| フェイセズ解散後、イギリスでの重税を逃れるため、渡米して『アトランティック・クロッシング』(1975年)を制作。 |
| ジャケット写真では、まさに大西洋を一跨ぎしている。 |
| スティーヴ・クロッパーやジェシ・エド・デイヴィスなど、有名なアメリカ人ミュージシャンが多数参加した作品で、ここから「セイリング」が大ヒット。 |
| 自ら「英国第二の国歌」と言い切っており、ライブ後半の重要なレパートリーに数えられる。 |
| 『ナイト・オン・ザ・タウン』(1976年)からは「今夜きめよう」が全米で8週連続1位を記録する爆発的なヒットとなる。 |
| 『明日へのキック・オフ』(1977年)から数年は、カーマイン・アピス(ドラム)を中心としたバック・バンドを従えて活動。 |
| 『スーパースターはブロンドがお好き』(1978年)は、ディスコ・ミュージックの要素を取り入れた「アイム・セクシー」のヒットもあって、全米1位に輝く。 |
| ちなみに、この「アイム・セクシー」は、ブラジルのアーティスト、ジョルジ・ベンの「タジ・マハール」という曲の盗作である事をロッド本人が認めている。 |
| 当初、ロッド側が似ているとして告訴したが、逆に提訴されロッド側が裁判で完全敗訴している。 |
| 「アイム・セクシー」は、日本のシングル・チャートでも6週連続1位と大ヒットを飛ばし、1979年3月のソロ初の日本公演チケットは、ハガキによる抽選販売であった。 |
| 会場の収容人数が計8万人に対し、40万通を超える応募が殺到。 |
| まさに「スーパースター」待望の来日に日本中が興奮状態となった。 |
| 1980年代は打ち込みサウンドが全盛の中、作品内でも取り入れるが、一時の勢いを失う。 |
| アルバム制作はやや緩やかになるものの、精力的なワールド・ツアーを敢行。 |
| また、旧友ジェフ・ベックの『フラッシュ』(1985年)にゲスト参加。 |
| ここで歌われた「ピープル・ゲット・レディ」(インプレッションズのカヴァー)は、その後もロッドの持ち歌となった。 |
| 1981年と1984年に日本公演を果たしている。 |
| 1989年、トム・ウェイツのカバー「ダウンタウン・トレイン」が世界的に大ヒット。 |
| 「アイム・セクシー」以来11年ぶりに、全米・全英両方のチャートでトップ10入りしたシングルとなった。 |
| 1992年には、再びトム・ウェイツのカバー「トム・トラバーツ・ブルース」を全英トップ10に送り込む。 |
| 1991年3月からは、ヨーロッパから全米まで1年間に渡る『ヴァガボンド・ハート・ツアー』を敢行。 |
| ヨーロッパでは、60公演以上のチケットが完売、アメリカでも動員・売上記録25週連続1位を記録する過去最大規模となった。 |
| 1993年2月、フェイセズ時代の盟友ロン・ウッドと共にMTVアンプラグドに出演。 |
| その時の演奏は、同年にはライブ・アルバム『アンプラグド』としてリリースされた(2009年にはボーナス・トラックを2曲追加、初映像化となるDVD付きのデラックス・エディションとして再発)。 |
| 全英・全米で2位、特に全米では5週連続浮上し、セールスは300万枚を突破。 |
| 一方で、全曲カヴァー曲で構成されたアルバム『ワンス・イン・ア・ブルー・ムーン』が制作途中でお蔵入りとなった。 |
| 同年には、ブライアン・アダムス、スティングと共にレコーディングした映画『三銃士』の主題歌「オール・フォー・ラヴ」が全米で3週連続1位を記録。 |
| 1994年、リオ・デ・ジャネイロのコパカパーナ・ビーチで敢行された、『ニューイヤー・イブ・コンサート』で観客数380万人を動員し、ギネス認定。 |
| 同年、これまでの功績が評価され、ロックの殿堂入りを果たす。 |
| MTV「アンプラグド」の成功もあり、本来ワールドツアーは終了していたものの、1994年4月には10年振りの日本公演を敢行。 |
| 海外アーティストの来日公演でありながらオーケストラを全て日本人で固めるという異色の構成で、アンプラグドスタイルでのライブを行っている。 |
| 翌1995年には、フジテレビドラマ『沙粧妙子-最後の事件-』の主題歌に「レディ・ラック」が起用され、ロング・ヒット。 |
| 2000年には甲状腺癌が判明、9か月間に渡って歌えなかったという衝撃が駆け巡ったが、アルバム『ヒューマン』のプロモーションに乗せてしまうほどで、周囲の不安を一掃した。 |
| ただ、喉の手術を機に以前ほどの高音は出せなくなった為、以後歌唱法を変更した。 |
| コンスタントにヒット・シングルを放つものの、キャリア前期に多く見られた代表作を生むには至らず、特にアメリカでは長年、商業的に低迷していた。 |
| 2002年、アトランティック・レーベルを離れ、クライヴ・デイヴィスが設立したJRECORDSに移籍。 |
| 2002年から2005年にかけては、スタンダード・ナンバーをカヴァーした『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズ全4作が全米だけで830万枚の大ヒット。 |
| 当初、このシリーズは3部作で完結と言われていたが、このVol.3の大ヒットもあり、続編となるVol.4を発表した。 |
| なお、ロッド自身がこれで完結とは宣言していない為(一度「完結」と宣言したものの撤回している)、将来的に続編を発表する可能性はある。 |
| ロッドの名が世間に浸透してから40年以上になるが、今なお現役であり続けるだけでなく、第一線で世界的に活躍を続けている点が高く評価された。 |
| 2008年、カヴァーシリーズの続編となるソウル・アルバムの制作が進行していたが、これまで二人三脚で歩んでいたクライヴ・デイヴィスがクリスマス・アルバムの制作を提案。 |
| 2009年4月21日、ロサンゼルスで行われたジェフ・ベックのライブに飛び入りで登場し、「ピープル・ゲット・レディ」「迷信嫌い」を披露。 |