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プロフィール
- 芦辺拓とは
- 略歴
- 森江春策の事件簿シリーズ
- モダン・シティシリーズ
- 自治警特捜シリーズ
- ネオ少年探偵シリーズ
- その他
- 創作講談
- 共著・アンソロジー作品
- 日本国外での刊行
- 出演番組
- 関連サイト
芦辺拓(あしべたく、1958年5月21日-)は推理作家。本名小畠逸介(こばたとしゆき)。大阪府出身。いわゆる新本格ミステリー作家では比較的年長者であり、先行するミステリの先達への敬意とこだわりに満ちた作品を多数創作している。妻はピアニストの風呂本 佳苗。
略歴
| 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎、同志社大学法学部卒。 |
| 読売新聞大阪本社の校閲部・文化部記者を経て、1986年に本名の小畠逸介名義の「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に入選、中井英夫・澁澤龍彦の讃をうける。 |
| 1990年、芦辺拓名義での『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。 |
| シリーズものの著作としては、作者いわく「日本一地味な探偵」森江春策が時空や虚実までも越えた謎に挑む「森江春策の事件簿シリーズ」。 |
| 他には単発ものとして歴史上の人物を探偵役に据えたり、趣向を凝らしたパスティーシュとして過去の名探偵を客演させたりすることも少なくない。 |
| 学術からサブカルチャーまで多方面にわたる博識、ミステリ・SF・冒険小説などの様々な先達への情熱的なオマージュ、(単なる「虚実の融和」のみならず)メタフィクションや物語という形式そのものへの強いこだわり、本格ミステリへの問題意識からくるラディカルな試みなどを渾然一体とさせた作風で知られる。 |
| 時代錯誤とも形容される新本格において、とりわけ色濃く確信犯的なレトロ趣味、(現実的な埒内においての)破天荒さに満ちた犯罪とトリック、ニッチなオマージュ、落語や講談にも似たやや古く軽妙な語り口などの外連味を強く打ち出しており、探偵小説から現代本格まで、その創作は手広い。 |
| バルザック的な人物再登場法による自作同士の関連性は勿論、冒険小説や歴史小説といった他ジャンル、他作家の世界観や現実世界までもが自作とリンクしてしまうようなトリッキーな趣向を凝らした作品群は、“行き過ぎた技巧派”というキャッチコピーをつけられたこともあるほどである。 |
| 2009年、NHKの「探偵Xからの挑戦状!」のために「森江春策の災難」を書き下ろした。 |
森江春策の事件簿シリーズ
| #殺人喜劇の13人(1990年11月東京創元社/1998年10月講談社文庫)。 |
| #歴史街道殺人事件(1995年8月トクマノベルス/1999年6月徳間文庫)。 |
| #時の誘拐(1996年9月立風書房/2001年9月立風ノベルス/2004年3月講談社文庫)。 |
| #地底獣国(ロスト・ワールド)の殺人(1997年9月講談社ノベルス/2001年6月講談社文庫)。 |
| #探偵宣言森江春策の事件簿(1998年3月講談社ノベルス/2005年9月講談社文庫)。 |
| #収録作品:「殺人喜劇の時計塔」「殺人喜劇の不思議町」「殺人喜劇の鳥人伝説」「殺人喜劇の迷い家伝説」「殺人喜劇のXY」「殺人喜劇のC6H5NO2」「殺人喜劇の森江春策」。 |
| #十三番目の陪審員(1998年8月角川書店/2001年8月角川文庫/2008年9月創元推理文庫)。 |
| #不思議の国のアリバイ(1999年9月青樹社/2003年7月光文社文庫)。 |
| #怪人対名探偵(2000年5月講談社ノベルス/2004年12月講談社文庫)。 |
| #和時計の館の殺人(2000年7月カッパ・ノベルス/2004年5月光文社文庫)。 |
| #時の密室(2001年3月立風書房/2005年3月講談社文庫)。 |
| #赤死病の館の殺人(2001年7月カッパ・ノベルス/2005年4月光文社文庫)。 |
| #収録作品:「赤死病の館の殺人」「疾駆するジョーカー」「深津警部の不吉な赴任」「密室の鬼」。 |
| #グラン・ギニョール城(2001年12月原書房/2006年4月創元推理文庫)。 |
| #三百年の謎匣(2005年4月早川書房)。 |
| #収録作品:「森江春策、三百年の謎匣を開く」「新ヴェニス夜話」「海賊船シー・サーペント号」「北京とパリにおけるメスメル博士とガルヴァーニ教授の療法」「マウンザ人外境」「ホークスヴィルの決闘」「死は飛行船に乗って」「森江春策、三百年の謎匣を閉じる」。 |
| #少年は探偵を夢見る森江春策クロニクル(2006年3月東京創元社)。 |
| #収録作品:「少年探偵はキネオラマの夢を見る」「幽鬼魔荘殺人事件と13号室の謎」「滝警部補自身の事件」「街角の断頭台」「時空を征服した男」。 |
| #千一夜の館の殺人(2006年7月カッパ・ノベルス/2009年8月光文社文庫)。 |
| #裁判員法廷(2008年3月文藝春秋/2010年5月文春文庫)。 |
| #収録作品:「審理」「評議」「自白」。 |
| #彼女らは雪の迷宮に(2008年10月祥伝社)。 |
| #綺想宮殺人事件(2010年4月東京創元社)。 |
モダン・シティシリーズ
| #殺人喜劇のモダン・シティ(1994年2月東京創元社/2000年9月講談社文庫)。 |
| #少女探偵は帝都を駆ける(2009年8月講談社ノベルス)。 |
| #収録作品:「名探偵エノケン氏」「路地裏のフルコース」「78回転の密室」「テレヴィジョンは見た」「消えた円団治」「ヒーロー虚空に死す」「少女探偵は帝都を駆ける」。 |
自治警特捜シリーズ
| #死体の冷めないうちに(1998年7月双葉社/2001年2月双葉文庫)。 |
| #収録作品:「忘れられた誘拐」「存在しない殺人鬼」「死体の冷めないうちに」「世にも切実な動機」「不完全な処刑台」「最もアンフェアな密室」「仮想現実の暗殺者」。 |
| #メトロポリスに死の罠を(2002年4月双葉社/2004年9月双葉文庫)。 |
ネオ少年探偵シリーズ
| #ネオ少年探偵妖奇城の秘密(2004年6月学習研究社)。 |
| #ネオ少年探偵電送怪人(2005年6月学習研究社)。 |
| #ネオ少年探偵謎のジオラマ王国(2005年6月学習研究社)。 |
その他
| 名探偵Z不可能推理(2002年4月ハルキ・ノベルス)。 |
| 収録作品:「一番風呂殺人事件」「呪いの北枕」「26人消失す」「ご当地の殺人」「怪物質オバハニウム」「殺意は鉄路を駆ける」「少女怪盗Ψ登場」ほか。 |
| 曇斎先生事件帳シリーズ。 |
| 殺しはエレキテル曇斎先生事件帳(2003年12月カッパ・ノベルス/2007年1月光文社文庫)。 |
| 収録作品:「殺しはエレキテル」「幻はドンクルカームル」「闇夜のゼオガラヒー」「木乃伊とウニコール」「星空にリュクトシキップ」「恋はトーフルランターレン」。 |
| 切断都市(2004年12月実業之日本社)。 |
| 五瓶劇場からくり灯籠(2007年3月原書房)。 |
| 収録作品:「けいせい伝奇城」「五瓶力謎緘」「花都写楽貌」「戯場国邪神封陣」。 |
| 保瀬警部最大の冒険(1994年1月カドカワ・ノベルズ)。 |
| 明清疾風録夢・鄭成功戦記(学習研究社 |
| 名探偵博覧会真説ルパン対ホームズ(2000年4月原書房/2005年8月創元推理文庫『真説ルパン対ホームズ名探偵博覧会I』に改題)。 |
| 収録作品:「真説ルパン対ホームズ」「大君殺人事件またはポーランド鉛硝子の謎」「《ホテル・ミカド》の殺人」「黄昏の怪人たち」「田所警部に花束を」「七つの心を持つ探偵」「探偵奇譚空中の賊」「百六十年の密室」。 |
| 明智小五郎対金田一耕助名探偵博覧会II(2002年12月原書房/2007年1月創元推理文庫)。 |
| 収録作品:「明智小五郎対金田一耕助」「フレンチ警部と雷鳴の城」「ブラウン神父の日本趣味」「そしてオリエント急行から誰もいなくなった」「Qの悲劇または二人の黒覆面の冒険」「探偵映画の夜」「少年は怪人を夢見る」。 |
| 紅楼夢の殺人(2004年5月文藝春秋/2007年8月文春文庫)。 |
| 探偵と怪人のいるホテル(2006年9月有楽出版社)※「非ミステリ」な幻想小説短篇集。 |
| 収録作品:「探偵と怪人のいるホテル」「仮面と幻夢の躍る街角」「少年と怪魔の駆ける遊園」「異類五種」「疫病草紙」「黒死病館の蛍」「F男爵とE博士のための晩餐会」「天幕と銀幕の見える場所」「屋根裏の乱歩者」「伽羅荘事件」「探偵と怪人のいたホテル」。 |
| 迷宮パノラマ館(2007年6月有楽出版社)。 |
| 収録作品:「太平天国の邪神」「カンバリクの盗賊」「グラン・ギニョールの夜」「読心術師」「ブロードウェイの聖夜」「二つの扉」「飛蝗亭事件」「カイン屋敷」「名探偵の使命」「そして誰もいなくなった…はずだった」ほか。 |
| 月蝕姫のキス(2008年10月理論社)。 |
| 黄金夢幻城殺人事件(2011年9月原書房)。 |
共著・アンソロジー作品
| 4悪魔の発明(「F男爵とE博士のための晩餐会」書下ろし、1998年5月廣済堂出版)。 |
| 9グランドホテル(「探偵と怪人のいるホテル」収録、1999年3月廣済堂出版)。 |
| 14世紀末サーカス(「天幕と銀幕の見える場所」収録、2000年1月廣済堂出版)。 |
| 21マスカレード(「仮面と幻夢の躍る街角」収録、2002年1月光文社文庫)。 |
| 29黒い遊園地(「少年と怪魔の駆ける遊園」収録、2004年4月光文社文庫)。 |
| ひとにぎりの異形(「シミュラクラの罠」収録、2007年12月光文社文庫)。 |
| 幻想探偵(「輪廻りゆくもの」収録、2009年2月光文社文庫)。 |
| 凶器の蒐集家(「殺人喜劇の不思議町」収録、1996年3月青樹社)。 |
| 不在証明崩壊(「死体の冷めないうちに」収録、1996年4月カドカワノベルズ/2000年5月角川文庫)。 |
| 本格ミステリーを語ろう-有栖川有栖・小森健太郎・二階堂黎人との対談。 |
| 贋作館事件(「黄昏の怪人たち」収録、1999年9月原書房)。 |
| 堕天使殺人事件(1999年9月角川書店/2002年5月角川文庫)-ミステリ作家11名による長編リレー小説。 |
| 乱歩の幻影(「屋根裏の乱歩者」収録、1999年9月ちくま文庫)。 |
| 黄土の虹(「北元大秘記」収録、2000年2月祥伝社)。 |
| 前夜祭(2000年7月角川書店)-ミステリ作家6名による長篇リレー小説。 |
| 変化(「少年は怪人を夢見る」収録、2000年10月PHP文庫)。 |
| 秘神界(「五瓶劇場戯場国邪神封陣」収録、2002年9月創元推理文庫)。 |
| 全席死定(「そしてオリエント急行から誰もいなくなった」収録、2004年3月徳間文庫)。 |
| 本格ミステリ2002(「フレンチ警部と雷鳴の城」収録、2002年5月講談社ノベルス/2006年1月講談社文庫『死神と雷鳴の暗号』に改題)。 |
| あなたが名探偵(「読者よ欺かれておくれ」収録、2005年8月東京創元社/2009年4月創元推理文庫)。 |
| 密室と奇蹟J・D・カー生誕百周年記念アンソロジー(「ジョン・ディクスン・カー氏、キデオン・フェル博士に会う」収録、2006年11月東京創元社)。 |
| 本格ミステリ2003(「曇斎先生事件帳」収録、2003年6月講談社ノベルス/2007年1月講談社文庫『論理学園事件帳』に改題)。 |
| 本格ミステリ2004(「78回転の密室」収録、2004年6月講談社ノベルス/2008年1月講談社文庫『深夜バス78回転の問題』に改題)。 |
| 本格ミステリ2007(「裁判員法廷二〇〇九」収録、2007年5月講談社ノベルス)。 |
| 名探偵を追いかけろ(「名探偵エノケン氏」収録、2007年5月光文社文庫)。 |
| 名探偵の奇跡(「裁判員法廷二〇〇九」収録、2007年9月カッパ・ノベルス)。 |
日本国外での刊行
| 紅楼夢の殺人(2004年5月、文藝春秋)。 |
| 台湾-紅樓夢殺人事件(2006年7月、遠流出版、黄春秀訳、ISBN9573257971)。 |
| 中国-(2008年1月、群衆出版社、趙建勲訳、ISBN9787501441327)。 |
| 韓国-)、ISBN9788960171015)。 |
出演番組
| 唐沢俊一のポケット(TBSラジオ、2006年12月8日)。 |
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1958年
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芦辺 拓(あしべ たく)は推理作家。本名小畠... |
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1986年
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本名の小畠逸介名義の「異類五種」で第2回幻... |
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