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プロフィール
- 金英男とは
- 北朝鮮へ渡った経緯
- 会見
- 主張
- 日本での反応
- 韓国での反応
- 関連項目
金英男( キム・ヨンナム、)は、1978年に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に拉致されたとされる人物。ただし、本人は拉致を否定している。北朝鮮の特殊機関に勤務しており、南北統一のための仕事をしているという。日本政府が日本人拉致被害者であると認定した 横田めぐみとの間に娘が一人いる( キム・ウンギョン)。また、再婚相手である パク・チュンファ()との間に息子が一人いる。
北朝鮮へ渡った経緯
| 2006年6月29日、第14回南北離散家族再会事業の中、金剛山のホテルで記者会見が行われた。 |
| そこでは、彼が北朝鮮に渡った経緯が以下のように説明された。 |
| 「全羅北道群山の仙遊島海水浴場に遊びに行ったとき、小さな船に乗っているうちにうたた寝をしてしまい、気がついたときは沖に流されてしまっていた。 |
| 海上を漂流している時、偶然北朝鮮の船に発見され救助された。 |
会見
| この2006年の会見において、当事者国であるはずの日本のマスメディアは参加を許可されなかった。 |
| また、参加を許可された韓国のマスコミも事前に質問事項を提出させられ、口頭での質問は受け付けなかった。 |
主張
| 会見において、金英男は北朝鮮に拉致されたのでは、との質問を否定し「海で北朝鮮の船に救助され北に渡った」と回答した。 |
| また、横田めぐみの生存に関しては「1994年4月13日に病院で自殺した」と回答した(北朝鮮当局は、横田めぐみの死亡を1993年3月と回答している)。 |
| ただし、横田めぐみが死亡しているという明確な証拠・情報は、この会見でも出てこなかった。 |
| また、彼は日本政府の調査によって横田めぐみの遺骨が本人の物ではないとの結果が出たことに関して、「偽物だという幼稚な主張は、夫である私とめぐみに対する侮辱であり、耐えられない人権蹂躙」と激しく非難した。 |
| また、娘のキム・ウンギョンの日本行きには「行かせたくないし、本人も行かないと言っている」と反対の姿勢を示した。 |
| 「私と私の家族の問題が不純な政治的目的に利用されるのを防いでほしい」と発言し、拉致問題解決に向けて北朝鮮への圧力を強める日本を強く批判した。 |
日本での反応
| 日本では、横田めぐみの両親、横田滋と横田早紀江は「会えたのは良かったが、複雑な思い」と感想を語った。 |
| 横田めぐみに関する新しい情報が公開されなかったことについては「北朝鮮の謀略や計画性が見え隠れするが、絶対に惑わされてはいけない」とし、冷静な対応を政府・国民に求めた。 |
| 当時の安倍晋三官房長官は、「北朝鮮で自分たちの考えをそのまま述べることはできない」として、日本政府の関係機関の調査によれば、金英男の証言にはいくつかの矛盾点があるとした。 |
| 日本政府として、引き続き生存者の早期帰国、真相究明、容疑者の引渡しなどを求めるとした。 |
| 日本の主要メディアは、記者会見を北朝鮮当局の主張をなぞっただけ、とする論評を発表した。 |
| 毎日新聞は、「金英男さんに事実を語れと言うのは無理な注文だ」として、会見の裏にある真実を見抜くよう韓国世論に注文した。 |
| 読売新聞、産経新聞の社説は「北朝鮮で自由な発言ができるはずがない」とし、会見は拉致問題を幕引きする北朝鮮の意図が透けて見えると厳しく批判した。 |
韓国での反応
| 会見に対しての韓国のメディア・世論の受け止め方は、28年ぶりの再会実現と高く評価しつつも証言内容を疑問視するなど、北朝鮮への期待感と不信感が混じり合ったものであった。 |
| 会見に対する日本の不信感一色という反応が同時に伝わった事で、北朝鮮に対する圧力を強める日本の態度は変えねばならない、という論調も目立った。 |
| 韓国政府は「対北政策の一貫した努力の成果」と会見を評価した(金英男が拉致被害者であった事を突き止めたのは、日本政府によるDNA鑑定が決め手となっている)。 |
| また、横田めぐみの問題は日本だけの問題であり、韓国と日本が協力することではないとし、拉致問題解決に向けた日本との協力を否定した。 |
関連項目
| 北朝鮮による韓国人拉致問題。 |
| 北朝鮮による日本人拉致問題。 |
| 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)。 |
| 申相玉-北朝鮮に拉致された韓国の映画監督。 |
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1978年
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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に拉致され... |
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1994年
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病院で自殺した」と回答した(北朝鮮当局は、... |
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つながりの強いひと
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キム・ヨンナム
キム・ヨンナム ……キム・スンウ
チャン・スジン ……チェ・ジウ
ミョン・ギナム ……ミョン・ゲナム
パク・エジャ ……チェ・ラン
キム・チャンホ ……キム・チ... |
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寺越武志
日系朝鮮人男性。北朝鮮で金英浩(キム・ヨンホ)という名前で生活している。 |
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キム・ウンギョン
金英男と横田めぐみの娘。日本政府によるDNA鑑定で、二人の娘であることは確認されている。現在は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に居住している。※なお... |
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横田滋
1977年北朝鮮に拉致された横田めぐみの父。妻は横田早紀江。前北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)代表。徳島県徳島市出身。本人は無宗教であり、神... |
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金英子
氏名 金 英子
よみがな キン エイコ
職名 講師
所属(本務) 大学院情報理工学研究科/数理・計算科学専攻
所属(協力)
生年月 1973年 07... |
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盧武鉉
大韓民国の政治家、第16代目韓国大統領(2003年-2008年)。本貫は光州盧氏。カトリック教徒で、洗礼名はユストゥスだが、妻は仏教徒で遺骨も実家近くの仏教寺... |
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著者情報 久保田 るり子 成蹊大学経済学部卒。1975年、産経新聞入社。『夕刊フジ』を経て、1987年韓国延世大学語学堂留学。その後東京本社外信部勤務、防衛庁... |
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