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プロフィール
- 阿刀田高とは
- 経歴
- 作品
- 人物
- 受賞歴
- 社会的活動
- 初期著作
- ショートショート・小説
- 翻訳
阿刀田高(あとうだたかし、1935年1月13日-)は日本の作家、日本ペンクラブ会長。「奇妙な味」の短編で知られる。
経歴
| 両親は共に仙台市の出身阿刀田という珍しい苗字は日本全国に10世帯あるのみ。 |
| 仙台に多く、祖先は阿刀寺という寺を営んでいたが、加藤田という苗字の相手と結婚したことから、両方の文字を混ぜて阿刀田という苗字になったという(『オール讀物』1986年10月号における阿刀田の発言)。 |
| 父方の伯父の阿刀田令造は西洋史学者で第二高等学校第9代校長を務め、名校長と謳われた。 |
| 令造の父の阿刀田義潮(よしとも)は宮城県名取郡下増田村(現在の名取市)の初代村長だった。 |
| 本籍は東京・西荻窪で、戦時中は宮城県の名取に疎開し、増田小学校に通学。 |
| 16歳のとき長岡市で鋳物工場を経営していたエンジニアの父を亡くし、貧しい母子家庭で苦労して育つ。 |
| 長岡市立南中学校、新潟県立長岡高等学校を経て東京都立西高等学校に転校。 |
| 少年時代から科学が好きで、海軍技師、医師、薬剤師と志望を変えた。 |
| 1954年、東京工業大学を受験したが失敗し、早稲田大学第一文学部フランス文学科に入学。 |
| もっぱら奨学金と家庭教師のアルバイトで自活していた。 |
| 早稲田大学に入学した当時は新聞記者を志望していたが、1955年、結核を病んで休学しただし阿刀田自身は「僕も実を言うと、中退してるんです。 |
| 大学二年の頃、結核になってね。 |
| 休学するつもりだったんだけど、事務局の人に、『一年以上も休むんなら、中退した方がいいよ』って言われてね。 |
| ちゃんと手続きをとれば無試験で復学できるんですね。 |
| その間の授業料も納める必要ないし。 |
| だから、二年間療養して、ちゃんと復学できました」と語っている( |
| 、16ヶ月間の療養生活を送る(この時期に多数の短篇小説を読んだことが、後年、小説を書く上で大きな力を与えてくれたという)。 |
| このため志望変更を余儀なくされ、1960年に大学を卒業した後、文部省図書館職員養成所に入学。 |
| 1961年から国立国会図書館に司書として勤務。 |
| このころ、恩師が出版した日本語関係の小冊子に古今東西の殺し文句に関する随筆を発表したところ、思いがけず『朝日新聞』の文化欄に取り上げられて喜ぶ。 |
| 1964年9月、池田書店からの依頼で『ころし文句』(長崎寛との共著)を上梓。 |
| 引き続き、池田書店から『笑いのころし文句』『ユーモア一日一言』などの随筆集を刊行。 |
| 1969年、著書『ブラックユーモア入門』(KKベストセラーズ)がベストセラーとなったことに勇気を得て1972年に退職し、筆一本の生活に入る。 |
| コント、翻訳、広告文案などを手がける。 |
| 1978年、短編集『冷蔵庫より愛をこめて』が直木賞候補となる。 |
| 1979年、短編『来訪者』で第32回日本推理作家協会賞を受賞。 |
| 1979年、短編集『ナポレオン狂』で第81回直木賞を受賞。 |
| 1995年、『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞を受賞。 |
| 2007年より日本ペンクラブ会長。 |
| 現在は新田次郎文学賞、直木三十五賞、小説すばる新人賞選考委員、講談社小説現代のショートショート・コンテスト選考者を務めている。 |
作品
| ミステリーやブラックユーモア分野でのショートショート、エロスが盛り込まれた短編が多く、今までに書いた短編の数は800にもおよぶ。 |
| ショートショートに関しては、「星新一ショートショートコンテスト」の審査員を引き継ぐなど、星新一死後の第一人者的存在。 |
| また、『ギリシア神話を知っていますか』など、世界各国の古典を軽妙に読み解いた随筆でも知られる。 |
| 世界の宗教ダイジェスト本『旧約聖書を知っていますか』『新約聖書を知っていますか』『コーランを知っていますか』の三部作を出版している。 |
人物
| 出生時は双子であった。 |
| 最初に出生した子を弟にするか兄にするかで議論があったが、「最初に生まれた方が兄だ」という父親の判断で、兄につけられる予定だった「高」に命名される。 |
| なお、弟は早世。 |
| 本人は「名前のおかげで長生きできたのかもしれない」とエッセイで書いている。 |
| 姉を肺結核で亡くしている。 |
| 西高校時代は文芸部に所属し、黒井千次と知己になる。 |
| 清水幾太郎の娘が西高校の同窓で、高校によく清水が講演にきていた。 |
| 文部科学省設置の文化審議会の会長を務める。 |
| 1993年から1997年にかけて日本推理作家協会理事長も務めた。 |
| 1995年から2007年まで直木賞選考委員。 |
| また、阪神タイガースのファンであり、テレビ番組において、「1973年10月10日に行われた阪神-巨人戦(後楽園球場)が行われた当日、病気のため入院し、病室にてラジオ実況中継を聞いていた時のこと。 |
| 2回までに阪神が7-0で先行、先発投手江夏ということで、9年ぶりの優勝と巨人の9連覇阻止を確信し、安心したのかいつのまにか眠ってしまった。 |
| 起きてみると7点差を巨人に逆転されており、そのときの精神状態は寝起きのせいもあって、夢かうつつか幻かの混沌状態になって非常に混乱した」などと述懐していた。 |
| 息子の阿刀田寛は日本経済新聞の記者。 |
受賞歴
| 1979年-『来訪者』で第32回日本推理作家協会賞。 |
| 1979年-短編集『ナポレオン狂』で第81回直木賞。 |
| 1995年-『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞。 |
| 2009年-旭日中綬章受勲。 |
初期著作
| ころし文句長崎寛共著池田書店1964。 |
| 笑いのころし文句笑会話入門池田書店1966「殺し文句の研究」新潮文庫。 |
| ユーモア一日一言笑いと教養のオアシス(編著)池田書店1966。 |
| ブラック・ユーモア入門恐怖と笑いのカクテル皮肉と毒舌に強くなるベストセラーズ1969。 |
| 頭の回転テストビジネス・パワーを開発する文和書房1970。 |
| 3分30秒のポルノ無断・盗用を禁ずベストセラーズ1971。 |
| ユーモア×ウィット=?笑いの公式を解く本ベストセラーズ1972 のちワニ文庫。 |
| 江戸ぽるの古川柳と小咄の世界講談社1973「江戸禁断らいぶらりい」文庫。 |
| 詭弁の話術即応する頭の回転ベストセラーズ1974のちワニ文庫、角川文庫。 |
| ことば雑学ブック故事来歴のエピソード集文潮出版1975「ことばの博物館」旺文社文庫、文春文庫。 |
| 3分間怪談子供をおどろかすベストセラーズ1975(ワニの豆本)。 |
| 知的時間と遊ぶ本超思考のレクリエーション・ゲーム ベストセラーズ1978。 |
ショートショート・小説
| 冷蔵庫より愛をこめて講談社1978 のち文庫。 |
| 過去を運ぶ足双葉社1978 のち文春文庫。 |
| ナポレオン狂講談社1979 のち文庫。 |
| Aサイズ殺人事件文藝春秋1979のち文庫、創元推理文庫。 |
| 食べられた男42のショートショート講談社1979 のち文庫。 |
| 夢判断新潮社1980のち文庫 。 |
| 一ダースなら怖くなる文藝春秋1980のち文庫。 |
| ジョークなしでは生きられない新潮社1980のち文庫。 |
| 阿刀田高のブラック・ジョーク大全講談社1980のち文庫。 |
| 壜詰の恋講談社1980のち文庫 。 |
| マッチ箱の人生講談社1981のち文庫 。 |
| 異形の地図角川書店1982 のち文庫。 |
| コーヒー・ブレイク11夜 文藝春秋1982 のち文庫。 |
| 早過ぎた予言者新潮社1982 のち文庫。 |
| 最期のメッセージ42のショートショート講談社1982 のち文庫。 |
| ガラスの肖像講談社1982のち文庫。 |
| 街の観覧車文藝春秋1983 のち文庫。 |
| 夜の旅人文藝春秋1983のち文庫。 |
| 頭の散歩道文春文庫1983。 |
| 危険信号講談社1983のち文庫。 |
| 待っている男角川書店1984のち文庫。 |
| だれかに似た人新潮社1984 のち文庫。 |
| 猫の事件36のショートショート講談社1984 のち文庫。 |
| 風物語講談社1985のち文庫。 |
| 迷い道講談社1985 のち文庫。 |
| 不安な録音器中央公論社1986 のち文庫、文春文庫。 |
| 真夜中の料理人講談社1986のち文庫。 |
| 花の図鑑日本経済新聞社1987のち新潮文庫、角川文庫。 |
| 時のカフェテラス講談社1987のち文庫。 |
| 妖しいクレヨン箱35のショートショート講談社1988 のち文庫。 |
| 獅子王アレクサンドロス講談社1997のち文庫。 |
翻訳
| ほかに編纂ものとして『寄せられた体験』シリーズ(光文社文庫)、「恐怖」シリーズ(福武文庫、光文社文庫)、『ショートショートの広場』(講談社文庫)、『日本の名随筆 七癖』(作品社)など多数。 |
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1935年
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阿刀田 高(あとうだ たかし、 -)は日本の作... |
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1954年
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東京工業大学を受験したが失敗し、早稲田大学... |
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