| 彼の作品は、基本的に喜劇である。 |
| 本人も「面白い話しか書けない」と言っているように、悲劇やシリアスは苦手なところがある。 |
| 同じく恋愛物も「自分の恋愛観がバレるのがイヤ」ということで苦手としている。 |
| 締め切り間近まで台本が仕上がらない遅筆が有名。 |
| 舞台『巌流島』では、台本が完成せず、公演初日が大幅にずれ込むことになり、佐々木小次郎役の陣内孝則が降板している。 |
| この時に三谷は、「今後、同様なことを起こしたら筆を折る」と宣言している。 |
| 仕事が行き詰まると、ティッシュを大量に箱から出したり、ベッドと壁の間に挟まる等の小さな奇行に走る。 |
| これは本人の実体験を基にして執筆し三谷幸喜自身が脚本・主演を務めた世にも奇妙な物語20周年スペシャル・春〜人気番組競演編〜の一話「台詞の神様」においても見られている。 |
| 戸田恵子によれば、執筆作業が佳境に入ると、髪や髭がボサボサになってヨレヨレの姿になるという。 |
| 撮影現場で脚本が勝手に書き換えられた経験などから、テレビドラマの演出家には不信感を持った時期があるようで、かつてはドラマディレクターに対する辛辣な発言もあり、エッセイの中で日本テレビの細野英延、フジテレビの杉田成道に対して不快感を顕わにしたこともあった。 |
| しかし共同テレビの河野圭太には全幅の信頼を寄せており、星護(共同テレビ)、鈴木雅之(フジテレビ)などにも一定の信頼は置いているようである。 |
| 自身のドラマや映画では、自らプレゼンターとして視聴者やマスコミの前に登場するが、その際は必ずタキシードを身にまとう。 |
| 希望するBGMは布施明「君は薔薇より美しい」。 |
| 2007年の日本アカデミー賞授賞式で、『THE有頂天ホテル』でノミネートされていた最優秀監督賞を逃した時、一気飲み後、テーブルに突っ伏し悔しがるという本気とも演技とも受け取れる動きを披露していた。 |
| 神経質な性格の持ち主であり、自身の作品に否定的な意見を目にし、創作力の減退を防ぐという理由から、インターネットはほとんど見ない。 |
| ただし、テレビ出演時や対談などでは、自分の「神経質さ」を過剰に表現して逆にギャグにして笑わせる、という手法を使うことが多い。 |
| ココリコの田中直樹にフィギュアのコレクションを見せると約束しながら、自宅を訪れた田中を玄関の外で応対し、中には招き入れなかった。 |
| 妻・小林聡美の父親が、小林の外出中に訪ねてきたときも自宅に入れなかったほどである。 |
| 中森明菜、観月ありさ、平野レミの大ファンである。 |
| 和田誠との、映画についての対談集『それはまた別の話』、ドラマ『王様のレストラン』のエンディングでも使われたこの題名は、ビリー・ワイルダー監督の映画『あなただけ今晩は』に登場する、酒場のマスターの決まり文句「That'sanotherstory」の直訳。 |
| 『これもまた別の話』を映画専門誌「キネマ旬報」に連載し、『これもまた別の話』では、1998年度の「キネマ旬報読者賞」を受賞している。 |
| 和田ファンでもある三谷は、和田のタッチにそっくりの「似顔絵」を描くことができ、連載をまとめた単行本の表紙では、映画俳優たちの似顔絵を和田と共作している。 |
| 『大脱走』のような、グループで何かを計画して実現させる映画が特に好きで、そうした作品はテレビドラマの『スパイ大作戦』のように題名に「作戦」が付くものが多いことから、「作戦もの好き」を称している。 |
| 他にも『ドラえもん』、『パーマン』、『おそ松くん』などのテレビアニメや『ポンキッキーズ』、『おはスタ』などの児童向け番組にも詳しい。 |
| またフジテレビ『夜のヒットスタジオ』を初期の頃から見続けた「夜ヒットフリーク」であり、「スカイパーフェクTV!」の月間広報誌でのインタビューで言及している『ラヂオの時間』における井上順の役の設定は『夜のヒットスタジオ』での井上のキャラクターに基づくものであるとも言われている。 |
| 『探偵!ナイトスクープ』のファンでもあり、発売されたDVDは全巻そろえ、2008年の映画『ザ・マジックアワー』公開前の宣伝活動では、「依頼者」として出演した。 |
| 『大脱走』の「脱走用のトンネルを掘って出た土を、うまく捨てる装置」を再現してもらうよう依頼したが、実際に使用してみるとうまく動作しなかった。 |
| 『新八犬伝』や『人形劇三国志』などNHKの連続人形劇の大ファンで、子供の頃から人形のフィギュアを集め人形劇の映像を作って遊んでいた。 |
| NHKから人形劇の脚色・脚本の依頼があったときもスケジュールが埋まっていたが、他の誰にもやらせたくないという思いがあり、2009年の『連続人形活劇新・三銃士』で子供の頃からの夢だった人形劇を手がけた。 |
| 中学生の時には、同級生が歴史の教科書の江藤新平の写真に似ていると思うと、彼に写真と同じような着物を着せて写真を撮り、以来、友達をモデルに幕末の志士のコスプレ写真をとり続けたというエピソードがある。 |
| NHKの大河ドラマは1970年代からよく見ており、横山光輝の『水滸伝』、『三国志』のファンでもある。 |
| 猫3匹(アメリカンショートヘアーの「おとっつあん」、オシキャットの「オシマンベ」、捨て猫だった「ホイ」)、犬1匹(ラブラドールレトリバーの「とび」)。 |
| 松本幸四郎は、三谷の第一印象について毛深い手を挙げており、同様に毛深かった菊田一夫の姿が脳裏をよぎったと語っている沢美也子「松本幸四郎『王様のレストラン』主演――エンターテインメント界の歴代の天才が三谷の姿に重なった」「別冊宝島」936号、宝島社、2004年1月13日、23頁。 |
| ある種の才能を持った人が、いま目の前にいると感じました」沢美也子「松本幸四郎『王様のレストラン』主演――エンターテインメント界の歴代の天才が三谷の姿に重なった」「別冊宝島」936号、宝島社、2004年1月13日、24頁と述懐している。 |