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- 解説
- 対談・座談会
- 新潮社との関係途絶の経緯
- 関連サイト
佐藤亜紀(さとうあき、1962年9月16日-)は、日本の小説家。新潟県栃尾市(現長岡市)出身。夫は、1993年に「イラハイ」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞した 佐藤哲也。
来歴
| 栃尾市立栃尾中学校、新潟県立長岡大手高等学校を経て成城大学文芸学部卒業。 |
| 同大学院文学研究科博士前期課程(修士課程)修了。 |
| 専攻は18世紀美術批評。 |
| 大学院修了後の1988年-1989年にはロータリー財団奨学金を得て、フランスに留学。 |
| 1991年、『バルタザールの遍歴』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。 |
| 以後『戦争の法』『鏡の影』などの作品を主に新潮社より発表するが、1998年、平野啓一郎の『日蝕』が芥川賞候補に選ばれた直後に『鏡の影』が絶版になると、「誰かに、あれって佐藤さんの『鏡の影』でしょ、と言われたらどう庇おうかと思いました」「このタイミングでは、まかり間違っても読み比べられたりしないよう、テクストそのものを消滅させるために絶版にしたのだ、と考えたくもなります」 |
| 盗作というには少しも似ていないと栗原裕一郎や小谷野敦は評しているがhttp://d.hatena.ne.jp/ykurihara/searchdiary?word=%B6%C0%A4%CE%B1%C6、佐藤は「パクリ」と言ったのであり「盗作」とは言っていないと主張。 |
| 一方、平野は「私はこれまで佐藤亜紀氏の小説を1行も読んだことがないし、また今後も読むつもりがない。 |
| 佐藤亜紀氏本人についても、何の関心もない。 |
| 従って、「盗作」云々は、あり得ない話である」「(佐藤のウェブサイトでは)「盗作」という言葉の代わりに、「ぱくり」という言葉が使われているが、要するに同じことである」「まったく身に覚えのない濡れ衣」と言っているが |
| 私の現在の見解を申し上げるなら、彼は盗作者ではもとよりないが、平気で嘘を吐く男ではある」 |
| ただし作品の上梓された当初は揶揄的な言及はあれど後の強硬な姿勢はとっておらず、あくまで自作の絶版と「作品の類似」についてを問題視しての抗議である。 |
| 2002年に5年ぶりの長編『天使』を上梓し、芸術選奨新人賞(2003年) |
| 2004年にはその『天使』の姉妹編である『雲雀』、2006年には初の評論集となる『小説のストラテジー』を刊行した。 |
| 2007年刊行の「ミノタウロス」は高い評価を受け、第29回吉川英治文学新人賞、2007年「本の雑誌が選ぶノンジャンルのベストテン」1位を受賞した。 |
| 1999年から2005年まで早稲田大学文学部文芸専修の講座において、小説の創作指導を担当(2002年4月以降は客員教授)。 |
| 2007年4月より明治大学商学部特別招聘教授として「特別講義」を実施。 |
| 2008年、2009年にも5月から5回の |
人物
| ピエール・クロソウスキーの『バフォメット』に登場するキャラクターから「大蟻食」を自称し、読者からもそう呼ばれている。 |
| 近代西洋、ことに専門域であるフランスの美術・文学、クラシック音楽などに造詣が深く、その知識を援用した創作・批評を行う。 |
| 小説の方面では、本人言う所の「ライトノベルとしてのファンタジー」(ただし当該ジャンルの作者達の姿勢には「したたか」などという言葉で留保を示している)にあるステレオタイプな造詣を極力廃した、専門的な知見をもとにした世界観・時代考証、本人の嗜好に関連付ければ山尾悠子等にも通じる緊密で硬い文体などを特徴とする。 |
| 「大」が付くほどのオペラファンであり、作品中でもたびたび登場人物がオペラを鑑賞するシーンが見受けられる。 |
| エッセイ集『ブーイングの作法』には、オペラの見方を書いたエッセイが複数収められている。 |
| 自身のウェブサイトでは、様々な文芸作品についてやや断定的な口調で非常に辛辣な批評を繰り広げている(クラシックや映画においてはいちファンとしての見解が多い)。 |
| 2006年度のワースト作品としてカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』をあげ、山田正紀に対し「四半世紀前に『神狩り』を読んだ時既に終ってると感じられた作家」(2007年7月11日の日記より)、「二百万死のうと三百万死のうと人類の進歩と調和の前では無、な小松左京的粗野」(同日記より)とコメントするなど、大家に対してもまったくの配慮無く自身の見解を述べることが多い。 |
| またいくつかのSNSにおいてもオフィシャルにアカウントを持ち、自身の言説を崩さないまま読者との交流を積極的に行っている。 |
| また、筒井康隆、小林恭二、堀晃、薄井ゆうじとの5名で、「JALInet」(JAPANLITERATUREnet)を、発起人として立ち上げている。 |
小説
| バルタザールの遍歴1991新潮社ISBN4103831014/1994新潮文庫ISBN4101317119 ※解説は矢川澄子/2001文春文庫ISBN4-16-764702-8※解説は池内紀)。 |
| 初出:小説新潮1991年9月号。 |
| 戦争の法1992新潮社ISBN4103831022/1996新潮文庫ISBN。 |
| 4101317127/2003 |
| 鏡の影(1993新潮社ISBN4103831030/2000 |
| モンティニーの狼男爵(1995朝日新聞社ISBN4-02-256878-X/2001光文社文庫ISBN4-334-73222-4※解説は小谷真理)。 |
| 1809(1997文藝春秋ISBN4-16-316940-7/2000文春文庫ISBN4-16-764701-X※解説は福田和也)。 |
| 初出:別冊文藝春秋Autumn1996「1809ーナポレオン暗殺前編:第1章-第5章」、Winter1997「同後編:第6章-第9章」。 |
| 天使(2002文藝春秋ISBN4163214100/2005 |
| 初出:別冊文藝春秋2002年3月号、5月号、7月号。 |
| 雲雀(2004文藝春秋ISBN4-16-322750-4/2007年文春文庫ISBN4-16-764704-4※解説は若島正)。 |
| 初出:別冊文藝春秋2003年5月号「花嫁」、7月号「雲雀」、9月号「王国」、書き下ろし「猟犬」。 |
| ミノタウロス(2007講談社ISBN4-06-214058-6/2010年 講談社文庫 ISBN4062766515※解説は岡和田晃)。 |
| 初出:小説現代2006年6月-7月、10月-2007年2月号(講談社)。 |
| 激しく、速やかな死(2009文藝春秋 ISBN4-16-327230-6 ※書き下ろしを含む短編集)。 |
| 醜聞の作法(2010講談社 ISBN4062166828)。 |
小説(アンソロジー)
| 日本SFの大逆襲「モンナリイザ掠奪」(1994徳間書店:鏡明編・絶版ISBN4198601976)。 |
| 血-吸血鬼にまつわる八つの物語「エステルハージ・ケラー」(1997早川書房ISBN4152081074/2000 |
| ハンサムウーマン「白鳥殺し」(1998ビレッジセンター・絶版ISBN4-89436-114-0。 |
小説(短編)
| 瀝青の底の不死-小説新潮1992年5月号(受賞第一作)。 |
| 情熱の犯罪-小説新潮1992年10月号。 |
| 咎-小説新潮1993年11月号。 |
| 悪意の庭-小説すばる1994年9月号(集英社。 |
| 魔法の島の歓楽-小説すばる1994年11月号(集英社。 |
| 黄色いペンキの神-store1998Vol.2(光琳社)。 |
| フリードリヒ・Sのドナウへの旅(※1)-オール讀物1998年4月号(文藝春秋)。 |
| 金の象眼のある白檀の小箱(※1)-オール讀物1999年10月号(文藝春秋)。 |
| 弁明(※1)-オール讀物2000年9月号(文藝春秋)。 |
| 荒地(※1)-文學界2003年7月号(文藝春秋)。 |
| アナトーリとぼく(※1)-S-Fマガジン2009年5月増刊号「STRANGEFICTION」(早川書房)。 |
| 激しく、速やかな死(※1)-書下し。 |
| 漂着物(※1)-書下し。 |
| (※1)『激しく、速やかな死』(2009文藝春秋)に収録。 |
翻訳
| バーチウッド/ジョン・バンヴィル(2007早川書房ISBN4152088370)※岡崎淳子と共訳解説も執筆。 |
エッセイ・評論集
| 掠奪美術館(1995 |
| 陽気な黙示録(1996 |
| 外人術―佐藤亜紀の豪気で優雅な旅の手引き(1997メタローグ・絶版ISBN4-8398-2009-0、2009 ちくま文庫。 |
| ※ちくま文庫解説は高遠弘美。 |
| 皆殺しブックレビュー(1997四谷ラウンド:松原隆一郎、福田和也共著・絶版ISBN4946515097)。 |
| ブーイングの作法(1999四谷ラウンド・絶版ISBN4946515402)。 |
| でも私は幽霊が怖い(1999四谷ラウンド・絶版ISBN4946515356)。 |
| 検察側の論告(2000四谷ラウンド絶版ISBN4946515488)。 |
| 小説のストラテジー(2006青土社ISBN4-7917-6291-6)。 |
| 外人術―大蟻食の生活と意見〜欧州指南編(※2)(2009ちくま文庫ISBN4480426116)。 |
| ※2 97年メタローグ版に「幽霊」収録の数編+未収録のエッセイを追加している。 |
| 陽気な黙示録―大蟻食の生活と意見〜これまでの意見編(※3)(2010ちくま文庫ISBN4480426703)。 |
| ※3 96年岩波版に「幽霊」収録の数編+未収録のエッセイを多数追加している。 |
エッセイ・評論(アンソロジー)
| モーツァルトベスト101「音楽とリブレットの幸福な行き違い(フィガロの結婚)」「あまりドン・ファン的でない、ドン・ジョヴァンニ」(1995/2004新装版新書館:石井宏編著ISBN4403250750)。 |
| ハイパーヴォイス―ジェンダー、ジャンルを越えて交差/融合する主体としての声「アレクサンドリアの大灯台」(1996ジャストシステムISBN4883094111。 |
| 古楽CD100ガイド―グレゴリオ聖歌からバロックまで今いちばん新しい音楽空間への冒険「中世音楽の魅力」(1996国書刊行会ISBN4336038392)。 |
| 想い出のカフェ2ドゥマゴからの贈り物「客もまた怪しウィーンのカフェ」(1996Bunkamura:井上俊子編ISBN4990033469)。 |
| 想い出のホテルドゥマゴからの贈り物「寝台列車の一夜」(1997Bunkamura:井上俊子編ISBN4990033477)。 |
| ワーグナーヤールブーフ1999特集:アンチ・ワーグナー「ワーグナーのせいだ」(1999東京書籍: |
| 21世紀文学の創造1現代世界への問い「物語のゆくえ」(2001 |
| SF入門「SFサブジャンル百科事典歴史改変SF」(2001 |
| バルザックを読む2・評論編「現代小説の誘惑」(2002 |
| 初出: |
| ダロウェイ夫人「作家の視点から」2006 |
| 書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ「貼り込まれたテクスチャ」2011 |
解説
| クリスマスキャロル/チャールズ・ディケンズ「ディケンズはおいしい」(1994 |
| ダンテ神曲浄罪編・天国編/永井豪(1995 |
| ダンテ神曲(下)(1998年 |
| 山尾悠子作品集成栞「異邦の鳥」(2000 |
| 青の時間/薄井ゆうじ「経験の人」(2001 |
| 語り手の事情/酒見賢一(2001 |
| エリアーデ幻想小説全集第3巻1974-1982「ヴェルサイユの幽霊」(2005 |
新潮社との関係途絶の経緯
| 1998年に発表された平野啓一郎の『日蝕』にとって、が、佐藤亜紀による『日蝕』についての1999年時点の書評1999年2月27日(土)付け朝日新聞朝刊クロスレヴュー批評の広場「三島の再来」実力のほどはは非常にシニカル書評から7年後の2006年9月15日に発表された |
| 問題が表面化したのは、2000年3月に佐藤が自らのウェブサイトにおいて、『日蝕』は佐藤の『鏡の影』の「ぱくり」であると示唆し、芥川賞の候補にあがった『日蝕』が『鏡の影』と「読み比べられたりしないよう」にと新潮社が『鏡の影』を絶版にしたのではないかという |
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1962年
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佐藤 亜紀(さとう あき)は、日本の小説家。... |
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1989年
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ロータリー財団奨学金を得て、フランスに留学 |
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佐藤哲也
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日本の小説家。成城大学法学部法律学科卒。コンピュータ・ソフトウエア会社に勤務の後、1993年に第5回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品「イラハイ」でデビ... |
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日本の文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。 |
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小林恭二(こばやしきょうじ、1957年11月9日-)は日本の小説家、俳人。メタ・フィクション的なユーモアに富んだ作風で知られる。専修大学文学部教授。 |
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佐藤亜紀さんについてのひとこと紹介
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