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プロフィール
- 谷口守泰とは
- 略歴
- 受賞歴
- 1960年代
- 1970年代
- 1980年代
- 1990年代
- イラスト展
- 書籍・雑誌
- 関連サイト
谷口守泰(たにぐちもりやす、1943年3月30日-)は、兵庫県出身、京都府在住の日本のアニメーター、イラストレーター。アニメアール代表取締役社長。元大阪デザイナー専門学校アニメーション学科講師、大阪総合デザイン専門学校ビジュアルクリエーター学科特別講師、大阪芸術大学キャラクター造形学科講師。日本アニメーター・演出協会( JAniCA)発起人、会員。
略歴
| 西陣織の図案デザイナー、マネキン制作会社、コマーシャルフィルム制作会社を経てアニメーターとなる。 |
| 長いキャリアと実績を誇るベテランアニメーターで、関西のみならず日本アニメーション界の重鎮である。 |
| 活躍はTVアニメだけに留まらず、多くの(主に関西圏での)CMアニメも手掛けている。 |
| 2009年には、フランスのパリで開催され16万人を動員した日本ポップカルチャーの欧州最大の祭典「ジャパンエキスポ」第10回記念大会において、スペシャルゲストとして招待される |
| 『装甲騎兵ボトムズ』、『蒼き流星SPTレイズナー』という代表作がフランスに紹介されてないにも係わらず、谷口の招待が決定した理由は、『キャプテン翼』、『みゆき』、『シティーハンター』という80年代の作品が現在も尚、フランスにおいてクラシックな人気を誇り、この3作品ともに作画監督として群を抜く印象的な作画を披露したことによるもの。 |
| そして、さらに『サムライチャンプルー』、『スピードグラファー』という近年の人気作においても腕を振るうという、TVアニメ創世記から活躍するベテランのなかにあって類稀な卓越した現役感と功績に敬意を表されてのことである。 |
| 4日間に渡りサイン会、イラストレーションの実演、プレス取材が行われ、日本を代表するベテランアニメーターの来仏に多数の人がつめ掛け会場は沸いた |
| フランス語圏のみならず、サイン色紙を求めイタリアから駆けつけた女性ファンも見られた |
| 多数用意された谷口の描く『キャプテン翼』、『シティーハンター』の直筆サイン入り色紙は、チケット制であったにもかかわらず瞬く間に品切れとなり、谷口のオリジナル・キャラクター色紙が急遽用意されたほどである。 |
| プロフィール資料に記載された膨大な参加作品の数に、取材記者達は一様に驚愕し感嘆した。 |
| そして、フランスでも名の知られるアニメーター沖浦啓之、逢坂浩司、木村貴宏らが谷口の指導を受けたことを知るや、若手アニメーターへの指導方法にも質問は及んだ。 |
| 上記のように主宰するアニメアールにおいて、毛利和昭(劇場版『ポケットモンスター』キャラクターデザイン・総作画監督)、貴志夫美子(『天元突破グレンラガン』作画監督)、吉田徹(『機動戦士ガンダムSEED』作画監督・メカ作監)、河村佳江(劇場版『陽あたり良好』作画監督)、加瀬政広(劇場版『魔法陣グルグル』キャラクターデザイン・作画監督)、糸島雅彦(劇場版『ケロロ軍曹』作画監督)、逢坂浩司(『機動武闘伝Gガンダム』キャラクターデザイン・作画監督)、沖浦啓之(『GHOSTINTHESHELL/攻殻機動隊』キャラクターデザイン・作画監督)、黄瀬和哉(劇場版『機動警察パトレイバー』作画監督)、山本佐和子(『倒凶十将伝』キャラクターデザイン・作画監督)、柳沢まさひで(『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-追憶編』キャラクターデザイン・作画監督)、小森高博(『DARKERTHANBLACK-黒の契約者-』キャラクターデザイン・総作画監督)、大島康弘(劇場版『ストリートファイターII』作画監督)、木村貴宏(『コードギアス反逆のルルーシュ』キャラクターデザイン・総作画監督)、西田亜沙子(『魍魎の匣』キャラクターデザイン・総作画監督)、中谷誠一(劇場版『機動戦士ΖガンダムII』作画監督)、原田大基(『ロミオ×ジュリエット』キャラクターデザイン・総作画監督)、光田史亮(『一億分の一の男』監督・キャラクターデザイン・作画監督)など、現在のアニメーション界を支える、人気・実力を兼ね備えるアニメーターを多数、指導育成したことでも知られる。 |
| デビュー後の1960年代末から1970年代中盤に渡り参加作品を共にした岡迫亘弘を師匠とする。 |
| 1970年代初頭、大阪にスタジオカムを設立。 |
| 村中博美らが加入し『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年-1974年)に村中とともに参加。 |
| 宮本貞夫作監のもとでリアルなキャラクターの下地が形造られる。 |
| 以後、カムは解散するものの、1975年以降は東映動画やサンライズスタジオ制作のメカ物、岡迫亘弘が所属していた土田プロダクション作品を中心に活躍。 |
| 1970年代末、1980年代を一世風靡するアニメアールを大阪に設立する。 |
| 当初は谷口の友人が講師を勤めていた大阪デザイナー学院の卒業生を現場参加させスタートした為、『伝説巨神イデオン』(1980年)では新人育成の感が否めず苦戦を強いられるが、続く『太陽の牙ダグラム』(1981年-1983年)では、アールの若手の成長に伴い、谷口のリアルかつスタイリッシュな人物描写と美しいメカ・エフェクト作画で突出。 |
| 劇場版『ドキュメント太陽の牙ダグラム』(1983年)の「ヘルムート・ラコック暗殺シーン」の新作カットを塩山紀生の指名で作画を担当した後、その流れの中で高橋良輔監督の日本サンライズ製作のリアルロボット物第2弾『装甲騎兵ボトムズ』(1983年-1984年)に参加。 |
| 『ボトムズ』ではシナリオでの主人公「キリコ・キュービィー」の人物造型、主人公像(キリコの一人称で物語が進行する寡黙なハードボイルドヒーロー)に惚れ込んだ谷口は、塩山紀生デザインによるキャラクターに対し、クールさを前面に押し出す意図的なデザイン変更を行ったのである。 |
| それは当然、塩山ファンの反発を招き、現に谷口の元にカミソリを送り付けた者までいたという。 |
| テレビ局側からも当初は、サンライズ側のプロデューサー長谷川徹の元にクレームが入り、谷口にも伝えられていた。 |
| それでも「キリコは僕の思想なんだ」と語る谷口はそれに果敢に挑み続けた。 |
| 当時発行された同人誌において、谷口は他のボトムズの作画陣に不安を感じていた旨を語っている。 |
| 本人曰く「なんとかせなあかんな」と思ったとも。 |
| その谷口の思いを支えたのは、谷口の行為に共感した視聴者、そして当初から谷口の画風を作品世界の創造に不可欠なものと捉えていた監督の高橋良輔、プロデューサーの長谷川徹 |
| 塩山も谷口の意図に理解を示し、自らの絵柄に取り入れ、後のOVAシリーズで新たなハードテイストのキリコ像確立に成功する。 |
| ちなみにキリコの本来の年齢設定は18歳であるが、ハードテイストのキリコの姿立ち振る舞いは、とても18歳の少年とは思えないものである。 |
| これについては谷口は「自分は25歳くらいと考えて作画した」と述べている。 |
| 結果、谷口はアールを率いて、最終話を始め多くの主要エピソードで作画監督を担当し、塩山のオリジナルデザインと人気を二分しカリスマ的な人気を博することとなったこの人気は立体物にも及んでいる。 |
| 放送直後、当時はプロモデラーとしても活動していたあさのまさひこはガレージキットとしてキリコのフィギュアを製作した際、頭部パーツは塩山作画版と谷口作画版の両方を用意し、購入者がどちらかを選択して組み立てられるようにしていた。 |
| またタカラが発売したミクロアクションシリーズの頭部は初期発売のものは塩山作画版を、その後付属品等を変えて発売したものは谷口作画版をイメージした造形となっていた。 |
| やまとが自社製1/12AT用に用意した浅井真紀造形によるアクションフィギュアでも、後に販売したフィアナに谷口作画版をモチーフとしたキリコの頭部をボーナスパーツとしてセットしている。 |
| 高橋監督の『ボトムズ』の次作『機甲界ガリアン』(1984年-1985年)での各話作画監督を経て、1980年代高橋4部作のトリとなる『蒼き流星SPTレイズナー』(1985年-1986年)において、高橋の強い推薦により、満を持してキャラクターデザイナーに就任する。 |
| 一応オーディションは行われたものの、企画概要の決定前に谷口のもとには、「谷口デザイン決定」の内知があったという。 |
| その後サンライズより総作画監督の打診もあったが、谷口はそれを固辞する。 |
| 『ボトムズ』の作画監督経験において実践されてきた、「各話作画監督の個性を尊重したい」というフェアーな理由からであった。 |
受賞歴
| 1984年『第6回アニメグランプリ』作画監督部門ノミネート(装甲騎兵ボトムズ・作画監督)。 |
1960年代
| ビッグX(1964年-1965年、東京ムービー、全59話)原画。 |
| オバケのQ太郎(1965年、東京ムービー、Aプロダクション(現:シンエイ動画)、全59話)原画。 |
| ロボタン(1966年-1968年、大広プロ、京都Aプロ、全104回(全208話))キャラクターデザイン(ノンクレジット)/作画監督※(表記:作画)/絵コンテ。 |
| 夕やけ番長(1968年-1969年、東京テレビ動画(後の日本テレビ動画)、全26話)原画。 |
| 男一匹ガキ大将(1969年、東京テレビ動画、全52話)原画。 |
1970年代
| 赤き血のイレブン(1970年、東京テレビ動画、全52話)作画監督。 |
| モンシェリCoCo(1972年、日本テレビ動画、全13話)原画。 |
| アストロガンガー(1972年-1973年、宣弘社、ナック、全26話)原画。 |
| アニメ・ドキュメントミュンヘンへの道(1972年、日本テレビ動画、全17話)原画。 |
| 正義を愛する者月光仮面(1972年、萬年社、ナック、全39話)原画。 |
| 科学忍者隊ガッチャマン(1972年-1974年、タツノコプロ、全105話)原画(16,21,29,35,41,47,55,59,63,69,75,80,86,99話)。 |
| 山ねずみロッキーチャック(1973年、ズイヨー映像(現:瑞穂)、全52話)原画。 |
| 破裏拳ポリマー(1974年-1975年、タツノコプロ、全26話)原画(6,14話)。 |
| アンデス少年ペペロの冒険(1975年、和光プロ、全26話)キャラクターデザイン(岡迫亘弘と共同)(共同原案/もりやすじ※ノンクレジット)。 |
| 勇者ライディーン(1975年-1976年、東北新社、創映社(後の日本サンライズ)、全50話)作画監督(19,26,31,34,37,46話)/原画。 |
| 超電磁ロボコン・バトラーV(1976年-1977年、東映(本社)、日本サンライズ(現:サンライズ)、全54話)作画監督(45話)/原画。 |
| 大空魔竜ガイキング(1976年-1977年、東映動画、全44話)作画監督(2,8,15,19,24,28,30話)/原画。 |
| ドカベン(1976年-1979年、日本アニメーション、土田プロ、全163話)原画。 |
| 合身戦隊メカンダーロボ(1977年和光プロダクション、全35話)原画(17話)。 |
| 超電磁マシーンボルテスV(1977年-1978年、東映、日本サンライズ、全40話)原画。 |
| 惑星ロボダンガードA(1977年-1978年、東映動画、全56話)作画監督(3,12,17話)/原画。 |
| 超人戦隊バラタック(1977年-1978年、東映動画、全31話)作画監督(7,16話)/原画。 |
| アローエンブレムグランプリの鷹(1977年-1978年、東映動画、全44話)作画監督/原画。 |
| 闘将ダイモス(1978年-1979年、東映、日本サンライズ、全44話)原画。 |
| 宇宙海賊キャプテンハーロック(1978年-1979年、東映動画、全42話)作画監督/原画(6話)。 |
| 科学忍者隊ガッチャマンII(1978年、タツノコプロ、全52話)原画。 |
| SF西遊記スタージンガー(1978年-1979年、東映動画、全73話)作画監督(7,17話)/原画。 |
| キャプテン・フューチャー(1978年-1979年、東映動画、全53話)原画。 |
| ザ☆ウルトラマン(1979年、日本サンライズ、全50話)作画監督(36話)※ノンクレジット表記は作画(原画)。 |
1980年代
| 釣りキチ三平(1980年-1982年、日本アニメーション、土田プロ、全109話)作画監督/原画。 |
| 伝説巨神イデオン(1980年、日本サンライズ、全39話)作画監督(8,13,25,33話)/原画(2,8,13,19,22,25話)※未放映40話の作画監督も担当。 |
| 百獣王ゴライオン(1981年、東映(テレビ事業部)、東京動画(前身:オフィス・アカデミー、全52話)作画監督。 |
| 太陽の牙ダグラム(1981年-1983年、日本サンライズ、全75話)作画監督(4,9,16,22,30,36,41,48,53,60,67話)。 |
| 魔境伝説アクロバンチ(1982年、国際映画社、全24話)原画(11話)。 |
| ゲームセンターあらし(1982年、シンエイ動画、土田プロ、全26話)原画。 |
| さすがの猿飛(1982年-1984年、日本アドシステムズ、土田プロ、全69話)作画監督(31,34話)/原画(12,16,24話)※最終回69話の作画監督はアニメアールの毛利和昭。 |
| みゆき(1983年、キティ・フィルム、全37話)作画監督/原画(12,23,32,36,37話)。 |
| 装甲騎兵ボトムズ(1983年-1984年、日本サンライズ、全52話)作画監督(2,9,14,22,29,33,39,46,52話)。 |
| 機甲創世記モスピーダ(1983年-1984年、タツノコプロ、アニメフレンド、全25話)原画※ノンクレジット。 |
| キャプテン翼(1983年-1986年、土田プロ、128話)演出(89話)/作画監督(12,16,20,26,31,36,40,45,50,54,58,65,84,87,89話)。 |
| らんぽう(1984年、日本アドシステムズ、土田プロ、全21話)作画監督(9,10話)。 |
| 世紀末救世主伝説北斗の拳(1984年-1987年、東映動画、全109話)原画(12,19,24話)。 |
| 機甲界ガリアン(1984年-1985年、日本サンライズ、全25話)作画監督(3,6,13,19,22,25話)。 |
| 星銃士ビスマルク(1984年-1985年、スタジオぴえろ、全51話)作画監督(9,16,24,31,36,42,46話)※最終回51話の作画監督はアニメアールの逢坂浩司、沖浦啓之。 |
| 超獣機神ダンクーガ(1985年、葦プロダクション、全38話)原画(14話)。 |
| タッチ(1985年-1987年、東宝、グループ・タック、スタジオジュニオ、スタジオぎゃろっぷ、キティフイルム、全101話)作画監督(4,10,16話)。 |
| 蒼き流星SPTレイズナー(1985年-1986年、日本サンライズ、全38話)キャラクターデザイン/作画監督(1,4,6,8,12,16,20,25,26,30,33,37,38話)/原画(4話)/オープニング・エンディング作画監督※OP.END作画監督のみノンクレジット。 |
| TheRealGhostbusters<日米合作・日本未公開>(1986年-1988年、コロムビア・ピクチャーズ、ディック・エンタテインメント、コカコーラ、ビジュアル80)キャラクターデザイン/作画監督。 |
1990年代
| ひみつの花園(1991年-1992年、NHKエンタープライズ・総合ビジョン、学研、アウベック、全39話)原画。 |
| 横山光輝三国志(1992年、大日本印刷、スタジオ・ザイン、全47話)作画監督(1,6,12,14,18,25,33話)。 |
| レッドバロン(1994年-1995年、東京ムービー新社(現:トムス・エンタテインメント)、全49話)作画監督(8,15,23話)。 |
| るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(1996年-1998年、SPEビジュアルワークス、スタジオぎゃろっぷ、スタジオディーン、全94話)作画監督(7,12,18,23,32話)。 |
| 神八剣伝(1999年、teamM.S.C.D、パブリック&ベーシック、スタジオボギー、ライフワーク、全26話)作画監督(1,6,11,16,21,25話)。 |
イラスト展
| 稲葉貴洋、斉藤壮一郎、波多野友久、igu、蘇忠男、浜田明美、江口裕子、荘明暉、浜本隆司、えとうまさゆき、鷹木朗、原田アキヒコ、榎本秀利、高田佳菜子、HIME+YOU、オーガフミヒロ、高平亜希、日野希、奥村耕子、立嶋滋樹、平原栄治、勝間としを、谷下朋久、福嶋敏信、蚊野伸也、谷口守泰、藤井知未、カズオオモリ、たま、前田沙織、川勝五大、千足、松波康弘、久次米菜保、鶴鉄雄、三浦康男、久保徳幸、中川みき、三村逸子、KUNTA、中島麦毛利泰房、向野雅恵、中森康夫、モトキセツコ、越田英喜、中村博次、山田真理絵、コミフェス実行委員会、名和輝明、ワクイアキラ、小山賢一、新田岳、小山吏枝、西口司郎、佐伯江梨、西野昌克 。 |
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1943年
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谷口 守泰(たにぐち もりやす)は、兵庫県出... |
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1984年
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(徳間書店) |
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