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プロフィール
- 福井晴敏とは
- 生い立ち
- デビュー後
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- 福井とガンダム
- 小説
- 未発表作品
- エッセイ集
- 漫画(原作)
- その他参加作品
- 出演作品
- 関連項目
- 関連サイト
福井晴敏(ふくいはるとし、1968年11月15日-)、は日本の小説家。東京都墨田区生まれ。私立高輪高等学校卒業、千葉商科大学商経学部経済学科中退。 防衛問題など時事性の有るテーマ上でハリウッド映画的なアクション表現を用いることが特徴とされている。
生い立ち
| 子供の頃は全く小説などの活字を読まず、「漫画っ子」だったという。 |
| 当時よく読んでいたのは『週刊少年ジャンプ』の連載漫画であった。 |
| 教科書によく載っていて「名作」とされる太宰治の『走れメロス』は、アニメで見たが何が面白いのかが全く分からず、以後「名作」といわれるものを遠ざける癖がついてしまったという。 |
| そんな福井が小説を書き始めたのは、彼が「映画好き」だったからであった。 |
| 福井は学校の授業中、ノートの端などにオリジナルの映画用シナリオを書くことをしており、これがのちに小説を書くきっかけとなった(内容は「当初から爆発シーンが多かった」と本人が語っている)。 |
| 大学中退後、警備員として働きながら小説の執筆を進める。 |
| ただしこれは、あまりにも暇な警備員生活で何か面白いことはないかと考えて書き始めただけもので、当初は小説家になるつもりは全くなかったという。 |
| 最初に書いた小説は原稿用紙5,000枚を超える大作で、本人は「たかが7人程度が面白いと言ったからといって、それで小説家になれるわけではないのに、おだてられて結局出版社に小説を送ってみようと思った」と語っている。 |
デビュー後
| 第一作『川の深さは』が第43回江戸川乱歩賞選考委員会で大きな話題となり、当時選考委員だった大沢在昌が特に絶賛して注目を集めたが、おしくも落選(この年の受賞作は野沢尚の『破線のマリス』)。 |
| 翌1998年、『TwelveY.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞した。 |
| この作品は、単作品として評価されるべき同賞への応募であるにもかかわらず、あえて前年度の『川の深さは』の続編として書かれている(ただし、『川の深さは』との関連は舞台設定程度)。 |
| これは、前年の『川の深さは』に対する大沢在昌の論評が「翌年も待っている」という趣旨であったためとも考えられる(この後福井と大沢の付き合いは続いており、福井は大沢の著作「標的走路」にサインを求めたこともあるという)。 |
| その後『亡国のイージス』で第53回日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞と、2000年の大藪春彦賞を受賞、直木賞候補ともなった。 |
| 2003年、『終戦のローレライ』で第23回吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞した。 |
| 2005年には『ローレライ』として『終戦のローレライ』が、続いて『戦国自衛隊1549』、『亡国のイージス』が相次いで映画化された。 |
| また、初の短編集『6ステイン』が直木賞候補になる。 |
| お気に入りの映画は、『日本沈没』『新幹線大爆破』『太陽を盗んだ男』で、これは映画『ローレライ』の監督である樋口真嗣と一致している。 |
作品
| 『亡国のイージス』は、単行本で2段組、654ページ。 |
| 文庫版は、上・下巻500ページを超える。 |
| 『終戦のローレライ』も文庫版では全4冊にもなる。 |
| しかし福井本人は、分厚いと読者が手に取るのに抵抗があるので、短く書くことができれば、と思っているようである。 |
| 作中頻繁に登場する「DAIS(ダイス)」こと防衛庁情報局(ディフェンス・エージェンシー・インフォメーション・サービス)なる秘密組織は、実際には存在しない(防衛庁情報本部は実在する)。 |
| この組織は処女作『川の深さは』に初登場し、『TwelveY.O.』『亡国のイージス』『6ステイン』『C-blossom』『op.ローズダスト』にも継承されている。 |
| 同様に福井作品お馴染みのものとして「GUSOH」という架空の兵器がある。 |
| また、ストーリーはいわゆるバディものが多い。 |
| また、『亡国のイージス』や『戦国自衛隊1549』など、ほとんどの作品は自衛隊に関する専門用語が満載された小説である。 |
| このことについて福井自身は2005年に以下のようなことを語っている。 |
| 日本でどうやったらスペクタクル・アクションが作れるかというのが、以前から自分の命題だった。 |
| 端的に言えば映画『ダイ・ハード』のような低予算のアクション映画は日本でも頑張れば出来るのではないかと考えたが、『ダイ・ハード』のような事件が起こった場合、警察はともかく自衛隊というのは出動できない(法律や制度によって制約がある)ことが分かり、では自衛隊が動けるという前提で物語を書こうと思った。 |
| 『亡国のイージス』を書いた時(2000年)には、フィクションとしての「自衛隊」というテーマはそれほど重くなかったが、この5年間の時代や社会の変化でリアリティを帯びてきてしまった。 |
| 今年(2005年)、自分の小説が3本立て続けに映画化されたことは時代と無縁ではないと思う。 |
| 文体は堅く、ストーリーもハードな作風が多い。 |
| しかし作者自身は「ばかばかしい文体でおふざけの凄い作品を書きたいという思いが強すぎて、真面目な自分とふざけた自分に多重人格化している」と発言しており、エッセイなどではかなりフランクな表現が目立つ。 |
福井とガンダム
| 雑誌などで福井について取り上げられるとき、「大の『(機動戦士)ガンダム』ファン」「自他共に認めるガンダムマニア」などと書かれることがあるが、正確には「ガンダム」シリーズではなく、これらの多くを手がけたアニメ監督富野由悠季のファン(福井自身が自ら「富野ウォッチャー」であると公言している)であり、富野のインタビュー本の解説を書いたこともある。 |
| 二人の関係は出世作『TwelveY.O.』が受賞した際に、福井から富野にそれを献本したことから始まっており、「富野さんが言いたいことを小説で書くとこういうことだろう」というメッセージが込められていたようだ。 |
| 福井はNHKの番組『トップランナー』に出演した際も、富野への尊敬の意を表していた。 |
| 福井は初代ガンダムのブームの際にTVアニメでも当時大ヒットしていた総集編の映画でもなく、まず富野の書いたノベライズ小説を読んで「富野ワールドに触れ、魅了された」と語っている。 |
| ちなみに福井が富野アニメの中で一番好きなのは、『伝説巨神イデオン』であり、小説作品で最も好きなのは、『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』であるという。 |
| 一方、富野自身は福井の結婚式の仲人を務めている。 |
| 福井は富野作品のノベライズもしており、それが『ターンエーガンダム』(改題『月に繭地には果実』)である。 |
| これは福井自身「気合を入れて書いた本」であり、お気に入りのひとつだという。 |
| また単なる富野ファンに留まらず、自身の作品にも富野の演出方法を取り入れている(例えば、『劇場版ガンダム』の3部作の編集を、『月に繭地には果実』で応用している)。 |
| 富野についてのムック本『富野由悠季全仕事』によれば、デビュー前に自身の作品の人間ドラマの目標として、『閃光のハサウェイ』を意識していたという。 |
| さらには『ガンダムエース』2007年2月号より『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の連載を開始。 |
| これについては「俺がやらずに誰がやる」という心境であったらしい。 |
| また福井本人が2005年10月号のガンダムエースで「ガンダム誕生30周年の2009年には映画化したい」と発言。 |
| 後の2010年にはOVA版の第一話が全国5都市8会場で2週間劇場公開された。 |
| 福井自身はインタビューにおいて、宇宙世紀作品では避けて通れないと言えるニュータイプ論に対する自分自身による解答と、『機動戦士ガンダムIIIめぐりあい宇宙』のラストメッセージに対する答えを出すことが、作品のメインテーマであると語っている。 |
| ただし、富野作品だけの影響では無く、処女作である『川の深さは』の増村保のキャラクター造形に『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイを思わせる行動や言動(余談だが両者は同じ台詞を発している)をしており、また『機動戦士ガンダムUC』のアニメ化に際してビーム・マグナムの演出に「ツインバスターライフルクラスの破壊力を感じさせて欲しい」と注文していた事が『月刊ニュータイプ』2010年11月号での小杉尚弘プロデューサーへのインタビューにより語られている事から富野作品以外のガンダムも見ていると思われる。 |
| ほか、皆川ゆか『評伝シャア・アズナブル』のコメントの中で、「龍馬にではなくシャアに学べ」や、シャアという人物を「自意識過剰でマザコン」「自分しか愛せなかった男」と評し、反面教師としなければならないと語っている。 |
| 『電撃ホビーマガジン』では「フクイ軍曹の目指せ!トップガン!」で「フクイ軍曹」として登場し、ガンダムシリーズに登場するモビルスーツやモビルアーマーなどの兵器に乗っている。 |
小説
| TwelveY.O.(講談社、1998年/講談社文庫、2001年)。 |
| 亡国のイージス(講談社、1999年/講談社文庫、2002年)。 |
| ターンエーガンダム(角川春樹事務所[ハルキノベルス]〈上・下〉、2000年)。 |
| 改題月に繭地には果実(幻冬舎[幻冬舎文庫]〈上・中・下〉、2001年/単行本版、2005年)。 |
| 改題∀ガンダム--月に繭地には果実(講談社[講談社BOX]〈上・下〉、2007年)。 |
| 川の深さは(講談社、2000年/講談社文庫、2003年)。 |
| 終戦のローレライ(講談社、2002年/講談社文庫、2005年)。 |
| 6ステイン(講談社、2004年/講談社文庫、2007年)。 |
| 戦国自衛隊1549(角川書店、2005年/角川文庫、2009年)。 |
| Op.ローズダスト(文藝春秋、2006年/文春文庫、2009年)。 |
| 平成関東大震災-いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった-(講談社、2007年)。 |
| 機動戦士ガンダムUC(角川書店、2007年-2009年/角川文庫・角川スニーカー文庫、2010年)。 |
| 1巻「ユニコーンの日(上)」ISBN978-4-04-713969-5、角川文庫版ISBN978-4-04-394335-7、角川スニーカー文庫版ISBN978-4-04-474805-0。 |
| 2巻「ユニコーンの日(下)」ISBN978-4-04-713970-1、角川文庫版ISBN978-4-04-394336-4、角川スニーカー文庫版ISBN978-4-04-474806-7。 |
| 3巻「赤い彗星」ISBN978-4-04-715003-4、角川文庫版ISBN978-4-04-394348-7、角川スニーカー文庫版ISBN978-4-04-474807-4。 |
| 4巻「パラオ攻略戦」ISBN978-4-04-715018-8、角川文庫版ISBN978-4-04-394360-9、角川スニーカー文庫版ISBN978-4-04-474808-1。 |
| 5巻「ラプラスの亡霊」ISBN978-4-04-715084-3、角川文庫版ISBN978-4-04-394365-4、角川スニーカー文庫版ISBN978-4-04-474818-0。 |
| 6巻「重力の井戸の底で」ISBN978-4-04-715112-3。 |
| 7巻「黒いユニコーン」ISBN978-4-04-715143-7。 |
| 8巻「宇宙と惑星と」ISBN978-4-04-715229-8。 |
| 9巻「虹の彼方に(上)」ISBN978-4-04-715286-1。 |
| 10巻「虹の彼方に(下)」ISBN978-4-04-715287-8。 |
未発表作品
| 敗者達の黙示録(未完成)。 |
| 壊点--ポイント・ブレイク。 |
| これら2作品は「DAIS(ダイス)」の原型のような組織や、他作品中で語られている「920」という工作員が主役として登場している。 |
| 『敗者達〜』は、福井曰く「福井晴敏のネタ帳」「書ききっていたら創作活動をやめていたかもしれない」らしい(『HOWTOBULID福井晴敏』幻冬舎より)。 |
| ちなみに『敗者達の黙示録』は『HOWTOBULID福井晴敏』にダイジェスト版が掲載されている。 |
エッセイ集
| テアトル東向島アカデミー賞(集英社文庫、2007年)。 |
漫画(原作)
| 亡国のイージス(作画:中村嘉宏、『コミックバウンド』第1-4号まで連載、第5号で雑誌が休刊したため打ち切り、未単行本化)。 |
| 亡国のイージス(作画:横山仁、『モーニング』連載、講談社刊)。 |
| C-blossomcase729(作画:霜月かよ子、講談社、2005年/講談社文庫、2007年)。 |
| 『6ステイン』の「920を待ちながら」の後日談であり、『亡国のイージス』の前日談。 |
| 柳花--ユファの大地(作画:木根ヲサム、『Comicリュウ』2007年5月号にて連載中止、徳間書店刊)。 |
| 戦国自衛隊1549(作画:ArkPerformance、『少年エース』連載、角川書店刊)。 |
| 終戦のローレライ(作画:虎哉孝征、脚色:長崎尚志、『月刊アフタヌーン』連載、講談社刊)。 |
| 機動戦士ガンダムUCバンデシネ(作画:大森倖三、『ガンダムエース』連載、角川書店刊)。 |
その他参加作品
| 真夏のオリオン(2009年脚色)。 |
| GUNDAMLIVEENTERTAINMENT 赤の肖像〜シャア、そしてフロンタルへ〜(2011年脚本・構成)。 |
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1968年
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福井 晴敏(ふくい はるとし)、は日本の小説... |
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1998年
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『Twelve Y. O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞... |
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つながりの強いひと
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富野由悠季
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日本のアニメーション監督、演出家、脚本家、作詞家、小説家。本人は演出家・原案提供者としている(『∀の癒し』より)。神奈川県小田原市出身。相洋高等学校... |
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亡国のイージス
1999年に講談社から刊行された福井晴敏の小説作品、またはこれを原作とした映画(2005年公開)・コミックなどのメディアミックス作品。 |
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安彦良和
日本のアニメーター、キャラクターデザイナー、漫画家、イラストレーター、小説家。北海道遠軽町出身。神戸芸術工科大学メディア表現学科教授。 |
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横山仁
横山 仁 YOKOYAMA Hitoshi 略歴
1973年横浜に生まれる。1992年県立横浜緑ヶ丘高校卒業。1996年東北大学理学部生物学科卒業。2001年東北大学理学研究科生物学... |
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サンライズのアニメーション作品企画部が用いる共同ペンネーム。 |
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半村良
小説家。男性。本名、清野平太郎(きよのへいたろう)。 |
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樋口真嗣
日本の特技監督・映画監督・映像作家・装幀家・元アニメーター。東京都新宿区出身で、茨城県古河市に居住していた。茨城県立古河第三高等学校卒業。ガイナッ... |
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吉川英治
日本の小説家。本名、英次(ひでつぐ)。神奈川県生まれ。様々な職についたのち作家活動に入り、『鳴門秘帖』などで人気作家となる。1935年(昭和10年)より... |
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真田広之
東京都品川区大井出身の日本の俳優。本名は下澤廣之(しもさわひろゆき)。堀越高等学校を経て日本大学藝術学部映画学科卒業。芸名の「真田広之」は千葉真一... |
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ローズダスト
Op.ローズダスト 待望の「福井晴敏」最新刊「Op.ローズダスト」3月15日発売! 出版社 / 著者からの内容紹介 二〇〇六年秋、“ネット財閥”アクトグループの役員... |
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カトキハジメ
アニメ、ゲーム、玩具などを中心に手がける日本のメカニックデザイナー、イラストレーター。埼玉県出身。 |
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大沢在昌(おおさわありまさ、本名同じ、1956年3月8日-)は愛知県名古屋市出身のハードボイルド・冒険小説作家、推理作家。「在昌」という名前が珍しいため、... |
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石川県金沢市生まれの小説家。別のペンネーム野原野枝実(のばらのえみ)や桐野夏子の名でロマンス小説、ジュニア小説のほか、森園みるくのレディースコミッ... |
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寺尾聰
日本の俳優、歌手、ベーシスト、シンガーソングライター。神奈川県横浜市保土ケ谷区出身。俳優・宇野重吉の長男。サングラスをかけ、ニヒルな表情がトレード... |
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福井晴敏さんについてのひとこと紹介
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