| 初期の山岡はどちらかといえば一匹狼であり他人を寄せ付けない雰囲気を持っていたが、徐々に険が取れグータラの部分が強調され、性格もやわらかいものになっている。 |
| 性格の変化は栗田の存在が関係しているように見える描写もあるが、過去の回想シーンでは「やわらかい性格」の山岡をそのまま若くした姿になっている。 |
| しかし、意外と頑固な一面もあり、毒舌な発言をするところやその他悪いところも父親に似ている唐山陶人が「あの海原雄山という男どうしようもないわからず屋で、強情っぱりで、根性まがりで、うぬぼれが強くて、おまえ(士郎)にそっくりじゃな!!」と言ったこともある(8巻「飲茶」より)。 |
| 海原雄山の実子で父の才能を受け継ぎ、食ばかりでなく芸術に対する知識や感覚も鋭いものを持っていることが作品の随所に描かれている。 |
| 過去の確執(後述)から、海原雄山への敵対心も含んだ対抗意識が非常に強い。 |
| 恋愛事や女性に対する感覚が非常に鈍いのは栗田との結婚に至る顛末でもわかる。 |
| 結婚までの間、二木まり子など山岡に恋愛感情を抱いた女性が数人出てきたが、全くと言って良いほど関係は発展しなかった。 |
| 栗田からは当初「鈍い」だったが、後に「鈍感男」と言われ、果ては「世界一の鈍感男」と思われていた。 |
| 他の登場人物の恋愛問題も当然山岡は気付かないが、状況を確認するとたいてい栗田から「山岡さんはいいの」や「おだまり」、「関係ない」と一言で言いきられてしまう。 |
| 会社員としての能力は不明(各エピソードで必要な場合彼が語る薀蓄は常に専門家顔負けである)、一介の平社員でありながら大原社主に対しても「へい、おはようさん」といった挨拶をしても咎められず、大企業の社長や著名な文化人、果ては副総理との直接のコネクションを持つ。 |
| かつこれらに軽口を叩くことを相手に許容されていることからコミュニケーション能力は高い、もしくは父親である海原雄山の存在を意識しての厚遇と考えられる。 |
| 出社時は常に喪服を思わせるほどの黒のスーツ・黒のネクタイで、かつては休日の海釣りや山歩きにまでこの格好で来ていた。 |
| その事でゆう子に「同じ服ばっかり」とからかわれた事もある。 |
| 現在は私服でも登場する。 |
| 高校時代はただ飯研究会に所属(ちなみに、この時期に親知らずを抜歯している)。 |
| 東全大学時代は冒険探検部に籍を置いていたが、活動には参加せずコンパのみ参加、金を払わず酒だけ飲んでいた。 |
| 趣味は当初競馬やジャズだったが、競馬は雄山との戦いに敗北してから一切止めた。 |
| 18巻「生肉勝負!!前編」「続、生肉勝負」にあるように一時期解禁していたが、それ以降再び止め、競馬番組だけは現在も見ている。 |
| オーディオマニアとしての描写も見られ、レコードプレーヤーのカートリッジにこだわるほどの、重度のマニアぶりを披露する。 |
| コンピュータにも興味があり、インターネットが普及する前からニフティサーブでの情報収集を提案していた。 |
| 熱狂的なMacintosh派でウィンドウズをはじめとするマイクロソフトのOSは毛嫌いし、「MS-DOSではなくSM-DOSだ」と非難している。 |
| 好きな作家は水上勉で、太宰治と三島由紀夫は大嫌い。 |
| 自動車は国産車を好み、外車には否定的。 |
| 調理師の免許を取得している。 |
| スポ-ツはあまり得意ではないが、ラグビーを特に好む他、野球やサッカーも好む。 |
| 以前はサーフィンを嫌っていたが、挑戦した時に見事ボードの上に立つことが出来てからは見方を変えた様である。 |
| 食の好みに関しては日本食が主だが、中華料理も好む。 |
| 食材について好き嫌いは殆ど無いが、幼少時は卵と牛肉が食べられなかった。 |
| これは士郎の嗅覚が生まれつき鋭敏だったことによるが、雄山の調理法により克服した(68巻「父と子」より)。 |
| ラーメンは「カン水とうま味調味料の臭いがする(実際はうま味調味料は無臭である)」、吟醸酒は「吟醸香が苦手になった」との理由で、あまり好きではない(これは作者が苦手になっただけの事で、キャラである山岡が嫌いになった訳ではない)。 |
| 調理法にも一家言をもっており、以前は冷やし中華を「あんなものに中華の名を使ってほしくない」と言う程嫌いだったが、雄山が冷やし中華を罵倒した際には冷やし中華の肩を持ち、最後は雄山に冷やし中華を料理と認めさせることに成功する。 |
| 酒は日本酒・ウイスキー・ワイン・焼酎など何でも飲む(吟醸酒以外)が、ビールに関しては麦芽とホップのみのもの、きちんとした製法で作ったオールモルトビール(特にヱビスビール)しか飲まず、米やトウモロコシなどのデンプン系の副原料を一部使用したピルスナー系のビール、ドライビール、発泡酒・リキュール(発泡性)・その他の醸造酒の類は「舌の上にピラミッドどころか電柱すら立たない」と全く飲む気もしない。 |
| 日本酒も酒類審議会や大メーカーが適当に級種ラベルを貼っているだけの得体の知れないニセ酒は飲まない。 |
| 食に関しての考え方は突然宗旨替えをすることがある。 |
| 多くはその理由を明らかにせず、従来からその考えだったかのような言動をとる(これも吟醸酒と同様に作者の影響と思われる)。 |
| カレー粉の香り付けに関して「使う半分だけ炒めれば炒めたことで引き出される香りと損なわれる香りの両方が楽しめる」(12巻「日本風カレー」より)と主張していたが、24巻「カレー勝負」では「炒めることで香りを引き出す」との料理人の主張に驚愕するなど、この発言自体をしていない前提で話が進む。 |
| コメの輸入自由化問題については当初反対の立場だった(16巻「飯の友」より)が、36巻「日米コメ戦争」ではかつての自身の主張をそのまま論じる輸入反対論者に対しあからさまに困惑の表情を見せたり、国産米の残留農薬問題から一部肯定している。 |
| ただし、完全肯定ではない。 |
| サラダへのドレッシングは「何もかけない方が美味い」(5巻「サラダと美容」)との主張が34巻「サラダ勝負」では一転してドレッシングを肯定している。 |
| だらしない生活リズムと卵の食べすぎが重なったことが原因で、サルモネラ菌の食中毒にかかった事がある(43巻「敗北宣言」より)。 |
| 一度だけタイムスリップして食材を探した。 |
| また、前世は中国明代の仙人の弟子「丘士郎」(20巻「奇妙な皿」より)という説もある。 |