| 以下、特に説明のない限り登場人物の年齢は初登場時のものとする。 |
| ;野上英太郎(のがみえいたろう)。 |
| 石神探偵事務所二代目所長、40代前半~中頃。 |
| 俊介の里親兼友人でもある。 |
| 四半世紀に渡って石神の助手を勤め、1年余り前に彼が引退した後を継いだ。 |
| 若い頃は血の気の多い性格だった。 |
| 最近はかなり丸くなったが、探偵としての誇りや矜持を守るためなら依頼人と対立する事も辞さない。 |
| 「狩野俊介シリーズ」は一部の短編を除き、彼から石神に宛てた手紙(野上の一人称)という形式で語られる。 |
| いわばワトスン博士やヘイスティングズ大尉のポジションに位置する人物だが、俊介抜きで事件を解決した事さえある。 |
| やや安楽椅子寄りな傾向のある俊介に対して、彼は足で捜査するタイプ。 |
| 煙草の吸い殻を見ただけでその種類や吸った者の人となりを言い当てられる。 |
| 5年前に妻を病気で失い、子供もいないため一人暮らしをしていた(両親は健在)。 |
| アキの気持ちに薄々とは気づいているが、妻への思慕を断ち切ることが出来ず、朴念仁な振る舞いを通している。 |
| 俊介が小学6年生の年の9月に生まれた。 |
| 俊介にとっては野上と出会う前からの相棒であり、どんな人間よりも心を開いている相手。 |
| 石神探偵事務所のれっきとした所員(猫だけど)。 |
| 普段はぐうたらしているが、俊介に危機が迫ると肉食獣の本能をあらわにする。 |
| ;芙蓉明子(ふようあきこ/アキ)。 |
| 俊介と野上の行きつけの喫茶店「紅梅」の看板娘、21歳。 |
| 活発で好奇心旺盛。 |
| 石神探偵事務所の仕事にもしばしば首を突っ込み、ついには非常勤所員になってしまう。 |
| 野上に好意を抱き、しばしば回りくどいやり方でデートに誘っている。 |
| ;高森貴之(たかもりたかゆき)。 |
| 捜査一課の警部、30代後半。 |
| 野上とはお互い新人の刑事と探偵助手だった頃からの付き合い。 |
| よく大声を張り上げているため「鬼高」の異名を持つ。 |
| 実は高校卒業後、就職先が見つからなくてしかたなく警察官になった。 |
| 愛妻家だが、他人の前では憎まれ口ばかり叩いている。 |
| 子供はまだいない。 |
| ;池田憲彦(いけだのりひこ)。 |
| 捜査一課の刑事。 |
| 高森の十年来の部下。 |
| のほほんとした性格で、高森に怒鳴られても柳に風と受け流してしまう。 |
| 子供の世話が上手。 |
| 古い寺の住職の息子だが、父の跡を継ぐ気はない。 |
| ;武井(たけい)。 |
| 捜査一課の若手刑事。 |
| 3人のならず者を1人で取り押さえたという武勇伝の持ち主だが、実はけっこう気が弱い。 |
| アキに片思いしている。 |
| ;遠島寺美樹(えんとうじみき)。 |
| 俊介の同級生で、数少ない友人の1人。 |
| 『幻竜苑事件』の関係者だが、俊介と直接顔を合わせたのは事件の後、彼が転校して来た時が初めて(彼の活躍は聞いていた)。 |
| 俊介が時折見せる厭世的な態度を心配し、何かと世話を焼こうとする。 |
| ;久野徹(くのとおる)。 |
| 俊介の同級生で、数少ない友人の1人。 |
| 父親は市長、母親は有名な文芸評論家。 |
| 本人もピアノを習っており、中学生離れした技量を持つ。 |
| 両親とのコミュニケーションがうまくいかず、俊介に助けてもらった事がある。 |
| ;松永麗子(まつながれいこ)。 |
| 俊介たちの担任、24歳。 |
| 『夜叉沼事件』の関係者。 |
| まだ若いが、仕事熱心で生徒思いな教師。 |
| ;橘(たちばな)。 |
| 「紅梅」の店長。 |
| 温厚な男で、アキが仕事そっちのけで野上たちの所に押しかけていっても怒らない。 |
| 珈琲をいれる腕は確か。 |
| 2月(俊介が野上と出会う直前)に娘ができたばかり。 |
| ;滝之水梨花(たきのみずりか)。 |
| 駆け出しの手品師。 |
| 祖父で元市長だった滝之水氏の遺言を巡るトラブルで俊介たちと知り合う。 |
| ;石神法全(いしがみほうぜん)。 |
| 石神探偵事務所初代所長。 |
| その活躍は野上の筆によって公表され、広く知られている。 |
| 田舎の庵(俊介が育った施設の近くにある)に隠棲しているが、近所で事件が起こると引っ張り出される事もあるらしい。 |
| 彼自身が直接登場した事はないが、間接的に描写される言動から明らかにシャーロック・ホームズのオマージュであると思われる。 |