとなり、続編を含む以降の出演作の多くで「I'llbeback.」と言うシチュエーションが設定されている。 |
| 映画のラスト、ガソリンスタンドにいた少年に「嵐が来るよ」と言われたサラが「ええ、分かってるわ」と返すシーンは「機械との戦争が待つ未来」を暗示させるものだが、これは製作陣があらかじめ続編を意識していたことの表れともされている(1996年、『ゴールデン洋画劇場』にて本作が放送された際には、番組司会者である高島忠夫がそのように語っている)。 |
| この映画で一躍世界的なスターとなったシュワルツェネッガーは、本作以前はそれほど人気俳優というわけではなかった。 |
| コナン・ザ・グレートのヒットもあって全くの無名ではなかったものの、英語が下手だということもあってなかなか役に恵まれず苦労を重ねていた。 |
| しかし、この英語の下手さがキャメロン監督の目に留った。 |
| というのも、キャメロン監督は非人間的な感じを出すには饒舌よりも片言で喋る方がいいと考えていたからである。 |
| サラがターミネーターをプレス機で押し潰す時の台詞「youareterminated.」は、『ターミネーター3』でT-850がT-Xを破壊する時にも使用された(『ターミネーター2』では、ジョンの「Ishedead?(死んだの?)」に対し「Terminated.(完全に)」という台詞が発せられている)。 |
| カイルの回想にてシュワルツェネッガー以外の筋骨隆々のターミネーター(演者はボディービルダーのフランコ・コロンブ)が登場している。 |
| キャメロンが今作を製作する際のエピソードとして、ロボットの悪夢の話がある。 |
| この作品の前に製作した『殺人魚フライングキラー』が失敗した際、評論家やマスコミにもひどくこき下ろされたため、キャメロンは屈辱の余り熱を出して寝込んでしまったという。 |
| そのとき、炎の中からロボットが現れて自分を殺しに来るという悪夢を見て、今作製作のきっかけとなった、という話だが、真偽は不明である。 |
| 冒頭のナレーションで「最終決戦は未来ではなく現代で行われる。 |
| 今夜・・・・・・・」と言っているが実際はターミネーターがタイムスリップしてきてその日の夜には決着せず、数日経っている。 |
| ダーク・ホース社から、エイリアンVSプレデターVSターミネーターのコミックが出ているが、今作に出演しているキャストの中で、シュワルツェネッガーはプレデター、マイケル・ビーンはエイリアン2、ランス・ヘンリクセンはエイリアン2・エイリアン3・エイリアンVSプレデター、ビル・パクストンはエイリアン2・プレデター2にそれぞれ出演している。 |
| 岐阜県高山市に有る「留之助商店」(オーナーはSFX著書で有名な中子真治氏)にて、大変貴重な実際に劇中で使用されたT-800の実物大モデルが展示されている。 |
| 作中で「審判の日」(Judgementday)とされるのは1997年8月29日だが、1968年の8月29日はシカゴで開催された米・民主党大会でデモ隊と警官隊が衝突し、軍も出動して流血事件が起きた日。 |
| 米国民にとって'29th,August'は、国家権力が市民に牙をむいた日として記憶されている。 |
| 映画の「コンピュータ対人類」という構図は、キャメロン監督にとって「国家対国民」を暗喩したものと言われている。 |