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プロフィール
- 井上雄彦とは
- 来歴
- バスケットボールとの関わり
- 絵に対する取り組み
- 年譜
- 受賞歴
- 連載作品
- 短編作品
- イラスト・デザイン他
井上雄彦(いのうえたけひこ、本名:成合雄彦(なりあいたけひこ)、1967年1月12日-)は、日本の漫画家。鹿児島県大口市(現・伊佐市)出身。B型。愛称は「 イノタケ」。代表作に『SLAMDUNK』、『バガボンド』、『リアル』など。スポーツや闘いを通じて青年の成長を描く作品が多い。1988年、手塚賞入選の「楓パープル」でデビュー。1990年連載開始の『SLAMDUNK』は日本におけるバスケットボールブームの火付け役となり、2004年に国内発行部数1億部を突破。2010年現在の累計発行部数は完全版を含め、国内で1億1700万部を超えている。1998年からは 宮本武蔵を題材にした『バガボンド』、1999年からは ...
来歴
| 小・中学校時代は剣道部に所属し、高校から当時まだマイナーだったバスケットボール部に入部し主将を務める。 |
| その一方で、子供の頃から絵を描くことを好み、高校の終わり頃より漫画家になることを意識するようになる。 |
| 幼少期から特に好きだった漫画は水島新司『ドカベン』で、他にも影響を受けた作家に池上遼一(『男組』)、小林まこと等の名を挙げているティムリーマン『マンガマスター』美術出版社、2005年、113頁-128頁。 |
| 高校3年の時、芸大進学を前提に美術予備校の夏期講習を受けるが、「金がかかる」という理由で進路変更し、地元に近い熊本大学に進学する。 |
| 21歳の時に週刊少年ジャンプに投稿した作品が編集者・中村泰造の目に止まり、本格的に漫画家の道を歩むために上京。 |
| 当時『シティーハンター』を連載中の北条司のアシスタントを10ヶ月ほど務め、ここで漫画制作の基本的な技術を身につけた。 |
| 1988年、投稿作品『楓パープル』が第35回手塚賞に入選、漫画家としてデビューする。 |
| 週刊少年ジャンプ上で原作付きの初連載『カメレオンジェイル』やバスケの読み切り作品等を経て、1990年より『SLAMDUNK』を連載開始する。 |
| 当時国内でのバスケットボールの人気度はさほどでなかったが、回を重ねる毎に人気を増し、やがて空前の大ヒットとなる。 |
| 1993年にはアニメ化もされた。 |
| 尚、連載中の1995年3-4号ではジャンプの発行部数が歴代最高653万部を記録しギネス認定された。 |
| 更に2004年にはコミック国内発行部数が1億部を突破した事を記念して、全国6大新聞各紙に描き下ろしイラストと、ファンへの感謝の意を表した井上個人による全面広告を掲載した。 |
| また、連載終了後10年を経た2006年には、文化庁によるアンケート企画「日本のメディア芸術100選」においてマンガ部門1位に選出されている。 |
| 1996年、6年間続いた『SLAMDUNK』は連載終了する。 |
| いくつかの小品を経て、1998年より『モーニング』にて、吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした『バガボンド』の連載を開始する。 |
| 並行して1999年からは本人曰く「TVで観て興味を持った」車椅子バスケットボールを題材にした『リアル』の不定期連載を『週刊ヤングジャンプ』にて開始、いずれも2010年現在も連載中である。 |
| この二作品について井上は「漫画の先人が作り上げてきた『マンガ的な手法やマンガ的記号』を『バガボンド』では極力使わないようにし、逆に『リアル』ではそれらを最大限に発揮して描いている。 |
| 」と語っている「大特集井上雄彦『リアル』」『ダ・ヴィンチ』2007年12月号、メディアファクトリー、15頁-33頁。 |
バスケットボールとの関わり
| 井上は中学までは剣道部で活動していたが、高校では球技を始めたかったことや剣道部に実兄がいて照れくさかったことなどからバスケットボール部に入部した。 |
| インタビューによれば当初はバスケットにそれほど興味を持っていたわけではなく、友達に誘われて「ふと入った」感じだった、と語っている。 |
| 自身はそれほど背が高くなかったためガード的なポジションを務めることが多かったという今井栄一「INTERVIEW『スラムダンク』から『バガボンド』へ」『SWITCH』2002年Vol.20No.3、スイッチ・パブリッシング、40頁-51頁。 |
| 漫画家を目指すようになってからは「とにかくバスケットを」描こうと決めており、当時バスケットを題材にした漫画はなかったため「(自分が描くまでは)誰もやらないでくれよ」と思っていたという。 |
| 『SLAMDUNK』連載時にもバスケットボールチーム「TAKECHANS」を結成しポイントガードを担った。 |
| また『SLAMDUNK』終了後はBS1放送のNBA中継にゲストとして何度かテレビ出演している。 |
| 2004年に『SLAMDUNK』国内発行部数が1億部を突破したことをきっかけに、井上は「バスケットボールそのものに対しての感謝の気持ちを形にしたい」 |
| バスケットボールのプロ選手を目指す日本の高校生を対象としたもので、アメリカのプレップスクール(大学への入学を準備する学校で、プロスポーツ選手を目指す留学生も多く在学する)への留学を支援している。 |
| ちなみに、『SLAMDUNK』において一部の登場人物の顔などは、自身の高校の部活仲間や大学のサークル仲間がモデルとなっている。 |
絵に対する取り組み
| もともと漫画に限らず絵を描くことが好きだった井上は「最終的にはただの絵描きになりたい」とも語っており、漫画作品以外にも絵に対する様々な試みを行なっている。 |
| 2004年に行なわれた「1億冊ありがとうイベントファイナル」では、神奈川県の廃校を使い、23枚の黒板にチョークで『SLAMDUNK』各登場人物のアフターストーリーを描いた「井上雄彦あれから10日後―」『SWITCH』2005年Vol.23No.2、スイッチ・パブリッシング。 |
| 同年に制作された資生堂の化粧品「uno」のCMでは、自身の身長の何倍もある大画面に巨大な筆で男の絵を描いていく様子を撮影。 |
| 2006年には、連載途中でペンから筆に切り替えて描れるようになった『バガボンド』のカラー画集とモノクロ画集を同時刊行している。 |
| 2007年には『バガボンド』の製作現場にカメラを設置し、井上が『バガボンド』の人物を描いていく様を撮影したドキュメンタリーDVD『DRAW』を制作。 |
| また同年11月には紀伊国屋ニューヨーク店のオープン記念壁画を引き受け、ニューヨークに出向いて観衆の見守る中で壁一面に武蔵と小次郎を描いた。 |
年譜
| 1988年-「楓パープル」で第35回手塚賞入選(成合雄彦名義)、デビュー。 |
| 1989年-『週刊少年ジャンプ』にて「カメレオンジェイル」を連載。 |
| 1990年-『週刊少年ジャンプ』で「SLAMDUNK」連載開始(1996年まで)。 |
| 1995年-『月刊少年ジャンプ』にて「BUZZERBEATER」連載開始(1998年まで)。 |
| 1998年-『モーニング』にて「バガボンド」連載開始。 |
| 1999年-『週刊ヤングジャンプ』にて「リアル」連載開始。 |
| 2004年-『SLAMDUNK』国内1億部を記念し、6紙の朝刊で1面広告を掲載、神奈川県の廃校でイベント「1億冊ありがとうファイナル」を開催した。 |
| 2007年-Xbox360用ソフト『ロストオデッセイ』にてメインキャラクターデザインを担当。 |
| 2008年~2010年-「井上雄彦最後のマンガ展」を全国3都市で開催。 |
| 2010年-日本バスケットボール協会から特別表彰。 |
受賞歴
| 1995年-第40回小学館漫画賞(『SLAMDUNK』)。 |
| 2000年-第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞(『バガボンド』)。 |
| 2000年-第24回講談社漫画賞(『バガボンド』)。 |
| 2001年-第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(『リアル』)。 |
| 2002年-第6回手塚治虫文化賞マンガ大賞(『バガボンド』)。 |
| 2008年-第2回ASIAGRAPHAward贈賞式受賞。 |
| 2009年-文化庁芸術選奨新人賞。 |
連載作品
| ;カメレオンジェイル(『週刊少年ジャンプ』集英社、1989年33号-44号)渡辺和彦原作。 |
| 自在に姿を変化させる「危険請負人」カメレオン・ジェイルを主人公とした探偵もの。 |
| ;SLAMDUNK(『週刊少年ジャンプ』集英社、1990年42号-1996年27号)。 |
| 不良青年だった主人公・桜木花道が、高校バスケットボールの世界に入り活躍する様を描く代表作。 |
| 桜木たちがインターハイに挑戦する半年間の1シーズンが6年をかけて描かれた。 |
| ;HANGTIME(『週刊少年ジャンプ』集英社、1993年45号-48号)。 |
| ボブ・グリーンの『マイケル・ジョーダン物語』を原作にした作品。 |
| 『SLAMDUNK』連載中に短期集中連載された。 |
| ;BUZZERBEATER(『月刊少年ジャンプ』集英社、1997年2月号-1998年8月号)。 |
| バスケットの「宇宙リーグ」の模様を描いたSF・バスケット漫画。 |
| 1996年よりオンラインコミックとして連載されたのち『月刊少年ジャンプ』に連載。 |
| WOWOW、日本テレビでアニメ化された。 |
| ;バガボンド(『モーニング』講談社、1998年40号-)。 |
| 吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした作品。 |
| 1年の休載を経て2011年現在も連載中。 |
| ;リアル(『週刊ヤングジャンプ』集英社、1999年48号-)。 |
| 自分の起こしたバイク事故で同乗者に障害を負わせてしまった野宮、骨肉腫によって片足を失った戸川、交通事故で半身不随となった高橋らを中心に車椅子バスケットボールの世界を描く群像劇。 |
| 『週刊ヤングジャンプ』に不定期連載され単行本が年1回のペースで刊行されている。 |
短編作品
| ;楓パープル(『週刊少年ジャンプ』集英社、1988年32号)。 |
| バスケットボールを題材にしており、主人公の流川楓のほか、後に『SLAMDUNK』に登場することになるキャラクターの原型が表れている。 |
| ;華SHONEN(『週刊少年ジャンプ』集英社、1988年42号)。 |
| ;赤が好き(『週刊少年ジャンプ増刊』集英社、1990年サマースペシャル)。 |
| 『SLAMDUNK』のパイロット版的短編作品。 |
| 主人公・桜木の人物像のほか、『SLAMDUNK』の主要人物がほぼそのまま登場する。 |
| この作品の直後に『SLAMDUNK』の連載が開始された。 |
| ;BABYFACE(『週刊少年ジャンプ』集英社、1992年3・4合併号)。 |
| 海沿いの街を舞台に、小学6年生の少年「りょうた」と少女「あやこ」をめぐる読み切り作品。 |
| ;ILOVETHISGAME(『AdidasMANGAFEVER』、2002年)。 |
イラスト・デザイン他
| 1995年、アシックスとのコラボレーションによりバスケットボールシューズ“HIGHTIME”を発表、1996年グッドデザイン賞受賞。 |
| 資生堂「uno」CM演出(2005年)。 |
| 2005年、ユニクロのTシャツデザインコンテスト「UTGP」に審査員の1人として参加、同時に自身もコラボレーションTシャツをデザインした。 |
| ロストオデッセイ(Xbox360用ソフト)メインキャラクターデザイン(2007年)。 |
| 2008年から2010年まで東京・大阪・仙台を巡回し、自ら「最後」と銘打った「井上雄彦最後のマンガ展」が開催された。 |
| 2009年9月15日NHK総合テレビ・プロフェッショナル仕事の流儀「闘いの螺旋、いまだ終わらず〜漫画家・井上雄彦」。 |
| 「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌」を記念する事業の一環として真宗大谷派の依頼により、六曲一双の屏風「親鸞」を制作。 |
| 2011年「カップヌードル」のCMで宮本武蔵を描きあげる。 |
| 2011年4月、ソフトバンクモバイル提供の「復興支援ポータルサイト」TVCMに井上によるイラストレーション「Smile」が採用される。 |
| 5月11日、BUMP OF CHICKENによる新曲「Smile」が発売。 |
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1967年
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井上 雄彦(いのうえ たけひこ、本名:成合 ... |
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手塚賞入選の「楓パープル」でデビュー |
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