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プロフィール
- 渡部昇一とは
- 略歴
- 近現代史論
- 論争
- その他
- テレビ出演
- 英語・言語
- 知的生活とその周辺
- 社会・政治・歴史
- 関連サイト
渡部昇一(わたなべしょういち、1930年10月15日-)は、日本の英語学者、評論家。専攻は英語文法史。上智大学名誉教授、ミュンスター大学博士、ミュンスター大学名誉博士。
略歴
| 山形県鶴岡市出身。 |
| 山形県立鶴岡南高等学校卒業を経て、上智大学文学部英文学科に入学。 |
| 佐藤順太に師事し、上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了を経てミュンスター大学大学院博士課程修了。 |
| 自著95歳へ!―幸福な晩年を築く33の技術(飛鳥新社2007)によると極貧の状態で大学を卒業し、奇跡的にヨーロッパの大学に留学し、学位を取ることができたという但し別の著書では、生家は裕福な商人で自分で服を着替えたことがなく母親や祖母、姉にしてもらっていたという。 |
| また、新婚時代に妻に着替えを頼み驚かせたという。 |
| (渡部監修『皇室入門』)。 |
| ミュンスター大学哲学博士(Dr.Phil.1958年)、同・名誉哲学博士(Dr.Phil.h.c.1994年)。 |
| 上智大学講師、助教授、教授を歴任して退職。 |
| 上智大学より名誉教授の称号を受ける。 |
| 専門の英語学以外に夥しい数の歴史論、政治・社会評論を著している。 |
| フルブライト奨学金受給生時代から大学に勤めて後の知的生活までを述べた『知的生活の方法』で、一般に知られるようになる。 |
| また大島淳一のペンネームでジョセフ・マーフィーの成功哲学を日本に紹介した。 |
| 古書の蒐集家であり、専門の英語学関係の洋書だけで約一万点を所有。 |
| その蔵書目録はA四判600ページあり、日本ビブリオフィル会長を務める。 |
| 他に主な役職としては、インド親善協会理事長、日本財団理事、グレイトブリテン・ササカワ財団理事、野間教育財団理事、イオングループ環境財団評議員、エンゼル財団理事。 |
| 政治・歴史に関する評論については、保守系オピニオン誌である『正論』や『諸君!』『WiLL』『voice』『致知』などへの寄稿が多い。 |
| 近年は魂の存在を肯定する発言を行なっている |
近現代史論
| 日中戦争・大東亜戦争(太平洋戦争)の勃発原因について、中国およびアメリカ側が仕掛けたとする主張をしており、広い意味での陰謀論の支持者と見なされている。 |
| 盧溝橋事件は中国共産党の陰謀である、戦前の学校で習った歴史の見方の方が正しかったと主張『年表で読む・日本の近現代史』している。 |
| 自著によると戦前の小学校は自由主義的だったが、国民学校(1941年)に切り替わる頃からは自由主義が悪いもののように言われるようになったという。 |
| 南京事件に関しては、「ゲリラの捕虜などを残虐に殺してしまったことがあったのではないか、こういうゲリラに対する報復は世界史的に見て非常に残虐になりがちだ」『日本史から見た日本人・昭和編』と殺害の事実は認めているものの、「ゲリラは一般市民を装った便衣兵であり、捕虜は正式なリーダーのもとに降伏しなければ捕虜とは認められない。 |
| 虐殺といえるのは被害者が一般市民となった場合であり、その被害者は約40から50名。 |
| ゆえに組織的な虐殺とはいえない」と虐殺行為は無かったと主張している『諸君』2001年2月号。 |
| 渡部は、中国共産党政府が主張しているような組織的な虐殺指令がなかったことと、虐殺が行われたという目撃証言が乏しいことなどを指摘している。 |
| 「ヒトラーやムッソリーニ、二・二六事件の青年将校らは共産主義者である」と主張している月刊『WiLL』2007年4月号『渡部昇一のマンガ昭和史―日本人が知っておきたい太平洋戦争』。 |
| 慰安婦問題に関しても日本の責任を完全否定する立場をとる。 |
| 2007年7月13日、日本文化チャンネル桜主催の記者会見で米下院121号決議を根拠なしとし、完全撤回を求めた。 |
| また河野談話を、慰安婦の強制連行を認め性奴隷説の根拠となったと強く批判し、談話を発表した当時の官房長官・河野洋平は割腹して日本の汚名をそそぐべきだと述べた日本文化チャンネル桜「大同無門」田久保忠衛との対談。 |
| インテリジェンス(諜報)研究の重要性を説き、コミンテルン、中国共産党などによる謀略を視野に入れた「謀略史観」でなければ現代史を語ることはできないと主張している日本文化チャンネル桜「大同無門」中西輝政との対談。 |
| 沖縄戦における集団自決問題について、実際には積極的に日本軍に協力した沖縄の人々が復帰後、左翼メディアに煽動され、「歴史で騒げば金が出る」と考え、堕落した結果であると述べた。 |
| また戦時中「生きて虜囚の辱めを受けず」の戦陣訓をもっとも強く鼓吹したのは朝日新聞であったことは看過できないとしている『WiLL』2008年7月緊急増刊号:狙われる沖縄。 |
| 戦後の反日的左翼の起源を公職追放など占領政策によって利益を得た「敗戦利得者」および「コリア系」の出自をもつ人々であった。 |
| 彼らが東京大学、京都大学などの主要大学、朝日新聞などにポストを占めることで戦後の教育界、言論界は歪められたとしている。 |
| 対米協調主義であり、満州にアメリカを関わらせなかったことが失敗であったとして、現在の対中外交にもアメリカを関わらせるべきであるとしている |
| 一方でただ単なる隷属的な日本の姿勢に対しては批判的であり、反米保守で知られる小林よしのりとは意見の差異はあれども概ねお互い評価し合う関係にある。 |
論争
| 南京事件についての主張は、現代史家・秦郁彦から激しく批判されている秦郁彦『南京事件』他。 |
| さらに秦は、渡部が『ドイツ参謀本部』において内容のみならず写真までも洋書から盗用していることを指摘している『昭和史の謎を追う』。 |
| これについては渡部が反論し、秦もそれ以後は沈黙している。 |
| ただし、秦は田中正明の松井日記改竄について記述した後、田中を支持する渡部を揶揄するかのように以上のことを指摘していた。 |
| 渡部は月刊『WiLL』2007年4月号においてもふたたび、田中正明の捏造した松井日記の南京についての記述を根拠に、「南京大虐殺は無かった」と主張している。 |
| 秦は2006年8月30日の産経新聞朝刊オピニオン面コラム正論欄において、一次資料が多数あり日本軍が謀殺したのは明白な事実である張作霖爆殺事件をコミンテルンの仕業などと虚偽を広める人間がいると批判しているが、これはその当月の月刊WiLLにおいてユン・チアンの『マオ』を論拠に張作霖爆殺はコミンテルンの仕業と主張した渡部のことを指している。 |
| 平泉渉が、学校での英語教育が英文解釈や英文法に偏っている現状を改め英作文や英会話など「実用性」を重視すべきと主張した際には、英語文献に直接触れるのは学術研究でも不可欠であるばかりか「教養」としても知的訓練として必要と反論した。 |
| 1980年『週刊文春』誌上で、小説家の大西巨人に対し、息子2人が血友病であり高額な医療費助成がなされていることから、「第一子が遺伝病であれば第二子を控えるのが社会に対する神聖な義務ではないか」と問題提起し、大きな論争を巻き起こした。 |
| 教科書誤報事件への批判などで朝日新聞・毎日新聞と激しく対立『万犬虚に吠える』。 |
| 皇位継承問題に関しては男系主義者の立場を採っており、この点では小林よしのりと思想的に対立する。 |
| 『WiLL』2008年7月号の日下公人との対談において、「…ですが美智子様が皇室に入られたために、宮中に仕えていた女性がみんな辞めてしまったそうです」と発言したことについて宮内庁より説明を求める抗議を受けている。 |
| 宮内庁によれば、そのような事実はなく「その根拠,理由などを承知したく」渡部に要求している。 |
| また、同誌において渡部は「ですから、皇太子殿下が一番大切な時期にイギリスに4年も留学なさったというのは、長すぎます」と発言している点についても宮内庁は「当時の徳仁親王殿下が英国に留学なさったのは、昭和58年6月から昭和60年10月までの約2年間です」とその発言が正確性を欠いたものであることを指摘している{{citepressrelease。 |
その他
| アメリカ以外の常任理事国の国連負担金の合計が日本の国連負担金に及ばないのに発言権は日本にない事に対し「こんなバカなクラブがあるか?」と批判した。 |
| 小林宏晨と共に「日本の常任理事国入り」で敵国条項が削除されていない状態で日本が多くの国連負担金を払う事に異議を唱えている(中国が拒否権で反対するため)。 |
| 靖国神社参拝を肯定する渡部は「絶対中国は(日本を常任理事国に)入れるわけないんでね、だからと言って靖国神社参拝を止めたって入れませんよ」と述べている。 |
| 堺屋太一・竹村健一と交流が深く、渡部を含めて三ピン(一)と渾名されているばかりか三人一緒に講演会を催したり共著書を出したりしている。 |
| また、関西大学名誉教授の谷沢永一とは。 |
| 著作はすべて初版で読んできたというほどの松本清張のファンであるが、『昭和史松本清張と私』では松本の歴史観に対し違和感も表明している。 |
| 中国学にも造詣が深く、十八史略・孫子の評釈などを行っている。 |
| 史論家として頼山陽・徳富蘇峰・樋口清之を高く評価しており、頼山陽の『日本楽府』を現代語訳している。 |
| 河合栄治郎を尊敬していると述べている。 |
| 百人斬り訴訟の代理人を務めた保守派弁護士で、衆議院議員(自由民主党)の稲田朋美の全国後援会『ともみ組』会長を務める。 |
| 映画「南京の真実」の賛同者でもある。 |
| 本人は若い頃から、音楽にはほとんど興味がなかったが、夫人が桐朋学園音楽科の1期生であったこともあり、3人の子供が全員音楽家(チェリスト、ヴァイオリニストなど)となっており、音楽一家である。 |
| 統一教会との関係は古く、1985年6月のカウサ第三回日本会議に出席、さらに、1985年8月5日の東京勝共講師団結成集会では基調講演を行っている青木慧『パソコン追跡勝共連合』(汐文社、1985年)P.393。 |
| また、統一教会系の新聞である世界日報を「この四分の一世紀の間、日本のクオリティ・ペーパーであった」と2001年1月の世界日報25周年記念メッセージ |
| また一時「世界日報をおすすめします」と題する世界日報の広告にも登場し、同様の内容のコメントが他の3氏の物と共に掲載されていた例えば『諸君!』1983年11月号87ページ。 |
| 「私達も世界日報を推薦します」というコピーの右に顔写真入りで、「報道の質と多様性から言って、世界日報は日本のクオリティ・ペーパーである。 |
| 米国のクリスチャン・サイエンス・モニターに匹敵する地位を占めていると言えるかも知れない。 |
| これほど読みごたえのある新聞も珍しい。 |
| 上智大学教授渡部昇一氏」というコメントが掲載されている。 |
| 「場違いである」と書かれているが、この記述では辞書として事実を記述したのか、個人的心情・宣伝なのか不明です。 |
| 事実ならば、誰が場違いであると言ったとか、出典に基づく記述に変更願いますこれは、単に世界日報が保守的論調であるからで、統一教会を信仰云々というような論議は場違いである。 |
| アパグループが主催した第1回『「真の近現代史観」懸賞論文の審査委員長を務めた。 |
| 2008年10月31日に最優秀藤誠志賞に田母神俊雄航空自衛隊幕僚長の論文「日本は侵略国家であったのか」を選考 |
| 論文内容は「侵略国家ではなかった」とし、日中戦争の原因を蒋介石に巻き込まれた濡れぎぬであると主張するなど、渡部の近現代史論に近いものであった。 |
| だが田母神は「政府見解と異なる主張をしたうえ、上層部の許可を得ずに外部に論文を提出した」などとして浜田靖一防衛大臣に即日更迭処分を受ける一因 |
テレビ出演
| フジテレビ『竹村健一の世相を斬る』、準レギュラー。 |
| テレビ東京の対談番組『渡部昇一の新世紀歓談』、ホスト。 |
| 日本文化チャンネル桜の『渡部昇一の「大道無門」』、ホスト。 |
| 未来ビジョン元気出せ!ニッポン!(BS11デジタルの情報番組) 2010年6月26日 第13回『温故知新~名著に学ぶ未来ビジョン』にゲスト出演。 |
英語・言語
| 『英文法史』研究社、1965年。 |
| 言語と民族の起源について 大修館書店1973。 |
| 日本語のこころ講談社現代新書1974「渡部昇一の『日本語のこころ』」ワック 。 |
| 『英語学大系 第13巻 英語学史』大修館書店、1975年。 |
| 秘術としての文法大修館書店1977のち講談社学術文庫 。 |
| 英語の語源講談社現代新書1977。 |
| 講談・英語の歴史PHP新書2001。 |
| 語源力英語の語源でわかる人間の思想の歴史海竜社2009。 |
知的生活とその周辺
| 『知的生活の方法』講談社現代新書、1976年 ISBN4061158368。 |
| 知的風景の中の女性主婦の友社1977のち講談社文庫、「いまを生きる心の技術」学術文庫、「男は男らしく女は女らしく」ワック 。 |
| ヒルティに学ぶ心術Gluck渡部昇一的生き方致知出版社1997 改題「できる人になる生き方の習慣」。 |
| 「仕事の達人」の哲学野間清治に学ぶ運命好転の法則致知出版社2003。 |
社会・政治・歴史
| 日本史の真髄頼山陽の『日本楽府』を読む1-3PHP研究所1990-94 「甦る日本史」文庫、改題「渡部昇一の古代史入門」『渡部昇一の中世史入門』「渡部昇一の戦国史入門」 。 |
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