| ;夜科アゲハ(よしなアゲハ)。 |
| 本作の主人公である、高校1年生の少年。 |
| 今の人生に焦燥感を持て余し、それを晴らすために報酬1万円で知人の相談に乗り、主に暴力的な手段で解決する日々を送っていたが、サイレンの赤いテレホンカードを手に入れたことと、同級生かつ幼馴染の少女雨宮が、同じカードを持って失踪したことで、彼女を探すためにテレホンカードを使い、サイレンドリフトになる。 |
| 白瀧高校1年C組。 |
| 愛知県白滝町在住。 |
| 髪は短髪で藍色、瞳は鳶色。 |
| 背が若干小さいことを気にしている。 |
| 家族は天文学者でNASLの主任を務める父・朱鳥と、OLの姉・フブキ。 |
| 母親とは小学校の頃に死別している。 |
| 朱鳥が単身赴任で東京にいるため、フブキと二人暮らしをしている。 |
| 性格は短気で直情的かつお調子者。 |
| その一方で状況判断力や洞察力・自制心も持ち合わせており、一度決意したことはたとえ殺人であろうとも迷い無く冷静に実行出来る冷徹さも持つ。 |
| マツリにはサイレン世界に恐怖を感じていない、やむを得ない状況下とは言え冷静に手を汚すことを躊躇しない、といった点を危ぶまれているが、同時に絶望的な状況に追い込まれる程危機判断力と力を発揮する、と評価されている。 |
| またネメシスQの主や遊坂には、天戯弥勒と似ていると発言されている。 |
| 服装は7巻までは基本的に制服、以後は天樹の根で貰った黒い服を主に着用している。 |
| タグネックレスを好んで身に付けている。 |
| サイレンドリフト仲間からは、その実力と芯の強さから信頼されている。 |
| 坂口曰く、小動物系の八方美人に弱い。 |
| 雨宮に好意を持っていて、彼女からも信頼と好意を得ているが、恋愛に関してはやや奥手な様子でまだ打ち明けていない。 |
| 雨宮がアビスに支配された際にはショックを受けていたようで、彼女から告白されたが遠回しに拒絶した。 |
| エルモア・ウッドの子供達と非常に仲が良く、特にマリーには恋愛感情までも持たれている。 |
| 宿敵であるW.I.S.Eからは、3回目のゲームの際に星将ドルキを撃破したことから強力な力を持つ反抗勢力として認識されており、「黒いバースト使いの少年」という通り名で呼ばれ、星将グラナからは仲間にしようと画策されている。 |
| 逆にドルキには自分の立場とプライドをズタズタにされたと恨まれており、彼が後に無謀な行動を起こす原因となった。 |
| 4回目のゲームではイルミナによって強化されたドルキと交戦。 |
| 圧倒的実力差に追いつめられるも、エルモア・ウッドの子ども達によって救われた。 |
| 5回目のゲームでは、シャオとともにジュナスと交戦するも神刃の前に敗北し窮地に陥るが朱鳥、飛龍、タツオによって救われた。 |
| 戦いの後、さらに強くなるために朱鳥からノヴァを教えてもらい、雨宮とともにアストナル・ナーヴァに向かった。 |
| W.I.S.Eとの最終決戦後、力を使いすぎたせいで半年間眠り続けたが、未来の人々の呼びかけによって目を覚ました。 |
| その後に夢喰島に雨宮と共に向かい、07号を救出している。 |
| 10年後の未来では、エルモアの依頼を受け、雨宮とともに世界を回り、サイキッカーの子供を保護している。 |
| PSI能力は「暴王の月(メルゼズ・ドア)」。 |
| PSIの力に反応し、吸収して膨張する性質を持った黒いバーストの塊を作り上げる。 |
| その力と特異性から使用者であるアゲハに強烈な負担を強いるが、一度制御に成功すれば、高い攻撃力と応用性を併せ持つ強力な能力となり、遊坂は弥勒の「生命の樹」と似ていると発言している。 |
| その他、エルモア・ウッドでの修行から「暴王の月」をコントロールするための技術、バーストストリームとプログラムを、影虎との訓練によりセンスで感覚を高めて瞬間的にストレングスを扱う、バランスの良いスピード重視のライズを習得している。 |
| また、ストレングス寄りのライズ使用者であればライズなしでも優勢に戦えるほど格闘に長けている。 |
| ノヴァ状態では、自分自身が暴王の月と化す。 |
| 以下は彼の使う技についての説明。 |
| 暴王の流星(メルゼズ・ランス)。 |
| :槍のようにエネルギーを膨張させて標的を貫く小型の「暴王の月」。 |
| 追尾性能が瞬間的なものになっている代わりに、スピードが極端に速いという性質を持つ。 |
| しかし、囮のPSI波動を用意されると追尾の対象がそちらに向けられてしまうという欠陥があるため、実力者相手には遠距離から以外では用いることが出来ない。 |
| :ノヴァ状態では「暴王の流星」を複数個同時に発動させた。 |
| 暴王の月・円盤Ver。 |
| :「暴王の流星」の弱点を補うために、アゲハが新たに編み出した防御型PSIプログラム。 |
| 円盤状に変形させたボウリング球サイズの「暴王の月」で接近してきた敵及びPSIを切り刻む。 |
| ディスク状になるのは、「暴王の月」に自分の周囲の一定範囲内でのみ動くようにプログラムした結果、「暴王の月」が本来持つ「自動的にPSIを捕捉し喰らう」という性質とプログラムが相反するために「暴王の月」に負担がかかるためである。 |
| ネオ天草の太河との戦闘で初めて使用した際には、「暴王の月」の持つ「ある程度のPSIを吸収した後、棘状に膨張し周りのPSI全てを無差別に攻撃する」というもう一つの性質を考慮に入れていなかったために暴走を始め、太河を殺しかけたために強制終了させた。 |
| 以降は、接近戦用として時々使っている。 |
| 暴王の渦(メルゼズ・ボルテクス)。 |
| :研究所潜入作戦の際、遊坂の毒ガス対策に編み出されたPSIプログラム。 |
| 小型の「暴王の月」を複数個、アゲハを中心にしたドーム状の輪に沿わせて回転させることで、周囲全体からの攻撃から身を守る。 |
| 扱う「暴王の月」の質量が大きい上に高度なプログラムであるため、PSIの消費が激しく長時間は使用できない。 |
| また全方向からの防御に重点を置いているため、威力の高い攻撃には破られる危険性がある。 |
| 事実、ジュナスには「薄い装甲」呼ばわりされ、神刃に壊された。 |
| :攻撃モード"裂弾"(スプラッシュ)。 |
| ::「暴王の渦」を攻撃に転用した技。 |
| 「暴王の渦」を構成するリングを分解させて飛ばし、周囲全体を無差別に攻撃する。 |
| 暴王の月"ノヴァ"。 |
| ::体が徐々に暴王に侵食され、一体となる技。 |
| 手から複数の流星を呼び出したり、弥勒のセフィラ・ゲートを防御したりなどすることができる。 |
| また、弥勒の体を突き破り、生命パワーを吸収して勝利した。 |
| 07号によって5回目のゲームが終了した後のミスラ戦では真実を知った弥勒と協力(いわゆる呉越同舟)し、ウロボロスと一体となったミスラを食いつくした。 |
| ;雨宮桜子(あまみやさくらこ)。 |
| アゲハの同級生で小学校からの幼馴染。 |
| 水色の髪を持つ眼鏡っ娘で、体型はスレンダーで小柄。 |
| 顔立ちは端整だが、他人と馴れ合わず、冷たくアナーキーな物言いをするため、クラスメイトからは「氷の女王」と揶揄され、避けられている。 |
| 彼女の人格は本来優しく明るいものだったのだが、両親の離婚、父親との別居などの出来事から次第に心を痛め、家出した際に赤いテレホンカードを拾ってサイレンドリフトとなる。 |
| そして禁人種との戦いの連続から、クラスメイトの言う「氷の女王」が出来上がってしまった。 |
| アゲハがサイレンドリフトとなり仲間を得てからは次第に落ち着いてきて、時折「氷の女王」的な性格が顔を出す事があるが、基本的には優しく真面目な性格になっている。 |
| 本音を隠すのが習慣になっているために分かりづらいが、実は純粋な性格で、こと恋愛に関しては気恥ずかしさから部屋に閉じ篭ってしまう程。 |
| しかし、サイレン世界で碓氷から受けたトランス攻撃により進行性の記憶喪失を患ってしまい、それと同時に今まで封じられていた負の人格「アビス」が顔を見せ始め、苦悩する。 |
| しかしノヴァ習得の修行中に「心鬼紅骨」の力でアビスと正面から向き合い、共に生きる決意をする。 |
| 得意なPSIはライズとトランス。 |
| ライズで身体能力を強化した上での武器を使った格闘を得意とする。 |
| また、有線トランスや長距離テレパシー、包み込むことで幻覚を見せる神経爆弾(マインド・ボム)と、それを応用した「M・J凶気の鎌(マインド・ジャックインサニティサイズ)」など、様々な技を扱う。 |
| 5回目のゲーム直前にエルモアから異能力者によって造られた妖刀「心鬼紅骨(しんきべにほね)」を授かり、以後得物として用いる。 |
| 「心鬼紅骨」は所有者の心の内側を映し出す力を持ち、これを用いることでアビスと対話、さらには具現化させることが出来る。 |
| ノヴァ状態ではトランスの煙で周囲を包み込むことで相手の心を読み、それに合わせてアビスが動く連携攻撃を行う。 |
| アゲハに好意を抱いているものの未だ気持ちを打ち明けられずにいた。 |
| しかしグリゴリ研究所潜入作戦の際「アビス」に身体を乗っ取られ、勝手にアゲハに告白されてしまう。 |
| 以後気持ちの整理がつかずに悩んでいたがちなみにこの間の間の出来事が、小説「anothercall1」で描かれている。 |
| 、アゲハと気持ちを確かめ合うことで元の調子を取り戻した。 |
| 胸が小さいことを少し気にしているらしく、同じコンプレックスを持つ(サイレン世界の)フレデリカがそのことでアゲハにからかわれた時、一緒になって怒っていた。 |
| アゲハ同様「サイレン世界から戻れなくなる」という運命を持ち、シャイナの襲撃によって死に瀕したものの、シャオ・フレデリカの助けで危機を脱出。 |
| W.I.S.Eとの最終決戦後、力を使いすぎたせいで半年間眠り続けたアゲハの傍でずっと看病を続けていた。 |
| 10年後の未来では、エルモアの依頼を受け、アゲハとともに世界を回り、サイキッカーの子供を保護している。 |
| 田村隆平とのコラボレーションとして、第7巻に雨宮のコスプレをしたヒルダが、『べるぜバブ』の第1巻にヒルダのコスプレをした雨宮が掲載された。 |