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プロフィール
- 蓮池透とは
- 経歴
- 「最強硬派」から「柔軟路線」へ
- 雑誌「世界」での発言
- 家族会からの「退会」
- 原子力技術の専門家としての活動
- 単著
- 共著
- 関連項目
- 関連サイト
蓮池透(はすいけとおる、1955年-)は新潟県柏崎市出身の技術者、元東京電力原子燃料サイクル部部長。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)元副代表。1978年に北朝鮮に拉致された 蓮池薫(1957年9月29日-)の実兄(学年は3学年上)。
経歴
| 新潟県立柏崎高等学校、東京理科大学工学部電気工学科卒業後、1977年東京電力入社。 |
| 2002年、日本原燃出向。 |
| 同社燃料製造部副部長。 |
| 核廃棄物再処理(MOX燃料)プロジェクトを担当。 |
| 2006年、東京電力原子燃料サイクル部部長(サイクル技術担当)。 |
| 2009年夏に退社。 |
| 一般には誕生日を公表していないが、後述の報道がなされた時点ですでに誕生日を経過していたことから、早生まれであることがわかる。 |
「最強硬派」から「柔軟路線」へ
| 北朝鮮による日本人拉致問題について、「拉致は国家テロ。 |
| 北朝鮮への経済制裁を行え」「これは戦争ですよ。 |
| アメリカならそうするでしょう」といった発言を繰り返し、また制裁要請の為に横田滋・早紀江夫妻同様渡米するなど強硬派と目されていたが、2003年暮頃より、以前に比べて柔軟な発言が目立つようになる。 |
| 翌年の第二次訪朝を機に、家族会や北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)の主流派との間で考えの違いが顕著となり、翌年4月には、事務局長から外れる。 |
| 2008年以降は、北朝鮮への「圧力」に重きを置く路線の効果に疑問を呈し、政府間の直接交渉による帰国実現を訴えており、北朝鮮との「対話」にも重きを置く路線に理解を示している。 |
| 2006年朝日ニュースター『ニュースの深層』に出演した際、本人が語ったところによれば、「拉致事件解決への情熱が薄らぎ、自ら一線を退き帰国者担当になった」とのこと。 |
| また、別の回の同番組では、「考えを改めたきっかけには、弟から北朝鮮の話を聞いたことにある」とも述べている。 |
| 前述の家族会・救う会の右傾化・強硬化を憂い、2009年頃より、それらと一線を画する発言をおこなう一方、左派系とも見られる集会にも参加し、同年8月には現代企画室編集長の太田昌国と共著『拉致対論』を出版している。 |
| 家族会・救う会の主流派は蓮池の一連の発言を「北朝鮮の代弁」と受け取り、反発している |
雑誌「世界」での発言
| 『世界』2008年7月号には、蓮池透の拉致問題に対する次のような発言が掲載された。 |
| 日本政府は少なくとも4度、北朝鮮を騙した。 |
| 地村(保志)さんは「国交がないことが拉致の背景にある」という。 |
| 国交正常化には拉致解決が先だとは思わない。 |
| それは一方的な主張。 |
| 圧力だけでは拉致問題の解決は不可能であり、対話を併用すべき。 |
| 拉致問題により、狭いナショナリズムが醸成された。 |
| 日本は植民地時代のことなど、歴史教育がよくされていない。 |
| 過去の清算を怠ってきた日本政府の責任で弟(蓮池薫)は拉致されたという論理も、成り立つかもしれない。 |
| 弟は「歴史の闇に葬り去られたことはいっぱいある」と言っている。 |
| 過去の清算をきちんとして朝鮮のほうが納得するようにやったらどうかと言いたい。 |
| 以前、横田(滋)さんの訪朝を止めたことについて謝罪したい。 |
| ウンギョンちゃんに会いに行っていただきたい。 |
家族会からの「退会」
| 2010年3月27日、家族会の総会は、「蓮池透を退会させるべきである」との旨を決議した。 |
| 事務局長・増元照明は、「家族会の総意は北朝鮮への圧力を強化して交渉に臨むというもので、誤解を招く」と説明したという。 |
| 翌3月28日には、蓮池の退会が家族会から発表された。 |
| これに対し、蓮池は、「家族会の総意はあくまで被害者の救出。 |
| 私をはずすことで拉致問題が解決するなら甘んじて受け入れるが、残念でならない」「家族会の目的は被害者の救出であり、方法論が多少違ったとしても自由にものを言える多様性も必要ではないか。 |
| 僕をやめさせることで拉致問題が少しでも進展すると判断されたのなら、甘んじて受けるしかない」とコメントしている。 |
原子力技術の専門家としての活動
| 東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事故発生後、東京電力に奉職した原子力技術者として取材を受け、自らが保守を担当した3号機、4号機への思い入れについて語り、INES評価尺度でレベル7と発表されたことについて「工学的には絶対に起こりえないということです。 |
| 私自身、安全審査にも関わっていたので、安全性には絶対の自信がありましたから」「あのような津波は想定していなかった」などとコメントし、柏崎刈羽原子力発電所から数kmの距離に居住する親族からも不安の声があったことを明かした。 |
| 一方で、親族が東京電力に電話を入れたところ定型的な文句で返答した件について、拉致問題への政府の対応と同じなどと突き放した見解を示した「あの蓮池透さんは福島原発でも働いた原子力部長だった」『FLASH』2011年5月10日・17日合併号光文社( |
単著
| 『奪還-引き裂かれた二十四年』2004年、新潮社ISBN4104599011。 |
| 『奪還第二章―終わらざる闘い―』2004年、新潮社ISBN4104599028。 |
| 『拉致―左右の垣根を超えた闘いへ』2009年、かもがわ出版ISBN4780302749。 |
共著
| (太田昌国)『拉致対論』2009年8月、太田出版ISBN978-4778311810。 |
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1978年
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北朝鮮に拉致された蓮池薫(1957年9月29日)の... |
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2002年
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日本原燃出向 |
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