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プロフィール
- バロム・1とは
- ストーリー
- 漫画『バロム・1』
- 特撮テレビドラマ『超人バロム・1』
- バロム・1
- 必殺技
- ドルゲ
- ドルゲマン / ドルゲ魔人 / ドルゲ妖怪
- キャスト
- コミカライズ
- 劇場版
- 映像ソフト化
バロム・1』(バロム・ワン)は、 さいとう・たかをによる漫画作品。およびそれに登場する架空のヒーローの名称。1970年から約1年間『週刊ぼくらマガジン』に連載。東映製作の 特撮テレビドラマ作品『 超人バロム・1』(ちょうじんバロム・ワン)として、1972年(昭和47年)4月2日から同年11月26日まで、よみうりテレビ製作・日本テレビ系で毎週日曜日19時30分から20時00分に全35話が放送された。 さいとう・たかをによる原作からは、設定の一部の流用を除き、デザイン、ストーリーは大幅に変更されている。アニメ作品として ...
ストーリー
| 大宇宙で何千年も戦い続ける二つの力があった。 |
| 一つは、平和と正義の力であるコプー、もう一つは、悪と呪いの力であるドルゲ。 |
| 激しく永い戦いの果てにドルゲは地球に到達し、地底深くに住処であるドルゲ洞を構え、地球を悪の世界にするための活動を開始する。 |
| ドルゲ自身は直接手を下さず、人間を自らの分身=悪のエージェントとして超能力を与え、人類滅亡計画を実行させる。 |
| コプーもまたドルゲを追い地球に到ったが、彼の生命は寿命を迎えようとしていた。 |
| その時出会ったドルゲの戦闘員・アントマンと勇敢に戦う2人の少年、白鳥健太郎(しらとりけんたろう)と木戸猛(きどたけし)の友情と正義感に心を打たれたコプーは、彼らに「超人バロム・1」に合体変身(バロム・クロス)する能力を与え、ドルゲとの戦いを託したのである。 |
| 白鳥健太郎と木戸猛はドルゲ魔人に対抗する正義のエージェントとして、ドルゲ魔人探知機ボップを使い、暗躍するドルゲ魔人の企みを見破り、彼らと闘う。 |
漫画『バロム・1』
| 原作コミックスとして以下のものがリイド社より発売されている。 |
| バロム・1愛蔵復刻版上巻ISBN4-8458-1472-2。 |
| バロム・1愛蔵復刻版下巻ISBN4-8458-1473-0。 |
| バロム・1(1)ISBN4-8458-2439-6。 |
| バロム・1(2)ISBN4-8458-2440-X。 |
| バロム・1(3)ISBN4-8458-2441-8。 |
| 漫画版の超人バロム・1は、成人男性の姿をしており、衣服や光線銃、そしてボート状の宇宙艇に変形したり、ドルゲに対する警報を発する万能武器ボップをコプーから授けられている。 |
| 白鳥健太郎と木戸猛は超人バロム・1の力を授かった後、変身の方法を自ら見つけ出さなければならなかったように、基本的にコプーはバロム・1に「私を頼るな。 |
| 自ら考えて戦え」と語り、干渉しない。 |
| バロム・1の状態でも、健太郎と猛は互いの意識を残しており、会話をすることができる。 |
| なお、超人バロム・1が意識せずに叫ぶ「バローム」は、コプーの語るところによると、地球の言葉で「友情」を意味している。 |
| 漫画版におけるドルゲは、円盤状の宇宙生物という設定であり、メカニカルな身体に脳らしきものが見えることからサイボーグであることが示唆されている。 |
| 円盤状の本体から、黒い霧状の魔人の姿を投射することができ、このイメージが特撮版のドルゲの元となっている。 |
| ドルゲは一個体ではなく、「悪の友」と互いに呼び合う同族を宇宙から呼び寄せようとしているが、コプーの力により、日本以外の地域への地球侵入が不可能と説明されている。 |
| ドルゲの操る力は強大で、古代生物の化石を甦らせたり、死体を含む動物、人間(犯罪者)など、あらゆるものを怪物に変えることが可能であり、バロム・1が最後の武器である全エネルギー放射を行なっても、ドルゲの本体である円盤と相打ちになるのがやっとであった。 |
| なお、怪物が出現した際に、超人バロム・1の存在はマスコミによって報道され、周辺に殺到してくる人々のため、ドルゲへの反撃ができず危機に陥ったこともある。 |
| 掲載していた『週刊ぼくらマガジン』が休刊したため、最終回を迎えずに終わった。 |
| 子供二人が合体変身していきなり大人の顔になるので違和感があり、連載から2話くらいで作者はバロム・1を失敗作だと思ったという。 |
特撮テレビドラマ『超人バロム・1』
| 企画の発端は『週刊ぼくらマガジン』の編集長だった講談社の岩本文夫が、『巨人の星』を大ヒットさせたよみうりテレビの佐野寿七プロデューサーに漫画『バロム・1』のアニメ化の企画を持ちかけたことによる。 |
| そして、『バロム・1』のアイディアを担当していた宮崎惇を加えて企画が進められていく中で、東映動画とのディスカッションの際に、当時の東映テレビ部部長だった渡邊亮徳の「企画自体は面白いから『仮面ライダー』のセカンドとして制作してみては」という提案で、特撮作品として制作されることが決定したブレインナビ『人造人間キカイダー/超人バロム・1/変身忍者嵐・3大テレビヒーローシークレットファイル』ミリオン出版、2003年。 |
| 作品テーマは「正義と友情のヤング・アクション」とされ、東映側のプロデューサーには『ライダー』の平山亨が当たることとなった。 |
| 平山は、よみうりテレビとの初仕事に大変張り切って臨んだという。 |
| 作品の傾向としては、敵であるドルゲの尖兵であるドルゲ魔人のグロテスクな怪奇性が強調され、ドルゲの作戦も邪悪・弱い心を持つ人間を操るものが中心で、さらにドルゲの怪奇性を強めていた。 |
| 後半以降は生物の身体の一部をモチーフにした魔人が登場してさらに怪奇性が強い展開となった。 |
| チーフ監督の田口勝彦は「魔人の描写は試行錯誤の連続だったが、後半の魔人こそ、まさに悪の権化として求めていたものだった」と回想している。 |
バロム・1
| 白鳥健太郎と木戸猛がお互いの右腕をクロスさせる当初は二人がお互いに向かって走り込み右腕をクロスするスタイルであったが、視聴者の子供がまねをして怪我をする事故が報告されたため、第12話以降では一旦左腕を合わせてから右腕をクロスするスタイルに変更された。 |
| また、第18話以降はボップを空中に放り投げ、2人がそれに向かってジャンプして空中で腕をクロスするスタイルに変更され、お互いが別々の場所にいても変身することが可能となったが、ボップを奪われると変身できなくなるという弱点も生まれた。 |
| ことによって、二人の友情のエネルギーから生み出される正義のエージェント。 |
| バロムクロスと同時に、健太郎と猛の友情エネルギーがボップに内蔵されたバロム・1への変身機能と反応、そこから閃光とともに放出されたエネルギーが二人を包み込み、同時に友情波がお互いの心臓に流れて二人の肉体を融合させた後、二人だけが持つ特殊なバロムDNA(コプー染色体)とバロムエネルギーが融合した身体を超人として変異させる。 |
| 健太郎の頭脳がバロム・1の知性となり、猛の体力がバロム・1の力となる。 |
| 超人の身体に変異した後、プロテクターが身体を包み込んで正義の超人バロム・1が誕生する。 |
| 変身が完了すると同時に、両目とヘルメットの矢印部分=エネルギーチャージランプが矢印の方向に光り出し、身体全体にバロムエネルギーが充填される(第1話ほか)。 |
| ただし、両目の中で会話する場面がたびたび挿入されるように変身前の自我も残っているため、二人が喧嘩をしたりお互いを信頼しない状況に陥った場合、バロム・1の変身は解けてしまい、お互いの信頼関係が回復するまで再び変身することはできない。 |
| 友情エネルギーが300バロム以上あればバロム・1に変身できるが、普通の人の友情エネルギーは50バロム。 |
| 二人がピンチに陥った場合など、友情エネルギーが急速に回復するケースも多かった。 |
| デザインはさいとう・たかをの手でテレビ用のものが新たに起こされているが、実際の造形物とは口元に多少の違いが見られる。 |
| 身長2m、体重80kg。 |
| 体は特殊な細胞でできており、7千度の高温、-210度の低温、100気圧、10万ボルトの電流、あらゆる劇薬に耐えるが、中盤以降は魔人が強力になったのか、敵の毒や炎で苦しむ場合もあった。 |
| 超能力とシューズに装備されている重力反発装置によって空を飛ぶことができる。 |
| バロムヘルメットは500トンの圧力に耐えることが可能で、マスクに装備されている何処でも酸素が取り出せる装置=バロムブレスによって海底、地底とも千メートルの移動もできる。 |
| 目は赤外線増幅器が装備されており、2km先まで見えるほか、遮光シャッターで光による攻撃を防ぐ(第7話)。 |
| 全身の神経を耳に集中させることで人間の千倍の聴力が得られ、4km四方の音を聴ける。 |
| 胸に巨大なトゲが刺さっても、全身のエネルギーを胸に集中させれば引き抜ける(第32話)。 |
| 児童誌向けの設定では、体内の善悪ろ過器により絶対的な善のエネルギーを生み出し、決して悪に染まることがない。 |
| 他にもドルゲ魔人を打倒する決め手を探知することが可能。 |
必殺技
| パンチ技が主体であり、設定によれば必殺パンチを打ち込む時、拳の骨の部分に身体中のカルシウムが一時的に集まり、加えて手に装備されているバロムグローブにおける「拳の威力を倍増させるスプリング倍増装置」の総合作用により、強力なパンチを放つことができる。 |
| また、膝打ちは50トンの物を打ち破ることができ、バロムシューズに装備されているキック力が10倍になる特殊スプリングの作用により、強力なキックを放つ劇中ではキックを使うシーンはほとんどなかったが、古城武司のコミカライズ版の最終話ではドルゲへのとどめの技として両足によるキックを放っている。 |
| バロム・1の必殺技。 |
| ジャンプして空中回転し、そのまま魔人に突進して必殺パンチを決める。 |
| 敵を粉砕した後、「バローム」というかけ声とポーズを取る。 |
| バロム・1は当初、特に必殺技を持っていなかったが、第12話で爆弾パンチが初登場して以降、メインの必殺技として使用されることになった。 |
| 第21話からはカメラに向かって繰り返し拳を連打する演出が入ったが、実際には一撃のパンチである。 |
| 第14話での特訓で編み出した改良技。 |
| 空中で必殺パンチを決める。 |
| バロム爆弾パンチをパンチ返しで破るアリゲルゲを倒した。 |
| ;必殺2段パンチ。 |
| ジャンプして空中で横回転しながら敵に突進してパンチ、その後に再度ジャンプしてバロム爆弾パンチを放つ2段攻撃。 |
| バロム爆弾パンチをパンチ返しで破るヤゴゲルゲを倒した。 |
| 身体中のカルシウムを肩の部分に一時的に集中させた後、突進してショルダータックルを食らわす。 |
| 5メートルのコンクリートを破ることができ、主に繋ぎ技として使用されるが、イカゲルゲとの戦いでは決め技として使われた。 |
| 大ジャンプで移動する。 |
| 本来は攻撃技ではないが、クモゲルゲとの戦いではこの技を応用した飛び蹴りが決め技となった。 |
| オコゼルゲとアンゴルゲを倒した投げ技。 |
| 技名は本編では未呼称。 |
| 敵を掴んでジャンプし、空中で背負い投げを決める。 |
| フランケルゲ、ミイラルゲ、ナマコルゲを倒した(フランケルゲとの戦いでは技名は未呼称)。 |
| 敵を掴んで振り回し、投げ飛ばす。 |
| 主に繋ぎ技として使用される。 |
| 敵を上空に放り投げる。 |
| 主に繋ぎ技として使用されるが、ケラゲルゲやゲジゲルゲとの戦いでは決め技として使われた。 |
| 地中に閉じ込められた際、体を高速回転させて、ドリルのように地中を掘り進んで脱出する能力。 |
| また、高速回転能力は拘束を振りほどく・風を起こす・敵の攻撃を回避・建物の天井を突き破る・身体に刺さったトゲを抜く、といったさまざまな用途に応用可能。 |
| 同様の技に、第34話で洞窟を塞ぐ岩を破壊するために使用したバロムパンチがある。 |
ドルゲ
| 人間をドルゲ細胞(一種の癌細胞)で侵すことによって悪のエージェントである「ドルゲマン(第1話-第8話)/ドルゲ魔人(第9話-第35話)/ドルゲ妖怪(第26話のみ劇中に登場した呼称であり、予告編でもホネゲルゲが「妖怪」と呼ばれている。 |
| 白黒ツートンカラーの全身タイツ姿で(黒地で、全身に白色の渦巻きがあり、それが地中を潜るドリルの役目をはたす)、顔には目も鼻も口もない。 |
コミカライズ
| テレビマガジン(講談社)-さいとう・たかを、さいとうプロ(1972年5・6月号)、松本めぐむ(7月号-12月号)連載開始直後は原作同様のシリアスな内容だったが、作者が交代してからは猛がひょうきんなキャラクターになるなど、比較的明るい内容になっている。 |
| 月刊少年ファング(リイド社)-2007年9月号(休刊号)に、にわのまことの手によるリメイク版を掲載。 |
劇場版
| 2007年12月7日に発売された「東映特撮ヒーローTHEMOVIEBOX」および、2009年10月21日発売の「東映特撮ヒーローTHEMOVIEVol.2」に収録されている。 |
映像ソフト化
| 1994年8月21日から1995年1月21日にかけて全話収録のLD-BOX(全2集)が東映ビデオより発売された。 |
| 2004年7月21日から2005年1月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。 |
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1972年
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冒険王(秋田書店)古城武司(12月号); 超人... |
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1973年
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テレビランド(黒崎出版)松本めぐむ(創刊号) |
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