| 安土桃山時代の盗賊石川五右衛門から数えて第十三代の末裔(原作連載当初では鼠小僧の子孫にする予定だったが、手塚治虫作の漫画に敵役としてねずみ小僧が登場していたため、五ェ門に変わった)。 |
| シリーズにより名称には様々な表記がある。 |
| 原作では「五右ェ門」。 |
| パイロットフィルムでは「五右ヱ門」。 |
| 『ルパン三世(TV第1シリーズ)』(以下『TV第1シリーズ』)では「五ヱ門」、『ルパン三世(TV第2シリーズ)』(以下、『TV第2シリーズ』)以降の作品では「五右ェ門」が基本設定。 |
| その他作品によって違いがあるが、最近のアニメ作品においては「五エ門」が採用されている。 |
| 居合の達人(後のテレビアニメシリーズでは忍術(唐忍法)や念力の使用についても言及されており、TVスペシャルにおいては優れた動体視力の持ち主としても描かれている)。 |
| 普段着は着物に袴、さらしを巻いて前を大きくはだけている。 |
| 足下は素足に雪駄である。 |
| なお、この服装は南極・北極といった極寒地でもあまり変わることがない。 |
| 改まった場では紋付きを着ることもある。 |
| なお、愛用の下着はふんどし(越中)である。 |
| 百地三太夫、自然先生など、師匠とされる人物は何人かいるが、過去のことはほとんど語られておらず、家族や出生についても謎が多い。 |
| だが、アニメの2ndシリーズでは、母親は熱心な観音様の信者だったと語っている。 |
| 第六感が鋭く、その勘や稀に行う占いはほぼ100%当たる。 |
| 気配にも聡く、敵や危険に一番初めに気付くことも多い。 |
| だが、その分直感的に行動することも多く、罠や策略にはまりやすいとも言える。 |
| どのような理由があっても嘘をつくのを嫌がるという生真面目ぶり(『新ルパン三世』第51話)で、劇画を知らないという世間知らずな一面もある(同第50話)。 |
| 他人や自分が興味のない人間の悪口はズバッというくせに、自分や斬鉄剣、自分が好意を寄せている人間のことを悪く言われるとすぐに逆上する、実はかなり短気で自分勝手な性格。 |
| さらに、斬鉄剣が折れたりボロボロになったりすると、自分が未熟であると思い込んで勝手にいなくなる。 |
| ストイックなまでに強さを追い求める姿勢は、映画『七人の侍』に登場する久蔵がもとになっている。 |
| また歌舞伎や任侠映画を見るのが好きで、自らの先祖である石川五右衛門や『忠臣蔵』の歌舞伎を見て、本気で感涙したこともある。 |
| 彼にとって初代石川五右衛門は尊敬すべき先祖であると同時に、ルパンにとっての祖父同様大切な存在であるようで、祖先の浮世絵が絡む仕事を無報酬で引き受けたり、祖先が敗れた泥棒合戦をねずみ小僧の子孫と共にやり遂げようとしたり、行動の上で、先祖が強力な動機になる事もよくあるようだ。 |
| また、歌舞伎に関しては、「忠臣蔵」を見て涙しているシーンもあるため、先祖に限らず、武士道的精神に働きかける場面に弱いのか、涙もろい一面があるのか、異論のあるところである。 |
| 意外に迷信深い一面があり、『TV第2シリーズ』第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」でツタンカーメンの黄金マスクを盗んだ時には「呪いがあるのではないか」と心配したり、斬鉄剣に浮かんだ曇りをみて「不吉だ」と仕事を断ったりもしている。 |
| 修行のためなのか、高いところに好んで行く傾向があり、作中でも崖の上や塔のてっぺんといった高いところにいる描写が多い。 |
| また、手刀で岩を砕き、巨大な大仏の彫刻を作製したこともある。 |
| 筋金入りといっても良い程の日本文化への強い執着があり、宗教は、代々日本神道の家系である。 |
| 普段から食事は日本食しか食べようとしない等の頑固な面があるが、『TV第2シリーズ』ではルパンたちと共にパスタを食べていたり、次元と洋風な肉料理を食べていたりと、さすがに限界の状態となれば日本食以外も食べる事があるようである。 |
| ただ、やはり日本食は大好きらしく、『TV第2シリーズ』の第26話「バラとピストル」ではみそ汁とたくあん恋しさ故に、他の食事がのどを通らず、味噌とたくあんを買いに不二子を日本に行かせたり、「バルセロナに来れば日本料理の店があるかも知れん、と言ったのは誰だ」とルパンにいやみを言ったりしている。 |
| 「ルパン対スーパーマン」でも、ハンバーガーやホットドッグを拒否してスーパーマーケットでカップそばを買いに行っている。 |
| TVスペシャル『ルパン三世ワルサーP38』では、二週間豆の缶詰だけで生活したときには、久しぶりのご飯と梅干しに感涙していた。 |
| また、自分で茶を点てたり、茶請けに羊羹を食べたりもしている。 |
| 実直な人間というイメージがあるが、ギャンブルは嫌いではないようで、スロットマシンで散財した他、次元の勧めで行ったラスベガスのカジノで大もうけをしたこともある。 |
| トランプや麻雀も好きなようで、TV第2シリーズではルパンとババ抜きをしているシーンがある(その際は、かなり楽しんでいた)。 |
| またTVスペシャル『ルパン三世アルカトラズコネクション』では、「金があってこその人生だ」と発言したことや、清楚な雰囲気を漂わせるイカサマ宗教の美人導師に加担して、稼いだ金を持ち逃げされてしまったこともある(TVスペシャル『ルパン三世1$マネーウォーズ』より)。 |
| アニメでは自ら薦んでタバコを吸うシーンはないが、口に挿し込まれて吸ったことはある。 |
| 次元からタバコを貰い吸ったこともあり、原作ではたまに煙管をふかしているため、非喫煙者ではない模様。 |
| 酒は日本酒を好むが、洋酒やビールを飲むという情景もみられる。 |
| 「常に和服」「時代錯誤な口調や思考」「常人離れした居合の技」「女性が弱点」など、アニメが進むにつれ非常に特徴的なキャラ立てがされたため、他のアニメ・ゲーム作品でも彼に影響を受けたと思われるキャラクターは数多い。 |
| ただし、ごくまれに変装のときに洋服を着ることもある。 |
| TVスペシャル『アルカトラズコネクション』のエンディングでは、珍しくプライベートで洋服を着ていた(オープニングでは、カジノのディーラーに変装していた)。 |
| なお正装時は黒の紋付袴だが、きっちりと着こなしており西洋風の中で特に浮いている様子は無い(時と場所を選ばず色物を好むルパンや、常に帽子をかぶっている次元の方がよほど浮いている)。 |
| 変装はルパンや次元ほどはしないが、特に嫌いだったり苦手だったりするわけではなく、必要なときには普通にしている。 |
| とはいえ、ルパンほど完璧に変装することはまずなく、ひげやかつらでごまかす程度のことが多いが、アニメでは一度銭形警部そっくりに変装したことがあった(ただし、声はそのまま)。 |
| また、何度か女装をする(『ルパン三世Y』では、完璧な女装をこなした)シーンもあり、TVスペシャル『ルパン三世お宝返却大作戦!!』では、「ごめんなさーい」と女言葉でしゃべる、衝撃的なシーンもある。 |
| 原作漫画版では「俺」、『TV第1シリーズ』では「某(それがし)」、劇場版『ルパン三世ルパンVS複製人間』では「私」、これらを除く『TV第2シリーズ』以降は「拙者」を主に使っている。 |
| 銭形に関しては、ルパンと同じく敵ながら親しみに似た感情を抱いているようで、2ndシリーズ「とっつぁんのいない日」では、ルパンによって銭形警部が殺害されたと報じられた新聞を見て、「貴様を見損なった」とする発言をしている。 |
| 宮崎駿は劇場版『ルパン三世カリオストロの城』当時のインタビューで五ェ門のことを「悟り澄ました顔をしているが、結局人斬りの快感が忘れられない俗物」と評している。 |