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プロフィール
- 白土三平とは
- 経歴
- 作風と影響
- 漫画
- エッセイ
- テレビアニメ
- 映画
- アシスタント
- 関連項目
- 関連サイト
白土三平(しらとさんぺい、1932年2月15日-)は、日本の漫画家。東京都出身。男性。本名は岡本登(おかもとのぼる)。『忍者武芸帳影丸伝』『 サスケ』『 カムイ伝』など忍者を扱った劇画作品で人気を博した。父親はプロレタリア画家の 岡本唐貴。妹は絵本作家の 岡本颯子。弟の 岡本鉄二は「赤目プロ」で作画を担当、 岡本真は「赤目プロ」マネージャー。
経歴
| 1932年、東京都杉並区に出生。 |
| 幼少時は画家をしていた父の活動により各地を転々とする。 |
| 1944年、私立練真中学校に入学。 |
| 直後に戦争が激化したため、長野県小県郡中塩田村(現上田市の八木沢駅付近)に一家で疎開し、上田市立上田中学校に通う。 |
| この旧制中学にいた白土牛之助という軍人の苗字が、後にペンネームの由来となる毛利甚八『白土三平伝―カムイ伝の真実』小学館、2011年、p.44.。 |
| 1年ほど塩田で過ごした後、真田へ引越しさらにその後、西塩田に引越した。 |
| 1946年、東京に戻ったのち練真中学を中退。 |
| 父の知人の金野新一のアトリエで、山川惣治作の紙芝居の模写・彩色の仕事を手伝い始める。 |
| 1951年、金野の指導の下『ミスタートモチャン』という紙芝居を制作。 |
| 当時はノボルというペンネームだった。 |
| 以後数年間このシリーズの紙芝居を手がけた。 |
| 1955年、紙芝居仲間からの紹介をうけて東京都葛飾区金町に移り、仲間と共同生活を始める。 |
| 白土は遊びに来る近所の子供らから「イチ二の三チャン」という愛称で親しまれ、これが「三平」の名の元になる松谷みよ子・曽根喜一・水谷章三・久保進編『戦後人形劇史の証言-太郎座の記録』一声社1982年78ページ。 |
| この年共同生活者であった瀬川拓男が人形劇団「太郎座」を立ち上げ、白土も舞台背景の制作で参加。 |
| また加太こうじの紹介で機関紙に4コマ漫画の連載を行なう。 |
| 1956年、板橋に転居し、「太郎座」のメンバーの一人だった小林まゆみと結婚。 |
| 1957年、過去顔見知りの少女漫画家の牧数馬に漫画を描くことを勧められ、牧のアシスタントをしながら漫画の技法を学ぶ。 |
| 同年8月、実質的なデビュー作『こがらし剣士』を巴出版から刊行。 |
| しかし直後に出版社が倒産し、長井勝一の日本漫画社に移って貸本漫画を多数手がける。 |
| 1959年からは長井が新たに設立した三洋社で『忍者武芸帳』の刊行を開始。 |
| 1962年まで全17巻が刊行され、当時としては破格の大長編となった。 |
| 1961年、長井が三洋社を解散し青林堂を設立、白土はここで『サスケ』『忍法秘話』などの貸本を手がける。 |
| 1963年、『サスケ』『シートン動物記』により第4回講談社児童まんが賞受賞。 |
| 1964年、青林堂より『ガロ』が創刊。 |
| 『ガロ』はもともと白土の新作『カムイ伝』のための雑誌として創刊されたものであり、白土はこの作品のために「赤目プロダクション」を設立し量産体制に入る。 |
| 白土は『ガロ』の設立者だったため原稿料が出ず、そのため『カムイ伝』のほかに他誌にも『ワタリ』『カムイ外伝』(ともに1965年-)などを発表しスタッフを養った。 |
| 1971年、『カムイ伝』第一部が終了。 |
| 続編が待たれたものの長く再開されず、第二部が開始されたのは1988年のことである。 |
| 第二部は2000年までで終了、現在『カムイ伝第三部』を構想中である。 |
作風と影響
| 白土の忍者漫画は、実際可能であるかはともかく、登場する忍術に科学的・合理的な説明と図解が付くのが特徴であり、荒唐無稽な技や術が多かったそれまでの漫画とは一線を画するものである夏目房之介『手塚治虫の冒険』筑摩書房、1995年、126頁-133頁。 |
| また、『忍者武芸帳』『カムイ伝』などに代表される作品の読み方の一つとして、マルクスの唯物史観があるとされ、この観点から当時の学生や知識人に読まれたことなどが後に漫画評論を生む一因となった。 |
| 手塚治虫によると、白土が登場してから子供漫画には重厚なドラマ、リアリティ、イデオロギーが要求されるようになったそうであるぼくはマンガ家。 |
漫画
| 甲賀武芸帳(1957年-1958年)。 |
| 消え行く少女(1959年)。 |
| 忍者旋風シリーズ(1959年-1966年)※風魔忍風伝・真田剣流・風魔。 |
| 忍者武芸帳影丸伝(1959年-1962年)。 |
| シートン動物記(1961年-1964年)。 |
| サスケ(1961年-1966年)。 |
| カムイ伝(1964年-1971年)。 |
| ワタリ(1965年-1966年)。 |
| カムイ外伝第一部(1965年-1967年)。 |
| 神話伝説シリーズ(1974年-1980年)。 |
| 女星シリーズ(1979年-1981年)。 |
| カムイ外伝第二部(1982年-1987年)。 |
| カムイ伝第二部(1988年-2000年)。 |
| カムイ外伝再会(2009年)。 |
エッセイ
| 白土三平フィールド・ノート1「土の味」(1987年BE-PALBOOKS)。 |
| 白土三平フィールド・ノート2「風の味」(1988年BE-PALBOOKS)。 |
| 白土三平野外手帳(1993年小学館ライブラリーOUTDOOREDITION)。 |
| 月刊誌『BE-PAL(ビーパル)』(小学館)に連載されたエッセイ『白土三平フィールド・ノート』(連載1983年6月号-1988年3月号)の単行本。 |
| 『白土三平野外手帳』は絶版となった『土の味』『風の味』2冊を纏め出版されたもの。 |
| 白土三平の好奇心1「カムイの食卓」(1998年LapitaBooks)。 |
| 白土三平の好奇心2「三平の食堂」(1998年LapitaBooks)。 |
| 月刊誌『LAPITA(ラピタ)』(小学館)に連載されたエッセイ『白土三平の好奇心』(連載1995年冬号-1999年3月号)の単行本。 |
テレビアニメ
| 少年忍者風のフジ丸(NETテレビ・全65話/放映期間1964年6月7日-1965年8月31日)。 |
| 『忍者旋風』(風魔忍風伝)が原作の東映テレビアニメ。 |
| モノクロ放送、一部カラー放送あり。 |
| スポンサーは藤沢薬品工業の一社提供のため、主人公の名前がフジ丸になった。 |
| キャラクターデザインは楠部大吉郎。 |
| 放映に併せ久松文雄による漫画も連載された。 |
| 放映中、2回劇場アニメ映画化。 |
| 制作の東映動画はキャラクター権独占のため、第29話以降白土三平を原作から外している。 |
| よってこれ以後白土は自作品の映像化に対し反応を厳しくする。 |
| サスケ(TBS・全29話/放映期間1968年9月3日-1969年3月25日)。 |
| エイケン制作のテレビアニメ。 |
| TCJの高橋茂人による白土三平説得により実現。 |
| 放映に併せ『サスケ(リメイク版)』を『少年サンデー』に連載(1968年7月-1969年5月)。 |
| 1968年9月からは『サスケ(絵物語版)』が『小学一年生』で、久松文雄による『サスケ(絵物語版)』が『小学二年生』で連載された。 |
| 忍風カムイ外伝(フジテレビ・全26話/放映期間1969年4月6日-1969年9月28日)。 |
| TCJ動画センター制作のテレビアニメ。 |
| 企画は高橋茂人の瑞鷹エンタープライズ。 |
| 原作は20回分までしかなく、後半6回分は、各回当時の原稿用紙で3、4枚分のプロットを白土三平から渡され、田代淳二による構成で脚本が制作されたDVD『忍風カムイ外伝』巻之七(2000年4月)。 |
| これを再編集したものが映画版であり、1982年に白土三平自身による漫画化もされている。 |
| 初期製作資料によると放映第1話の前に幻の第1話「抜け忍(伊賀赤目の滝)」があった。 |
| 当初の計画では『忍者武芸帳』のアニメ化であり、また次期として『ワタリ』が予定されていたが実現せず、両方ともパイロットフィルムのみ存在する。 |
| 後番組は『サザエさん』。 |
映画
| 少年忍者風のフジ丸謎のアラビヤ人形(1964年7月公開)。 |
| 少年忍者風のフジ丸まぼろし魔術団(1965年3月公開)。 |
| 少年忍者風のフジ丸大猿退治(1965年7月公開)。 |
| 大忍術映画ワタリ(1966年7月公開)。 |
| 『仮面の忍者赤影』には『大忍術映画ワタリ』の主人公役だった金子吉延が青影として出演。 |
| 忍者武芸帳(1967年2月公開/監督大島渚)。 |
| 大島渚がスチル写真をフィルムに撮り制作した短編映画『ユンボギの日記』(1965年)と同じ手法で制作される。 |
| 企画があがった当時『忍者武芸帳』の原稿は完全には残っていなかった。 |
| そのため原稿紛失分を小島剛夕が貸本印刷物からトレース、全原稿が完成したところで撮影に入った。 |
| 当初は1966年5月公開の予定だったらしいが、監督による編集の拘りで約一年遅れての公開となった。 |
| この間、1966年8月から1967年1月にかけて小学館から単行本が発刊されている。 |
| 忍風カムイ外伝劇場版「月日貝」(1971年3月公開)。 |
| カムイ外伝(2009年9月公開/監督崔洋一)。 |
関連項目
| 釣りキチ三平-矢口高雄の漫画で、主人公・三平三平(みひらさんぺい)は、白土三平に由来する。 |
| 旅館寿恵比楼-1965年10月にはこの旅館で『ワタリ』のコマ割りを手がけた。 |
| つげ義春にこの旅館を紹介したのも白土であり、これがつげの作風転換のきっかけとなった。 |
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1932年
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東京都杉並区に出生白土 三平(しらと さんぺ... |
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1946年
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東京に戻ったのち練真中学を中退 |
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