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プロフィール
- ブラーとは
- 概要
- メンバー
- 『レジャー』
- 『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』
- 『パークライフ』
- 『ザ・グレイト・エスケープ』
- 『ブラー』
- 『13』
- 『ザ・ベスト・オブ』
- 『シンク・タンク』
- リユニオン
- 『ミッドライフ : ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』
- 音楽性
- オリジナル・アルバム
- コンピレーション・ライヴ・アルバム
- 日本編集ミニ・アルバム 及び シングル
- 代表曲
ブラー(Blur)は、イギリスのロックバンド。1990年にデビュー。
概要
| イギリスの音楽界における、最も創造的な「ポップ・アーティスト」として賞賛されてきた。 |
| 初期はキンクスやビートルズの再来と注目され、ブレイク時はそのポップ・イズムからブリットポップムーブメントの代表格として一世を風靡し、ブーム終息以後も様々な音楽性を横断しながら独創的な活動を行ってきた。 |
| 後進のバンドに与えた影響も大きく、1990年代からのイギリスのロックシーンを代表する存在として人気は高い。 |
| バンドは2003年に7thアルバム『シンク・タンク』をリリース以降活動ペースを緩め、長らく活動停止状態が続いていたが、2009年夏に再始動することが発表された。 |
メンバー
| デーモン・アルバーン(DamonAlbarn、1968年3月23日-)-ボーカル、キーボード、ギター。 |
| グレアム・コクソン(GrahamCoxon、1969年3月12日-)-ギター、ボーカル、コーラス。 |
| 2003年に一時グループを脱退していたが、2009年に復帰。 |
| アレックス・ジェームス(AlexJames、1968年11月21日-)-ベース、ウッドベース。 |
| デイヴ・ロウントゥリー(DaveRowntree、1964年5月8日-)-ドラムス、サブボーカル、ギター、パーカッション。 |
『レジャー』
| 1989年に「シーモア」(Seymour)名義で結成。 |
| フード・レコーズと契約する際に「ブラー」と改名し、1990年に1stシングル『シーズ・ソー・ハイ』でメジャーデビューする。 |
| 2ndシングル『ゼアズ・ノー・アザー・ウェイ』がスマッシュヒットを記録し、デビューアルバム『レジャー』は全英7位まで上昇。 |
| イギリスの音楽雑誌『Select』は「ザ・スミス以来最高のグループ」と彼らを評した。 |
| 『レジャー』で衝撃的なデビューを飾ったブラーを音楽誌はこぞって絶賛し、「新人類による新世代ポップ」、「ネオ・サイケの落とし子」などと言われた。 |
| しかし、この頃はまだ一部の保守的な評論家からは、シューゲイザー、マンチェスター・サウンドに影響されて出現したバンド程度でしか認識されていなかった部分もあった。 |
| しかし、後の1997年の映画『トレインスポッティング』のサントラに、『レジャー』に収録されている「シング」が抜擢され話題を呼び再評価されている。 |
| シングル『ポップシーン』リリース以降バンドは2ndアルバムの製作に入り、ブリットポップの発明に取掛りかかることになる。 |
『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』
| 1993年に2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』をリリース。 |
| グランジ旋風吹き荒れるアメリカで苦いツアーを経験した後、マッドチェスター・サウンドを意識した前作と違い、時代の主流(グランジ)に乗らず、意図的に捻ったメロディーや英国人としてのアイデンティティとポップイズムを披露。 |
| 前作以上の評価を獲得し、このアルバムによってブラーはスターへの階段を駆け上がっていくことになる。 |
| また、この頃からデーモンは自分の心情を直接吐露するのを避け、第三者からの独特の視点から見た登場人物やありふれた社会通念、情勢等の様を風刺しシニカルに追っていくというソングライティングを打ち出した。 |
『パークライフ』
| 翌年1994年に3rd『パークライフ』をリリース。 |
| この後の英国音楽シーンの流れを決定づけたアルバムであり、ブリティッシュ・ポップの金字塔と評され、英国の伝統性あふれるポップサウンドや叙情サウンドに、シニカルでどこか明るくユーモアに溢れた英国人的な日常や文化を描いたこのアルバムはイギリス国民に賞賛の賛美を送られた。 |
| ここからリリースされたシングル『ガールズ&ボーイズ』、『パークライフ』等が大ヒットし、この時期に英国で頻出したポップバンドを纏めて呼んだ総称、ブリットポップの代表格と呼ばれるようになる。 |
| その後ブリット・アワードではベスト・アルバム他4部門を受賞。 |
| ステレオラブのレティシア・サディエールが「ToTheEnd」で参加している。 |
『ザ・グレイト・エスケープ』
| 更に翌年の1995年、ブリットポップ三部作の完結編と呼ばれる『ザ・グレイト・エスケープ』をリリース。 |
| 日本では初の武道館ライヴを記念してジャパンオンリーでライブアルバムがリリースされた。 |
| また、アルバム収録曲の『イット・クッド・ビー・ユー』もジャパンオンリーでシングルカットされている。 |
| シングル『カントリー・ハウス』が同日発売だったオアシスの『ロール・ウィズ・イット』と売り上げを競うという茶番に巻き込まれる。 |
| (マスメディアの煽りによるものであったというのが事実)。 |
| 同時期アメリカでのツアーは不盛況に終わってしまい、バンドは一時脆弱な状態に陥る。 |
| バンド全体が機能不全に陥ってやや疎遠状態にあったデーモンとグレアムが、手紙で遣り取りしお互いの仲を深め合ったエピソードがあり、これが基でブラー復活のきっかけにもなる。 |
『ブラー』
| そして1997年、バンド名を冠した5th『ブラー』をリリース。 |
| これまでの捻くれたポップスの路線を排し、アイデンティティであるロンドンと相対する存在にしていたアメリカに接近する。 |
| この時期デーモンはペイヴメントのスティーブン・マルクマスと友人であったらしく、ローファイやガレージなど、アメリカのインディーズに影響を受けた楽曲へと大きくハンドルを切った。 |
| また、このアルバムはかねてからアメリカンインディーズに傾倒していたグレアムが最も「働いている」アルバムとしても知られている。 |
| 全英1位を記録。 |
| 中でも収録曲の「Song2」は世界的ヒットを記録し、ブラーの代表作の中の一つにもなった。 |
『13』
| 1999年には6th『13』をリリース。 |
| 長年連添った盟友スティーブン・ストリートと訣別し、マドンナを手がけたウィリアム・オービットをプロデューサーに起用し、シンセサイザーやノイジーな音の狂気に更にオルタナティブな独自性を獲得していった。 |
| シングル『テンダー』ではゴスペル、ソウルの形式をとるなど、更に実験性を増し、新たな土壌を開拓した。 |
| また、グレアムがリードボーカルを務めた『コーヒー&TV』では牛乳パックがグレアムを捜し求めて奔走するというPVの愛らしさも話題となった。 |
| この年、初の苗場開催となったフジロック・フェスティバルにて大トリを務めたが、2011年現在ではほとんど演奏しない「パークライフ」等のブリットポップ全盛期の楽曲を多く含むベスト的なセットリストを披露した。 |
| またこの年、デビュー10周年記念の完全生産限定のシングルコレクション『The10YearLimitedEditionAnniversaryBoxSet』が発売された。 |
| このような例はビートルズのアンソロジー、ビーチ・ボーイズのデビュー30周年BOXと『ペット・サウンズ』ボックスくらいのものである(当時発売されたときはCDとVTRソフトしかなかった)。 |
『ザ・ベスト・オブ』
| 2000年にはシングル「ミュージック・イズ・マイ・レーダー」をリリースし、今後のブラーの新しい方向性が垣間見える曲となった。 |
| 同年10月には初のベストアルバム『ザ・ベスト・オブ』をリリース。 |
| また、この頃から個人活動が盛んになり、一時活動休止状態に入る。 |
| デーモンはゴリラズへの参加やマリで現地の音楽に触れ、グレアムはソロ・アルバムを作り、アレックスは他バンドに参加したり曲を提供したりしている。 |
『シンク・タンク』
| 2002年に新アルバムのレコーディングに入るものの、4人とも個性的な音楽嗜好の為作業に行き詰まり、グレアムがバンドとの距離を置き始める。 |
| 一方、新アルバムのプロデュースをファットボーイ・スリムのノーマン・クックに依頼し、グレアム抜きでマリでレコーディングが始まった。 |
| 2003年初頭にグレアムが正式に脱退を表明し、前後して7th『シンク・タンク』をリリース。 |
| マリでの経験から、原点音楽への傾倒を見せ、また同時に政治的色彩を色濃くしていくなど、更にそのスタイルを変化させていった。 |
| ジャケットはグラフィティ・アーティストのバンクシーが手がけている。 |
| 全英1位を記録。 |
| 同年のサマーソニックではヘッドライナーで出演。 |
| 2003年12月、天文学に興味のあったアレックスとデイヴの提案で、イギリスの火星探査機マーズ・エクスプレスに搭載された着陸機であるビーグル2にブラーの楽曲を火星で流すというプロジェクトに挑んだが、ビーグル2からの返答はなかった。 |
| 尚CGで作られたこのビーグル2を基にして作ったPVは、DVD盤の『ノー・ディスタンス・レフト・トゥ・ラン』に収録されている。 |
リユニオン
| その後、グレアムを欠いたブラーはバンド内での求心力を失い自発的に活動を停止。 |
| 以来各メンバーがソロ活動に専念する形で実質上の解散状態となった。 |
| その間、幾度か再結成の噂が浮上するも実現には至らなかったが、アレックスやデイヴがコンタクトを取り、脱退したグレアムとデーモンとの関係を徐々に修復していった。 |
| 2008年12月9日、オフィシャルウェブサイトにおいて、2009年7月3日にイギリスのハイド・パークで復活ライブが行われることが発表された。 |
| この再始動に対する反響は大きく、5万人分の復活公演チケットは発売開始2分で即完売、7月2日にも追加公演が行われることが決定した。 |
| またコールドプレイ、ステレオフォニックス、カイザー・チーフスなど後進のバンドからは次々と歓迎のコメントや前座出演を請う逆オファーが寄せられた。 |
| このハイド・パークでのライヴ音源が公演直後に限定版CDおよびダウンロード配信にてオフィシャル・サイトでリリースされた。 |
『ミッドライフ : ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』
| 2009年6月にはメンバー自身が「ブラー初心者」のために選曲したという新ベストアルバム『ミッドライフ:ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』がリリースされた。 |
| また、同年6月に10年ぶりにグラストンベリー・フェスティバルに大トリとして最終日に出演した。 |
| このライブは「グラストンベリー・フェス39年の歴史の中で、最高のヘッドライナー・ライヴの一つ」と評された。 |
音楽性
| デビュー時は、マッドチェスターブームからの影響を背景に、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ジーザス&メリーチェインらの前座としてツアーに帯同したこともあってシューゲイザーの色濃いシニカルでトリッピーなサイケデリック路線のバンドであった。 |
| その後、シングル「ポップシーン」の製作を境に、往年のブリティッシュ・ビートを独自のポップイズムで昇華した音楽性を確立し、それは「ブリットポップ」などと称されることになる。 |
| 5thアルバムでは大々的にオルタナティヴ・ロックに接近して自らが築きあげた「ブリットポップ」から脱却、ノイジーなギターサウンドを訊かせた。 |
| さらにゴスペルやアフリカ民族音楽などのブラック・ミュージックやルーツ・ミュージックへも目配しつつ、エレクトロニカの導入やポストロック的なアプローチまで貪欲に音楽性を追求している。 |
オリジナル・アルバム
| レジャー-''Leisure''(1991年)全英7位。 |
| モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ-''ModernLifeIsRubbish''(1993年)全英15位。 |
| パークライフ-''Parklife''(1994年)全英1位。 |
| ザ・グレイト・エスケープ-''TheGreatEscape''(1995年)全英1位。 |
| ブラー-''Blur''(1997年)全英1位。 |
| 13(サーティーン)-''13''(1999年)全英1位。 |
| シンク・タンク-''ThinkTank''(2003年)全英1位。 |
コンピレーション・ライヴ・アルバム
| ザ・スペシャル・コレクターズ・エディション-TheSpecialCollectorsEdition(1994年) 。 |
| 日本発売のみのシングル・カップリング曲集。 |
| ライヴ・アット・ザ・武道館-LiveAtTheBudokan(1996年)。 |
| バスティン+ドローニン-''Bustin'+Dronin''(1998年)。 |
| 5thアルバム「ブラー」収録曲のリミックスと、シングル"OnYourOwn"収録BBCライヴ音源の2枚組。 |
| アニバーサリー・ボックス・セット-''The10YearLimitedEditionAnniversaryBoxSet''(1999年)。 |
| ザ・ベスト・オブ-''Thebestof''(2000年)。 |
| 初回版CDは1999年11月9日ウェンブリー・アリーナでのライヴ盤を付属。 |
| ミッドライフ:ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー-''Midlife:ABeginnersGuideToBlur''(2009年)。 |
| ''AllThePeople-BlurLiveatHydePark02July2009''(2009年)。 |
日本編集ミニ・アルバム 及び シングル
| ガールズ&ボーイズ(ペット・ショップ・ボーイズ・リミックス)(1995年) 。 |
| イギリス版シングルにアルバム「ザ・グレート・エスケープ」からの1曲を追加。 |
代表曲
| マッドチェスターの雰囲気が濃厚で、まだまだサイケ色彩の強いアルバムの中でも、リズムに特化しグルーヴィーな電子オルガンにグレアムの特徴的なギターリフとコーラスを配した、最初のメジャー・ヒット曲。 |
| モッズ映画『さらば青春の光』で主役を演じた俳優フィル・ダニエルズをゲスト・ボーカルに迎えている。 |
| 一聴では底抜けに明るいポップスに聴こえるが、その実はダニエルズの語りを中心とした英国風シニカルユーモアに溢れており、ブリットポップムーヴメントを象徴する一曲として名高い。 |
| フジテレビ系深夜音楽番組『BEATUK』のUKシングルチャートトップ20でもNo.1を獲得している(他にも「ビートルバム(1997年)」や「ソング2(1997年)」、「カントリー・ハウス(1995年)」も当番組でNo.1を獲得)。 |
| ブリットポップ最盛期、いわゆる「ブラー・オアシス戦争」(オアシスとのシングル同時発売によるチャート競争)にて「ロール・ウィズ・イット」を抑えバンド初の全英NO.1を獲得した楽曲。 |
| それまでのシングルの中でも最もグレアム・ワークの比重が大きい楽曲で、PVもグレアムを題材に作られている。 |
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