| 市政改革・情報公開。 |
| 市長就任後は、財政再建など前任者が実施した市政改革(大阪市問題を参照)を部分的に継承し、職員給与・職員数の削減、市債残高の削減、経費削減を推進している |
| 2008年度からは、事業仕分けを実施している |
| 予算に占める生活保護費の増大を受けて、国に対して抜本的制度改革を要望し、貧困ビジネスへの対応を強化している。 |
| 情報公開を市政の中心課題に掲げ、2008年度から市役所の機構改革(情報公開室の設置等)を行った。 |
| 情報発信については積極的であり、定例記者会見を前市長の二週間に一回から、一週間に一回に増やした。 |
| 報道・情報番組へのゲスト出演以外では、「馬場章夫の新・大阪大発見!」などの市政広報番組に定期的に出演し、アナウンサーの経験を生かして自らリポーターも務めている(詳細は以下の「出演番組」の節を参照)。 |
| 2008年8月には、「YouTube大阪市チャンネル」を開設し、大阪市制作の動画の一部を配信している。 |
| 2009年8月発表の全国情報公開度ランキング(全国市民オンブズマン連絡会議)では、大阪市が総合順位で1位となった |
| 2010年3月にゴメス・コンサルティングの実施した「自治体サイトランキング」で、大阪市ホームページが1位となった。 |
| 2010年5月からは、平松自身がツイッターの利用を開始した |
| また、同年6月にはUstreamを活用し、記者会見の同時中継を導入した |
| 都市像・市民協働。 |
| 大阪市の将来像に関しては、「大都市、そしていちばん住みたいまちへ」をスローガンに掲げ、「『元気な大阪』をめざす政策推進ビジョン」にまとめた。 |
| 2009年度からこれに基づく事業を実施している |
| 市長特別顧問に寺島実郎(2009年~)http://mgssi.com/terashima/profile.php寺島実郎のプロフィール]、内田樹(2010年7月~) |
| 2008年度からは、市内各所の市民活動現場を訪問して、市民と直接意見交換を行う「なにわ元気アップ会議」などの新規事業を開始している |
| 市民協働を軸に、放置自転車対策や街頭犯罪対策に重点的に取り組み、駐輪場を増設、街頭犯罪発生率を低下させるなど、一定の成果をあげている。 |
| 放置自転車以外の成果がないとも言われている。 |
| 大阪府との関係。 |
| 2008年2月に就任した大阪府知事の橋下徹とは、府市連携や文化行政のあり方をめぐって頻繁に意見交換を行っている。 |
| 大阪府と大阪市の水道事業の統合をめぐっては、4月に担当部局を交えた公開の意見交換会を実施し |
| その後、府市は、市の案にもとづく統合で合意したが、大阪市以外の府下市町村と大阪府との協議がまとまらず、統合に至らなかった。 |
| 文化行政については、施設の廃止や補助金の削減を主張する橋下とは一線を画し、府が削減した文楽協会や大阪フィルハーモニー交響楽団への補助を継続している。 |
| 2009年に開催された「水都大阪2009」や、2010年の上海万博への出展については、互いに協力している。 |
| 橋下が提起した、二次破綻が懸念される大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)への大阪府庁移転案について、平松は、WTCの債権問題を懸念しつつも、府への売却に期待する考えを示し、 |
| 府議会はWTCへの府庁移転案を2009年に否決したものの、第二庁舎として購入することで調整が進み、2010年3月に購入に向けた予算案を議決した(詳細はWTCの項目を参照)。 |
| 2009年2月3日に開催されたシンポジウムでは、橋下から「大阪圏を引っ張るのは大阪市だと思っているが、市民の利益を超えた大阪のためという意識がどこまであるのか疑問。 |
| 平松市長の市民協働は、本当なら区長がやるべきだ」「府特別顧問の上山信一慶大教授から『市の改革は完全に止まった』と聞いている」と批判され、平松も「同じ府民税を納めながら、堺市とあわせ300万人を超える人が差別を受けている」「大阪市はいつまでも職員厚遇だと誤解されている。 |
| 市の改革も進んでいる。 |
| 見せ方のキャラの違い」と反論し、議論が白熱した |
| 橋下の進める大阪都構想には反対を表明し、関西州設立を展望した府市連携・都市間連携の推進を主張している。 |
| 就任後に発覚した市役所の裏金問題では、時間の経過とともに次々と複数の部局で裏金の存在が明らかとなり、不祥事への対応が注目された |
| 2010年3月には、職員の相次ぐ不祥事を受けて、「服務規律確保プロジェクトチーム」を設置した |
| 市会では、選挙で支援を受けた民主党が少数与党のため、3人目の副市長任命を断念に追い込まれるなど、厳しい市政運営を迫られている。 |
| さらに、2010年5月の市議補選では、橋下が代表を務める大阪維新の会候補が当選し、その後新たに市議から合流者が出るなど、大阪都構想をめぐっても市会との論戦が予想される。 |