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プロフィール
- 村木厚子とは
- 人物
- 凛の会事件
- 復職
- 略歴
- 共著
- ドラマ化
- 関連項目
- 関連サイト
村木厚子(むらきあつこ、1955年-)は、日本の労働官僚。旧姓は西村(にしむら)。 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)兼 内閣府自殺対策推進室長兼 内閣官房内閣官房副長官補付内閣審議官兼 待機児童ゼロ特命チーム事務局長。 厚生労働省4人目の女性局長として雇用均等・児童家庭局長などを歴任した。
人物
| 夫は労働省入省同期の村木太郎・厚生労働省大臣官房総括審議官(国際担当) |
| 2女の母でもある。 |
| 土佐高等学校を卒業し、高知大学文理学部経済学科に進学した村木厚子「私は泣かない、屈さない――厚生労働省女性キャリア幽囚百六十三日」『文藝春秋』88巻12号、文藝春秋、2010年10月1日、109頁。 |
| 社会保険労務士の父の背中を見て育ち、大学卒業後の1978年に、労働行政を管轄する労働省に入省した。 |
| なお、その際の国家公務員上級試験では、高知大学から受験して合格したのは村木1名のみであった。 |
| 東京大学出身者の男性キャリアが多い霞ヶ関の中央省庁の幹部の中では、珍しい地方国立大学出身の女性で、さらに厚生労働省では少数派の旧労働省出身であった。 |
| 誰もが認める次官候補や、エースと呼ばれるタイプではなかったが、障害者問題を自身のライフワークと述べ、人事異動で担当を離れた後も福祉団体への視察を続けるといった仕事に臨むまじめな姿勢や、低姿勢で物腰柔らかく、誰も怒らせることなく物事を調整することができる、敵を作らない典型的な調整型官僚として有能であることが評価されていた。 |
| 松原亘子に続き、女性としては二人目の事務方トップである事務次官就任の可能性もささやかれていた週刊AERA2009年6月29日(朝日新聞社)。 |
| 2008年には雇用均等・児童家庭局長に就任。 |
凛の会事件
| 2009年、自称障害者団体「凛(りん)の会」に偽の障害者団体証明書を発行し、不正に郵便料金を安くダイレクトメールを発送させたとして、特捜部長の大坪弘道や副部長の佐賀元明の捜査方針の下、虚偽公文書作成、同行使容疑で、前田恒彦特捜部主任検事により逮捕された。 |
| 逮捕時に舛添要一厚生労働大臣は「大変有能な局長で省内の期待を集めていた。 |
| 同じように働く女性にとっても希望の星だった」と、容疑者となった村木に、賛辞ともとれる異例のコメントを発表した。 |
| 2009年7月9日、虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴された件について、堂本暁子(元千葉県知事)や住田裕子(弁護士、元検事、元法務大臣秘書官事務取扱)、樋口恵子(フェミニスト、東京家政大学名誉教授)、赤松良子(日本ユニセフ協会会長、元文部大臣、元労働省婦人局長)、成毛眞(コンサルタント、元マイクロソフト日本法人社長)らが厚労省を訪れ「(冤罪である)無実の村木厚子さんの解放を求めます」などとする声明を発表した。 |
| 声明には白血病で入院中のため来られなかった浅野史郎(慶應大教授、元宮城県知事)も名を連ねていた【郵便不正】「元局長は無実」 堂本前知事、住田弁護士らが訴え。 |
| 弘中惇一郎弁護士及び夫の村木太郎・厚生労働省大臣官房総括審議官(国際担当)が同席した保釈後の記者会見では、容疑事実を強く否定し、改めて無罪を主張した村木・厚労省元局長保釈、会見で「全面無罪」訴え(朝日新聞)。 |
| 2010年9月10日、大阪地方裁判所にて無罪判決が言い渡される。 |
| 長妻昭・厚生労働大臣(当時)は「それなりのポストにお戻り頂く」と、無罪確定の場合は局長級で復職させる旨言及。 |
| その後、2010年9月21日に大阪地方検察庁が上訴権を放棄したため、無罪判決が確定判決となった |
| 検察の自白強要が問題となっただけでなく、その後、本事件を担当した主任検事・前田恒彦、および上司の特捜部長・大坪弘道、特捜副部長・佐賀元明(いずれも当時の役職)が本事件の捜査中における違法行為の疑いで最高検察庁に逮捕される極めて異例の事態になった。 |
| なお、佐藤優は「村木厚子さんは無罪になりましたが、部下に公印を使われた上司としての責任は当然問われないといけない」と述べている |
復職
| 同日、起訴休職処分が解かれ、村木は厚生労働省に厚生労働省大臣官房付として復職した。 |
| その後厚労省内での局長ポスト就任が模索されたが、どのポストにも現職がおり異動させることができなかったこともあり、2010年8月11日以降空席となり、松元崇内閣府大臣官房長が兼務していた局長級の内閣府政策統括官(共生社会政策担当)に9月27日付で就任。 |
| 青少年育成や少子高齢化、自殺、犯罪被害者対策、障害者施策等の施策を担当産経新聞2010.9.2411:20。 |
| なお、内閣府の自殺対策推進室の室長と内閣官房の内閣審議官(内閣官房副長官補付)を併任する「人事異動」『官報』5407号、国立印刷局、2010年9月30日、10面。 |
| 10月21日から菅直人総理大臣の特命を受け、岡崎トミ子少子化担当大臣の下、待機児童ゼロ特命チーム事務局長を併任。 |
| 検察の在り方検討会議では大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件により無実の罪で収監された一人として意見を述べる。 |
略歴
| 1955年、高知県にて出生。 |
| 1974年3月-土佐高校卒業。 |
| 1978年3月-高知大学文理学部経済学科卒業。 |
| 1978年4月-労働省入省。 |
| 1997年7月-職業安定局高齢・障害者対策部障害者雇用対策課長。 |
| 1999年7月-女性局女性政策課長。 |
| 2001年1月-厚生労働省雇用均等・児童家庭局雇用均等政策課長。 |
| 2002年8月-社会・援護局福祉基盤課長。 |
| 2003年8月-社会・援護局障害保健福祉部企画課長。 |
| 2005年10月-厚生労働省大臣官房審議官(政策評価審議官)。 |
| 2006年9月-大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭担当)。 |
| 2008年7月-雇用均等・児童家庭局長。 |
| 2009年6月14日-虚偽公文書作成、同行使容疑で逮捕、その後大阪拘置所で勾留。 |
| 2009年6月16日-雇用均等・児童家庭局長を解かれ厚生労働省大臣官房付となる。 |
| 2009年7月4日-虚偽公文書作成、同行使罪で大阪地裁に起訴され、刑事被告人となる。 |
| 2009年7月8日-大阪地裁が保釈請求を却下した朝日新聞2009年7月9日ため、引き続き大阪拘置所で勾留。 |
| 2009年10月15日-3度目の保釈請求を大阪地裁が認容。 |
| しかし検察側は大阪地裁へ準抗告。 |
| これが認められ、引き続き大阪拘置所で勾留。 |
| 2009年11月24日-4度目の保釈請求を大阪地裁が認容。 |
| 検察側の準抗告も却下され、保釈される。 |
| 2010年9月10日-大阪地裁で判決言い渡し。 |
| 求刑・懲役1年6月に対し無罪(裁判長判事・横田信之)。 |
| 2010年9月21日-大阪地検が上訴権を放棄し無罪確定。 |
| 起訴休職処分が解かれる。 |
| 2010年9月27日-内閣府政策統括官(共生社会政策担当)兼内閣府自殺対策推進室長兼内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)。 |
| 2010年10月21日-待機児童ゼロ特命チーム事務局長併任。 |
| 2010年12月27日-検察の捜査で精神的苦痛を被ったとして国家賠償請求提訴。 |
共著
| (犬伏由子、椋野美智子)『女性学キーナンバー』(有斐閣選書、2000年)ISBN4-641-28043-6。 |
ドラマ化
| 「私は屈しない〜特捜検察と戦った女性官僚と家族の465日・お母さん負けないからね!」(2011年1月31日、TBSテレビ・月曜ゴールデン)。 |
| 原案は文藝春秋2010年10月号に掲載された江川紹子のルポ「私は泣かない、屈さない~厚生労働省女性キャリア幽囚163日」。 |
関連項目
| 障害者郵便制度悪用事件。 |
| 大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件。 |
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1978年
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労働行政を管轄する労働省に入省した |
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2008年
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雇用均等・児童家庭局長に就任 |
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倉沢邦夫
日本 の 政治家 。 兵庫県 神戸市 出身。元 自由連合 幹事長、元 参議院議員 。 三共生興 株式会社取締役、株式会社ピコテック代表取締役、 NPO法人 インタ... |
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大坪弘道
日本の元検察官。大阪地方検察庁特捜部長、京都地方検察庁次席検事等を歴任していたが、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件で当時部下の佐賀元明元大阪地... |
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河野克史
障害者団体向け割引郵便制度をめぐり、厚生労働省に偽の証明書を発行させたとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた障害者団体「凛(りん)の会」発... |
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村木厚子さんについてのひとこと紹介
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