| 『仮面ライダークウガ』に続く平成仮面ライダーシリーズ第2作目で、仮面ライダーシリーズ生誕30周年記念作品である。 |
| 生誕30周年を迎えたことを受け、第1話冒頭で「30thAnniversary」と表記された。 |
| また、2001年2月11日放送の第3話で仮面ライダーTVシリーズが通算500回の放送を達成した。 |
| これまでの常識を覆し、本作では3人の仮面ライダーが当初から登場する。 |
| 以前の作品にも、シャドームーンのように複数の仮面ライダーや、それに近い存在が作品中に登場するケースは存在したが、複数が同時に主役級としてストーリーの根幹をなすように企画されたものはなく、この試みは以降のシリーズにも影響を与えている。 |
| ただし、本作においても『クウガ』同様、劇中で仮面ライダーという言葉が登場することはなかったが、PS2ゲーム『仮面ライダー正義の系譜』では仮面ライダー1号が自らを仮面ライダーと名乗っていることを聞き、アギトも自らを仮面ライダーと名乗るようになった、という設定になっている。 |
| 「アギト」は、日本語の古語で「顎門」を「あぎと」と読んだことに由来する。 |
| また、英字表記であるAGITOがラテン語において「覚醒」や「挑戦」を意味することにもちなんだものである。 |
| さらにAGITOは、聖書に存在する「Alpha(アルファ)に始まり、Omega(オメガ)に終わる」のフレーズを思わせる文字構成であることから、「最初で最後の作品」との意味合いが込められている。 |
| これにちなみ、同作品の欧文表記は「AGITO」ではなく「ΑGITΩ」(頭文字がアルファ、末尾がオメガ)となっている。 |
| 石ノ森章太郎の『サイボーグ009』の「神々との戦い編」が原案とされている。 |
| 作品中では「謎」という形で多くの伏線が提示され、それらを紐解く鍵をみつけると同時に、再び新たな謎が現れる形でストーリーが展開するスタイルは、以降のシリーズでも継承されていくことになる。 |
| 一方で、アクション面においても前作よりもその比重が高く、様式美的な要素を取り入れるなど、エンターテイメント性を重視した作品に仕上がっていた。 |
| 昭和仮面ライダーシリーズ第2作目である『仮面ライダーV3』を意識しており、。 |
| 第1話ではアギトの活躍が少なく、変身プロセスも描かれていない。 |
| 第1話にヒョウ種怪人、それに続いてカメ種怪人、第13話ではデストロンの幹部・ドクトルGを髣髴させるサソリ種怪人が登場する。 |
| など、『V3』へのオマージュともいえる描写が存在する。 |
| メインキャストである賀集利樹、要潤、友井雄亮は、本作と同時期に放送された『百獣戦隊ガオレンジャー』の出演者や『ウルトラマンコスモス』で主演した杉浦太陽らとともに、通常では特撮ヒーローを扱わないメディアでの露出の機会を増やすなど、前作の『クウガ』や『未来戦隊タイムレンジャー』に始まったとされる、イケメンヒーローブームの中心的存在とも言われる。 |
| また、後半で登場する第4の仮面ライダー=アナザーアギトに変身する木野薫を、当時42歳の菊池隆則が演じ、仮面ライダーで育った同世代男性の共感を呼んだ。 |
| また、第12話から登場した沢木哲也役には、『超光戦士シャンゼリオン』暗黒騎士ガウザー=黒岩省吾役を演じた小川敦史を起用。 |
| 小川はその後も、仮面ライダーシリーズにもゲスト出演している。 |
| また、スタッフも『シャンゼリオン』のメインスタッフであった人物が多く、白倉プロデューサーによると「本作はシャンゼリオンのリベンジである」と2009年発売の仮面ライダーマガジンのインタビューで語っている。 |
| クリーチャー(アンノウン)デザインに、メカニックデザイナーの出渕裕出渕氏はアナザーアギトのデザインも担当している。 |
| 『平成仮面ライダー英雄伝』内のライダートリビアに記載。 |
| が、『超新星フラッシュマン』以来、15年ぶりに東映作品に登板した。 |
| さらに、出渕を補佐する形でイラストレーター・草彅琢仁が参加。 |
| 両者はのちに、同じく白倉プロデュースの『劇場版仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』にもデザイナーとして参加している。 |
| 本作より、バイクなどの車両協力が本田技研工業に変更され、同社は本作以降の平成ライダーシリーズの番組スポンサーを務めている。 |
| 番組中で流れるCMはすべて、平成仮面ライダーシリーズ限定で放映の二輪車のものである。 |
| これは、低年齢層への将来のバイク購入の動機付けの目的のほか、20代以降の層へのPRも兼ねているものとされている。 |
| 本作以降の作品では、エンディングテーマが省略されている『仮面ライダー響鬼』1話から33話と、『仮面ライダーディケイド』を除く本作以降の作品の最終回は除く。 |
| これにより、出演者やスタッフなどのクレジットはすべてオープニングに集約され、省略によって稼がれた約1分間は、ドラマ部分の放映時間として割り当てられるようになった。 |
| なお、戦闘場面など、シーンを盛り上げるためのテーマソングは通常挿入歌として扱われるべきものであるが、スタッフロールなどではエンディングテーマとして表記されている。 |
| 初期案の1つに、「主人公とヒロインが九州から出発し、2人で東京を目指すロードムービー」というものがあったが、「ロケ代がかかり過ぎる」という理由で不採用となった。 |
| なお、この案は2003年の『仮面ライダー555』で取り入れられている。 |
| 2011年現在、日本コロムビアが関与した最後の仮面ライダーシリーズの作品である。 |
| 次作『仮面ライダー龍騎』以降はエイベックスが音楽制作を担当している。 |
| 白倉伸一郎がチーフプロデューサーとなり、以降『仮面ライダーディケイド』までシリーズに関わることになった(ただし『仮面ライダー剣』と『仮面ライダーキバ』には参加せず、『仮面ライダー響鬼』には後半から参加)。 |
| 白倉は公式ホームページで第46話が実質的な最終回だと語っており、メインライターである井上敏樹も「最終回のつもりで書いた」としている。 |
| 玩具などの関連商品の売上は前作『クウガ』を下回っているが、視聴率は平成仮面ライダーシリーズ中、番組最高視聴率・平均視聴率の最高記録を出した(2011年現在)。 |